【少額予算】リスティング広告を広告費30万以下で始めるためのポイントを徹底解説!
皆さんはリスティング広告を始めようとすると、広告費は最低でいくら用意すればよいと考えますか?
実は、1円からでも出稿することが可能です(理論上)。(1円で1キーワードを購入できれば出稿できます。)
また新たに広告を始めようと考えていても、実際に行動するには、どのくらいの予算で広告を始めればいいのか、費用対効果はよいのかどうかわからないですよね。
さすがに、広告費1円では適切な広告成果を得ることは出来ませんが、今回の記事で少額・低予算でリスティング広告を実施し、しっかりとした成果を出す方法をお伝えできればなと思っております。
この記事の目次
少額予算ってどのくらい?
少額の予算と言っても、いくらからが広告業界でいう少額なのか曖昧では話が進みません。
また「広告費の少額/低額/低予算」といった定義も人により違うことが多々あります。
ですのでこの記事では、[ 30万円以下 ] を少額/低額/低予算として話を進めていきます!
※理由としては、一般的なリスティング運用代行会社の広告費の最低出稿額が30万円であることを想定しているためです。
少額/低額/低予算で広告運用するための手段
まず、少額予算の場合考えられる手段は3つです。
- 自社で広告を運用する(インハウス)
- 自社で運用し、広告会社にコンサルしてもらう
- 広告会社に依頼する
自社で広告を運用する場合
いわゆる、社内で広告を運用する(インハウス)手段があります。
メリット(自社で広告を運用する場合)
- 予算すべてを広告費用に充てることができる。
- コストを抑えながら、広告運用をすることができる。
この手段の最大のメリットは会社の広告予算全てを広告費として出稿に投じることができる点です。
つまり代理店に運用を丸投げするのではなく、自社内でできることを自社自身で行うことで代理店に支払う費用を抑えることができます。
抑えた費用を広告費に回すことができるので、特に予算が限られている場合にこそ、広告費を1円でも増やしたい!損したくないという方に心強い手段といえます。
デメリット(自社で広告を運用する場合)
- 間違えてしまうと、月で使う予算を短期間で消化してしまう可能性。
- 社内の人員、資金を余分に使用してしまう可能性。
一方デメリットは、予算の設定を間違えてしまうと月額予算を1日で消化してしまう可能性があります。
これは、少額だからこそ気を付けたい点ですが、運用そのものが始めたての場合だと高い確率で発生してしまうかもしれません。
さらに、デメリットの一つとして、例えば10万円の広告費を毎日、社内の人が運用することが会社の売り上げにとっての利益に直結するのか?という問題です。
ひょっとすると、広告運用そのものを社員の業務として行うより、他の実務を行った方が会社に利益につながるのではないか?などというように、業務上の効率や広告運用を新しく行うことでそこに投資する時間や資金がかなりかかってしまうのです。
つまり仮にインハウスで行うことになると、社内リソースを余分に使用してしまい結果として業務効率がダウンする可能性があることが少額の場合に最大の壁になるかと思います。
自社で運用し、広告会社にコンサルしてもらう場合
こちらは、「少額・低額コンサルティング」「インハウス支援」と呼ばれるサービスを活用する手段です。
※弊社、サイバーホルンでもお客様からのお問合せがございましたら対応させていただいているサービスになります。
メリット(自社運用、広告会社コンサルの場合)
- 予算調整の失敗を未然に防ぐことができる
- 代理店からのアドバイスの元、運用が可能。
この手段の最大のメリットは、広告設定のミスで予算超過してしまう、広告費を1日で使い切ってしまう、というミスを未然に防げることです。
さらに、代理店からの助言を定期的に得られるので、現在の広告手法のトレンドも取り入れることができる点も挙げられます。
デメリット(自社運用、広告会社コンサルの場合)
- 料金が定期的に発生。
- 広告費が少額であればあるほど、サービス利用費用の割合が高くなる。
デメリットとしては、インハウス同様に、日々の運用業務に対して自社の人員・リソースを割かなければならなくなってしまうことが挙げられます。
最大のデメリットは、基本的にこのサービスは定額料金になります。
そのため、広告費が少額であるほど全体の広告予算のうち、サービス利用にかかる費用が占める割合が高くなる、という事態が発生いたします。
例:広告予算が5万円、コンサルサービス2万円の場合、サービス費用の割合が予算の40%になってしまいます。
ですので、少額・低予算で広告を運用しようとしたつもりが、いつの間にか、そのサービスが広告費用に対して高くなってしまうといったことが発生してしまうのです。
広告代理店・運用会社に依頼する場合
まず、少額予算に対応している代理店を探す必要がありますが、今回の手段としては、広告運用の全てをWEB広告代理店(リスティング運用代行サービスがある)に委託・丸投げする方法です。
※弊社、サイバーホルンは最低出稿額の下限を設けておりません!ぜひ一度お問い合わせください!
https://cyberhorn.co.jp/contact/
メリット(広告代理店・運用会社に依頼する場合)
- 広告の費用対効果の最大化を追求できる。
- 社内のリソースをフル活用できる。
メリットは、広告運用に関して丸投げすることができ、自社内のリソースを確保することで他の業務に集中させることができます。
そして何といっても、広告の費用対効果を最大化できる可能性が高いことがメリットです。
広告運用の専門家に自社の広告の運用・管理を任せることで、広告費用として使いたい費用で最大限の効果を追求することができます。
デメリット(広告代理店・運用会社に依頼する場合)
- 担当する代理店によって当たりはずれがある可能性。
デメリットは、代理店により当たり外れがある、ということでしょうか。
代理店の中には、広告を出稿することが何よりも大切(発注をもらうことが大切)、と考え、運用は二の次三の次、という会社もあります。
なるべく、外れを広告主様が引かないよう、下記に選び方を掲載しておりますのでよろしければ参照ください。
- 【タイパ重視】リスティング広告代理店の選び方!広告費を無駄にしない方法を解説
- 広告費を無駄にしたくない!リスティング広告で効率的に集客成果を上げるための代理店の選び方について紹介します。後悔しないリスティング広告代理店の選び方とは?
少額・低予算でも成果を出すための3つのポイント
お待たせいたしました。ここからは、少額・低額・低予算で成果を出すための広告施策についてお伝えします。
※こちらの施策を全て実行したから必ず成果が出る、ということを保証するものではありませんので、ご理解いただけますと幸いです。
では、3つのポイントを見ていきましょう!
- 獲得キーワードを狙い撃ち
- 配信プランを描ききる
- ポジショニングも大切
獲得キーワードを狙い撃ち
- 「核」(これで獲得する)となるというキーワードを設定する
限られた広告予算(特に少額の場合)で確実にCVを獲得するためには、「自社の商品やサービスを知らない多くの人達(潜在層のユーザー)へもリーチしよう」、などといった施策をする余裕が少ないことが多いです。
そのため、このキーワードで獲得できるだろう、というワードを出稿前に調査し、そのワードを軸/中心にして広告配信を開始しましょう。
※すでにその商品についての知識が高いユーザーや商品に対して興味を抱いているユーザーに対して訴求した方が、より効率的に訴求できることと同様。
一方でそのワードが獲得できなければ迅速に撤退する、思い切りの良さも必要です。
特に、求人や一括見積サービスなどの一般的にクリック単価が高い分野へ参入する場合は、この撤退が最も大切です。
配信を限定する
- 配信する場所、時間などを細かく設定する
少額予算で、確実に顕在層を刈り取るためには、局地的に競合に広告の入札で競り勝つ必要があります。
そのために、例えばBtoB商材ですと、通常はPCを中心にスマホ、タブレットからも取れるかも…などの施策を捨てます。
まずは、取れるであろうデバイス、地域、さらには過去実績がある場合は広告スケジュールも大胆に設定することが、大切です。
独自のポジションを確立する
- 競合性をいかに下げるか。
競合があまりにも多いと、どうやっても少額予算では太刀打ちできない状況も生じます。
あらかじめ、これが予想される分野、業界の場合は、広告配信を行う前に、しっかりとその商材の特徴を把握し、競合性を少しでも下げる、ないしいっそのことそこだけはTOPシェアを目指せるような方向性を持ってしまう、プランニングが必要です。
少額予算では、一般キーワードで広告の費用対効果の最大化を得るためには、広告配信の開始前の準備が必要です。
おわりに
今回は、リスティング広告を少額予算で広告成果を得るためにはどうすればいいか、を弊社の実績をもとにしながら書かせていただきました。
よく、お客様から少額でも本当にやってくださいますか?と聞かれますが、実際に月額広告費が5万円から開始したお客様が今では月額100万を超える広告費をお預けしてくださる事例もございます。
「リスティング広告やWEB広告を始めたいけどどうすればいいか分からない」
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