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Yahoo!広告 ディスプレイ広告 運用型(YDA)のサイトカテゴリーターゲティングについて

  • 2021.06.23
  • 2021.06.21

リスティング広告

今回は、Yahoo!広告 ディスプレイ広告 運用型(以下、YDA)のサイトカテゴリーターゲティングについて解説していきます。

サイトカテゴリーターゲティングとはなにか?から、ターゲティングできる内容の一覧、さらに活用方法まで説明していきます。

サイトカテゴリーターゲティングとは

サイトカテゴリーとは具体的に、どのようなターゲティング手法なのでしょうか。

まずは、Yahoo!広告ヘルプの説明からみてみましょう。

サイトカテゴリーターゲティングでは、特定のカテゴリーを指定し、そのカテゴリーに属するサイト(広告掲載面)に広告を配信するターゲティング機能です。

カテゴリーを指定しない場合は、配信可能なすべての掲載面に広告を配信します。

Yahoo!広告ヘルプ

上記を簡潔にまとめ直すとサイトカテゴリーターゲティングはリターゲティングやサーチキーワードターゲティングなどの「人」をターゲティングしている広告とは異なり、掲載面でターゲティングする手法であることが分かります。

Yahoo!では、TOPページから各情報サイト(ニュース面)へ遷移するユーザーが多いためこのターゲティング手法は非常に有効だと考えられます。

また、WEB広告は「人」をターゲティングし、4マスでは「面」で出稿する、という捉え方をする場合もありますが、サイトカテゴーターゲティングは「面」で出稿するため、新聞広告、雑誌広告に近い感覚を持つことが可能です。

サイトカテゴリーターゲティングの活用方法

サイトカテゴリーターゲティング、最大の活用ポイントはユーザーが『今、興味を示しているモノ』と連動して広告を配信することです。

ゆえに、活用方法も上記の性質を活かした内容になります。

例えば、野球用品などスポーツ関連する商品でしたら、『スポーツ』のターゲティングを行ういます。

また、健康サプリやダイエット器具は生活、料理などのコンテンツが最適となってきます。

また、サイトカテゴリーターゲティングは配信を面で選択できる事から、WEB上の雑誌広告のように扱うことも可能なため、ブランディング広告として活用することも可能です。

例:自動車のページへ「自動車メーカーの新商品」「自動運転技術」の広告を出稿する⇒将来、クルマを買い替える際に第一想起キーワードになりやすくなす。

サイトカテゴリーターゲティング一覧

以下、サイトカテゴリーターゲティングで使用できる一覧となります。

カテゴリー数は277カテゴリーになっており、

  • ニュース、情報系:62カテゴリ
  • ソーシャルサービス:4カテゴリ
  • 電子メール、ストレージ:2カテゴリ
  • エンターテインメント:12カテゴリ
  • 専門サイト(サービス):180カテゴリ
  • 専門サイト(製品、物販):13カテゴリ
  • 専門サイト(その他):4カテゴリ

ニュース、情報系

ニュース、情報系のカテゴリーには「ニュース」「地域情報」「天気」「企業情報」が中カテゴリーとして用意されています。「ニュース」と「地域情報」はそれぞれさらに小カテゴリーが用意されています。

ニュースの小カテゴリーは下記の9つです。

「国内」「海外」「経済」「政治」「地域」「スポーツ」「エンターテインメント」「コンピューター、IT、テクノロジー」「サイエンス」

また、地域情報の小カテゴリーは、47都道府県と海外、を選択することが可能です。

ソーシャルサービス

ソーシャルサービスを大カテゴリーに、その中で「Q&A」「ブログ」「掲示板」に分類されています。

電子メール、ストレージ

上記は、記載の通り「電子メール」と「ストレージ」へ分類し、配信する形となっております。

エンターテインメント

エンターテインメントもさらに、11個のカテゴリーに分類されています。分類項目は下記の通りです。

「芸能」「テレビ」「映像、動画」「映画」「音楽」「漫画、アニメ」「電子書籍」「電子書籍/携帯小説」「ゲーム」「占い」「デコメ」

専門サイト(サービス)

こちらが最も細かく分類されているサイトカテゴリーになります。

中カテゴリーとしては下記の24件に分類されています。

「生活、暮らし」「ライフイベント」「不動産」「法務、税務」「仕事」「教育、学習」「金融」「医療」「美容、健康」「介護」「旅行、旅行券」「出張」「高速バス」「道路、ドライブ」「鉄道、路線」「地図」「レジャー、アミューズメント」「イベント」「スポーツ」「グルメ」「レシピ」「ギャンブル」「通信、インターネット」「アプリ」

上記のカテゴリーがさらに都道府県等に分類されております。

専門サイト(製品、物販)

このカテゴリーには「自動車」「バイク」「ファッション」「インテリア」「携帯電話」「コンピューター」「玩具」「食品」「化粧品」「出版」「オークション」が分類されております。

見ている情報と近しい商材を広告で表示させることで、購買意欲を高めることが可能です。

専門サイト(その他)

「ペット」を中カテゴリーに犬、猫で分類されております。また、「その他法人、事業者向けサイト」もここにカテゴライズされています。

BtoB商材の場合はぜひ、試してみたいターゲティングカテゴリーになります。

おわりに

今回はYDAのサイトカテゴリー配信について解説いたしました。

原則、人をターゲティングするWEB広告において珍しい、広告掲載面でのターゲティングがサイトカテゴリーターゲティングになります。

WEB広告がどこに表示されるのか不安だ、という場合でしたらこのターゲティングが適切かと存じます。

この記事はYDA出稿の際に、YDAに関する情報として役立てば本望です。

  • 2021.06.23
  • 2021.06.21

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