Yahoo! ディスプレイ広告 運用型(YDA)のプレイスメントターゲティングについて
今回は、Yahoo! ディスプレイ広告 運用型(以下YDA)のターゲティング手法である、プレイスメントターゲティングについて解説していきます。
プレイスメントターゲティングは基本的にGoogleディスプレイ広告(GDN)のプレースメントと同様のターゲティング手法となりますので、簡潔に『できる事』と『できないこと』を記載していきます。
この記事の目次
プレイスメントターゲティングとは?
プレイスメントターゲティングについてYahoo!ヘルプが公式に説明しておりますので、まずはそちらを引用します。
プレイスメントターゲティングとは、広告を配信する、または配信対象外とするウェブサイトを指定することで、広告の配信先を制御できるターゲティング機能です
Yahoo!広告ヘルプより引用
つまり、YDAの広告出稿先を面で指定することができる、というサービスになります。
こちらの機能としてはYahoo!が非常に分かりやすく図解している物がございますので、こちらもあわせて引用いたします。
配信するサイトの他に、配信しないサイトも選択することが可能です。
プレイスメントターゲティングのメリット
プレイスメントターゲティングを活用する最大のメリットは「表示サイトを指定できること」になります。
これにより広告を表示したいページが指定できるため、狙ったユーザーへ的確に広告を配信することが可能です。
つまり、新聞広告のような手法をWEB広告でも行える、という事になります。
例えば、レジャー施設へ来場して欲しい場合はお出かけサイト、週末の天気を調べている可能性を考え、天気サイトなどをプレイスメントを設定することができます。
さらに、ショッピングページをプレイスメントすることでカード会社などは、カードへの入会者数を増やす、などの施策を打つことが可能となります。
プレイスメントターゲティングで気を付けること
プレイスメントターゲティングのリスクは広告配信面を固定しまう事です。
これにより、プレイスメント先のサイトが何らかの事情で閉鎖してしまった、メンテナンス中である、といったことが生じることで、広告配信が止まってしまう可能性があります。
なので、問題なく広告が表示されているか、定期的に調べる必要があります。
おわりに
今回はYDAのターゲティング手法の1つである、プレイスメントターゲティングについて解説いたしました。
プレイスメントをうまく活用したことで、YDAの他のターゲティングより効率よくCVを獲得できた例や、CVしてからのリードの確度が高い、などのメリットが生じる事例もあります。
この記事を読んだ人へ少しでもYDAの運用の手助けとなれば幸いです。