LINE広告のカルーセル完全ガイド!入稿規定やサイズ・効果的な運用方法
LINE広告の「カルーセル」は、複数枚の画像を横にスワイプできる形式で、1つの広告枠で多角的な訴求が可能なクリエイティブ手法です。使い方次第で、クリック率やエンゲージメントを大きく改善できる重要なフォーマットです。
しかし「入稿規定がよく分からない」「どのような活用方法が最適か迷っている」などの課題から、十分に活かしきれていないケースも少なくありません。
そこで本記事では、カルーセル広告の特徴や入稿規定、成果につなげるクリエイティブのコツを解説します。
LINE広告のカルーセルとは?
LINE広告のカルーセルは、1つの広告枠に複数の画像やテキストをスライド形式で表示できるフォーマットです。
このフォーマットでは、最大10枚までの静止画カードを並べられ、それぞれに個別のテキスト設定が可能。そのため、1つの商品をさまざまな視点からアピールする際や、複数の商品を一度に紹介する際に効果的です。
また、スライドをストーリーのように構成し、ユーザーの興味を引きつけながらアクションに誘導するのもよいでしょう。
このように、カルーセル広告は1つの枠内で多面的な訴求ができることから、エンゲージメントの向上に優れているフォーマットとして、多くの企業から注目されています。
LINE広告のカルーセルと他フォーマットとの違い

LINE広告のカルーセルフォーマットは、通常の静止画広告や動画広告とは異なる特性を持ち、活用シーンや訴求方法に違いがあります。
具体的な違いは、以下のとおりです。
フォーマット | 主な特徴 | 活用シーン |
---|---|---|
カルーセル | 最大10枚の静止画をスライド式に表示 各画像に別々のテキスト設定が可能 | ストーリー構成の訴求 情報の分割提示 |
静止画(画像広告) | 単一の画像で完結 表示面が大きく、メッセージを瞬時に伝えやすい | 単一商品の認知向上 キャンペーン告知 |
動画 | 動きと音声による訴求が可能 | 使用シーンの紹介 感情訴求 |
参照:LINE広告 プロダクトガイド(2025/08/22更新)
カルーセル広告と他の広告フォーマットとの違いは「情報の見せ方とユーザーの関わり方」にあります。
まず、静止画フォーマット(画像広告)は、1枚の画像に情報を集約するため、短時間でメッセージを伝えたいときに有効でしょう。
ただし、1画面内で完結させる分、訴求できる情報量は限られます。
一方で、動画フォーマットは、視覚的・感情的に訴求できる点が特徴です。商品の使用シーンをリアルに伝えたいときや、ブランドの世界観を表現したいときに有効でしょう。
これに対して、カルーセル広告は、ユーザー自身がスワイプ操作によって情報を進める能動的な体験を生み出せるのが大きな特長です。
効果的に広告運用するには、各フォーマットの特性をしっかりと把握し、自社の課題や目標に合った表現方法を選ぶとよいでしょう。
LINE広告のカルーセルを活用するメリット

LINE広告のカルーセルを活用するメリットは、以下の4つです。
- スワイプ操作によりユーザーの能動的なアクションを促進できる
- カードの組み合わせでストーリー性のある広告が作れる
- URLを設定できエンゲージメントが高まる
- 広告一つで複数の訴求パターンをテストできる
スワイプ操作によりユーザーの能動的なアクションを促進できる
まず、ユーザー自身がスワイプして情報を進める「能動的な閲覧体験」が実現できる点です。
静止画広告や動画広告は、基本的に一方通行の訴求ですが、カルーセル形式はユーザーの関心に応じてカードを見るため、自然なエンゲージメントの誘発が期待できます。
主体的に情報を得る導線を設計できるのは、LINE広告の中でもユニークなポイントといえるでしょう。
カードの組み合わせでストーリー性のある広告が作れる
カルーセル広告は、最大10枚まで画像を並べられる点から、ストーリー性を持たせた構成が可能です。
たとえば「悩み訴求」から始まり「解決策」「商品紹介」「利用後の変化」とストーリー展開すると、まるで短編ストーリーのように、ユーザーの関心を自然に引き込めるでしょう。
このように「流れで訴える広告体験」をつくれるのも、カルーセルならではの魅力です。
URLを設定できエンゲージメントが高まる
カルーセル広告では、個別のリンクを設定でき、ユーザーの関心に応じた導線設計が可能です。
たとえば、複数の商品を紹介する場合には、それぞれの詳細ページを設置すると、ユーザーの手間を省けます。
ユーザーにとってストレスのない導線を確保すれば、興味から行動への移行をスムーズにし、エンゲージメントの向上にもつながるでしょう。
広告一つで複数の訴求パターンをテストできる
カルーセル広告は、分析面にも優れています。
特に、カード単位でのインプレッション数やクリック数を取得できる点は、複数の訴求パターンをテストするのに有効でしょう。
そのような機能から「どの訴求が反応がよかったか」「何枚目のカードが離脱ポイントになっているか」など、クリエイティブ改善に直結するインサイトを得られます。
なお、1人のユーザーが複数のカードを閲覧した場合、広告全体では1インプレッション、カード単位では複数カウントされます。
広告全体の数値とカード合算値が一致しない点には、注意してください。
LINE広告のカルーセルを活用する方法
LINE広告のカルーセルフォーマットを効果的に活かす方法は、以下の4つです。
- 複数の商品を一度にアピールする
- バリエーション展開を視覚的に伝える
- 商品の魅力を段階的に訴求する
- 使用シーンやステップを可視化する
複数の商品を一度にアピールする
カルーセル広告の代表的な活用法のひとつが、複数の商品を1つの広告でまとめて紹介する方法です。
特にECサイトとの相性がよく「売れ筋ランキング」「新商品まとめ」「季節のおすすめ」などの形で展開すると、ユーザーの興味を引きやすくなるでしょう。
たとえば、家電であれば「掃除機/加湿器/空気清浄機/電気毛布」のように、ニーズに合わせてラインアップを並べると、暮らしに役立つ複数の商品を同時に訴求できます。
選択肢があることで、ユーザーは自分に合った商品を見つけやすくなり、購買意欲の後押しにもつながります。
バリエーション展開を視覚的に伝える
同じ商品でも「色・サイズ・スタイル」などのバリエーションを効果的に見せたいときにカルーセル広告は力を発揮します。
たとえば、スマートフォンケースを「色違い」「素材違い」で見せたり、コスメであれば「肌タイプ別」「カラー展開」を提示したりと、視覚的な比較訴求が可能です。
テキストにも統一感を持たせると、ブランドの世界観も同時に伝えられるでしょう。
商品の魅力を段階的に訴求する
LINEのカルーセル広告は、商品の魅力を段階的に伝えるストーリー展開にも最適です。
たとえば「特徴→使用方法→利用者の声→特典」の流れで配置すれば、1枚目から順に読み進めるごとにユーザーの理解と興味が深まります。
このアプローチは、サービス系商品や高単価商材など、複雑な訴求が必要なケースで有効でしょう。
使用シーンやステップを可視化する
時系列やプロセスのある内容を、視覚的に伝えるのにも活用できます。
たとえば「使い方の流れ」「導入までのプロセス」などを整理して表示すると、複雑な内容も直感的に理解してもらいやすくなります。
さらに、具体的な使用シーンをカードに分けて紹介すれば、ユーザーがイメージしやすくなり、商品のリアリティも増すでしょう。
LINE広告のカルーセルと相性の良いケース

LINE広告のカルーセルが効果を発揮しやすいケースは、以下のとおりです。
業種・ジャンル | 効果を発揮する理由 |
---|---|
電子書籍 | ストーリー展開をカードで表現でき、漫画形式でユーザーの関心を惹きつけやすい |
ECサイト | 複数商品を1つの広告で一覧化。売れ筋・新着・カテゴリ別などで多角的に訴求できる |
人材・求人サービス | 「業種」「条件」「年収」など多要素を訴求できる |
飲食 | 豊富なメニューを視覚的に提示。料理の写真で食欲を刺激し、アプリDLや注文行動へ自然に誘導できる |
美容・健康商材 | 複数の特徴を1枚ずつ見せ、商品の魅力を詳細に伝えられる |
アプリ | サービスの使い方や機能をステップ形式で説明。スワイプで楽しみながら理解を促進できる |
不動産 | 外観・間取り・内装など、物件の情報をカードごとに整理してわかりやすく提示できる |
LINE広告のカルーセルは「伝える情報が多い」「比較や展開を見せたい」「ストーリーで訴求したい」ケースに有効です。
ただし、どれだけ相性の良い業種であっても、成果につながるかどうかは、設計の巧拙にかかるでしょう。
以下すべてを戦略的に組み合わせてこそ、カルーセル広告は本来の力を発揮します。
- 魅力的なビジュアルの選定
- 1枚ごとの役割を意識したストーリー構成
- ユーザーに届く適切なターゲティング
「ただカードを並べる」ではなく「ユーザーの心を動かす体験をつくる」視点で設計してみてください。
LINE広告のカルーセル配信面

LINE広告のカルーセルにおける配信面は、以下の8つです(※2025年8月時点)。
配信面 | 配信面の特徴 |
---|---|
LINE NEWS | 月間利用者7,700万人超の国内最大級ニュースメディア |
LINE VOOM | ショート動画・エンタメ中心のフィード型メディア ビジュアル訴求やストーリー構成が有効 |
ウォレット | LINEポイントやLINEクーポン、金融サービス利用時に表示される |
LINEポイントクラブ | ポイント獲得や使い道を確認する場 ECやサブスク訴求と相性良し |
LINEブランドカタログ | LINEショッピングと統合された商品訴求特化面 |
LINEクーポン | 飲食・小売系のクーポンと相性良し |
LINEホーム | アプリトップに表示される主要接触面 |
LINE Monary | 興味関心ベースで情報を届けるレコメンド型配信面 |
参照:LINE広告 媒体資料(2025年8月22日更新)|LINEヤフー株式会社
同じカルーセル広告でも、表示される配信面によってユーザーの目的や心理状態が異なります。どの配信面で、どんな構成にするかを、戦略的に設計しましょう。
LINE広告カルーセルフォーマットの入稿規定

LINE広告カルーセルフォーマットの入稿規定は、以下のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
カード枚数 | 最小2枚~最大10枚 |
画像サイズ | 1080×1080px(正方形) |
ファイルサイズ | 10MB以内 |
形式 | jpg/png |
タイトル | 20文字以内(全角・半角問わず) |
ディスクリプション | 40文字以内(全角・半角問わず) |
アクションボタン | 管理画面の選択肢から指定 |
リンク先URL(任意) | 各カードにパラメータ付きURLの設定可 |
参照:LINE広告 媒体資料(2025年8月22日更新)|LINEヤフー株式会社
参照:LINEヤフー for Business 入稿規定
また、カルーセル広告は、Webとアプリの両方で配信可能ですが、細かい入稿仕様に違いがあります。
以下では、異なる点を整理しました。
項目 | Web | アプリ |
---|---|---|
遷移先 | LPのURL | リンク先URL ディープリンク アプリストア ランディングページ インプレッションURL |
ラベルの設定 | 任意で設定可能(最大3つ・合計17文字以内) | 非対応 |
参照:LINE広告 媒体資料(2025年8月22日更新)|LINEヤフー株式会社
意図した導線やユーザー体験を実現するには、配信先に応じた最適な入稿設計が欠かせません。
広告をどの環境に配信するかを明確にしたうえで、入稿規定に沿って設定しましょう。
LINE広告のカルーセル配信手順8ステップ

LINE広告のカルーセルを配信する手順は、以下のとおりです。
- LINE広告マネージャーにログインする
- 新しいキャンペーンを作成する
- キャンペーン情報を入力する
- 広告グループを作成する
- 広告作成画面に進み、フォーマットを「カルーセル」に設定する
- 広告の基本情報を入力する
- カルーセルカードを2〜10枚アップロードする
- プレビューで確認し、保存して審査申請する
LINE広告マネージャーにログインする
まず、LINE広告マネージャーにログインします。
新しいキャンペーンを作成する
「+キャンペーン作成」をクリックし、配信目的を選びます。
主なキャンペーン目的は、以下のとおりです。
- ウェブサイトアクセス
- ウェブサイトコンバージョン
- アプリインストール
- アプリエンゲージメント
- 友だち追加
- 動画再生
- 商品フィードから販売
- リーチ
キャンペーンの目的は、広告配信の大枠を決めるうえで重要なので、慎重に選びましょう。
キャンペーン情報を入力する
キャンペーンの基本情報を入力します。
主な入力項目は、以下のとおりです。
- キャンペーン名
- ステータス
- 掲載期間
- 上限予算(任意)
- 最適化設定(任意)
- 入札戦略(任意)
- 1日の予算(任意)
入力が完了したら「保存して広告グループ作成へ」をクリックし、次のステップに進みます。
広告グループを作成する
広告グループを作成します。
主な設定項目は、以下のとおりです。
キャンペーン | 作成したいキャンペーンを選択 |
---|---|
広告グループ名 | 管理用の名前を入力。広告配信には表示されませんが、分析時にわかりやすい名称にするのがおすすめです。 |
ステータス | 「利用可能」または「一時停止」を選択 |
また、広告の目的に応じてターゲットを設定します。
年齢・性別・地域に加えて、興味関心や行動データを使ったオーディエンスターゲティングも可能です。地域指定は最大100までで、それ以上はエラーになるので注意してください。
広告作成画面に進み、フォーマットを「カルーセル」に設定する
広告を作成します。
「広告」タブから「+広告を作成」をクリックし、広告フォーマットで「カルーセル」を選択しましょう。
課金方式によって選べるフォーマットが異なりますが、カルーセル広告は CPC課金/CPM課金のどちらでも利用可能です。
広告の基本情報を入力する
広告の基本情報を入力します。
Web配信とアプリ配信で入力項目に違いがあるため、それぞれ整理しておきましょう。
Web配信の設定項目
画像 | メディアから選択(1080×1080px、jpg/png、10MB以内) |
---|---|
タイトル | 20文字以内 |
ディスクリプション | 40文字以内 |
アクションボタン | 管理画面から選択 |
ランディングページ | LPのURLを入力 |
リンク先URL(任意) | 計測ツールのURLを入力可能 |
インプレッショントラッキングURL(任意) | サードパーティー計測用URL |
続いて、アプリ配信の設定項目です。
アプリ配信の設定項目
画像 | 内容 |
---|---|
データ | メディアから選択(1080×1080px、jpg/png、10MB以内) |
タイトル | 20文字以内 |
ディスクリプション | 40文字以内 |
アクションボタン | 管理画面から選択 |
アプリ | 広告グループで選んだアプリが自動反映 |
遷移先 | リンク先URL ディープリンク アプリストア ランディングページ インプレッションURL |
リンク先URL(任意) | 計測用URLを入力可能 |
インプレッショントラッキングURL(任意) | サードパーティー計測サービスから提供されたURL |
参照:LINEヤフー for Business 広告を作成する
参照:LINE広告 媒体資料(2025年8月22日更新)|LINEヤフー株式会社
配信目的に応じて、入力内容が異なる点を意識すると設計がスムーズです。
カルーセルカードを2〜10枚アップロードする
カルーセルカードを2枚以上(最大10枚)アップロードします。
入稿サイズは、以下のとおりです。
- サイズ:1080×1080px
- 形式:jpg/png
- ファイルサイズ:10MB以内
アップロード手順
- 広告マネージャー画面左上の[共通ライブラリ]→[メディア]をクリック
- 「メディア」に登録しておいた画像から使用するものを選択
- カードごとに異なる画像を設定
画像サイズが規定と異なる場合は、アップロード時にトリミングツールを利用できます。トリミングした画像は上書き保存になり、1枚の画像から複数のバリエーションを作成できません。
また、画像の縦横が400px以下、または10,000px以上の場合は表示されないので注意しましょう。
プレビューで確認し、保存して審査申請する
入力内容に誤りがないか、表示崩れがないかをプレビューで確認します。
問題がなければ、保存して審査申請しましょう。LINEの広告審査を通過すると、配信を開始できます。
参照:LINE広告 マニュアル|広告を作成する
参照:LINE広告の始め方5ステップ アカウント開設から出稿までの流れ
LINE広告のカルーセルで効果的なクリエイティブのコツ

LINE広告でもっとも重要なのは、クリエイティブです。
特にカルーセル広告では、以下の点を意識しましょう。
- 1枚目のカードに最も強い訴求を入れる
- ストーリー性を持たせた構成にする
- デザインに統一感を持たせる
- 情報を詰め込みすぎず「1カード=1メッセージ」を意識する
- ターゲットに刺さるコピーを入れる
- 複数のパターンでA/Bテストを実施し勝ちパターンを見極める
1枚目のカードに最も強い訴求を入れる
カルーセルは、複数の画像を見せられるフォーマットですが、最初の1枚で注意を引けなければ最後のカードまでみてもらえません。
ファーストカードには、最も強力なコンテンツを配置しましょう。
ストーリー性を持たせた構成にする
カードの並びは、ストーリー性を意識しましょう。
たとえば「問題提起→解決策→商品紹介→利用後のベネフィット」のように並べると、自然にユーザーの理解を深められます。
購買や登録への心理的ハードルを下げる効果も期待できるので、カードの順番はぜひ意識してみてください。
デザインに統一感を持たせる
複数枚の画像を使えるからこそ、デザインには統一感を持たせましょう。
フォントや配色、ビジュアルのテイストがカードごとにバラバラだと、広告全体の印象が弱くなります。
また、ブランドカラーやトーンを統一すると、スワイプしても一貫性を感じられる広告になり、信頼性が高まります。
情報を詰め込みすぎず「1カード=1メッセージ」を意識する
カルーセル広告は、複数枚のカードで情報を伝えられるのが強みですが、1枚に要素を詰め込みすぎると逆効果です。視認性が落ち、結局どの情報も伝わりません。
そのため「1カード=1メッセージ」を意識し、本当に伝えたい内容に絞りましょう。
「ユーザーが最後までストレスなく閲覧できるか?」という意識が大切です。
ターゲットに刺さるコピーを入れる
どんなにデザインが魅力的でも、ユーザーの心を動かすのは「言葉」です。
特にカルーセル広告は、カードごとに短いテキストを設定できるため、端的で強いコピーを用意するとよいでしょう。
具体的にどのようなコピーが成果を出しやすいかは、以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
複数のパターンでA/Bテストを実施し勝ちパターンを見極める
「どの訴求が一番効果的か」は、配信してみないと分かりません。
画像やコピーを少しずつ変えた複数パターンをテスト配信し、クリック率やコンバージョン率を比較しましょう。
効果の高い要素を残しながら改善を重ねると、成果の最大化を目指せます。
LINE広告のカルーセルを活用する際の注意点

LINE広告のカルーセルを活用する際は、以下の点に注意してください。
- 入稿後の順番入れ替えは不可
- クリエイティブ品質にも注意
- すべてのカルーセルカードが広告審査の対象
入稿後の順番入れ替えは不可
カルーセル広告のカードは、管理画面で設定した順番通りに表示されます。広告掲載後に自動で順番が入れ替わることはありません。
そのため、最初に見せたいカードやストーリーの流れを考慮し、入稿前に構成をしっかり設計する必要があります。
たとえば「注目度の高い商品を1枚目に配置する」「最後のカードでクロージング要素を入れる」など、意図的に順番を決めましょう。
クリエイティブ品質にも注意
カルーセル広告は、クリエイティブの品質そのものも成果を左右します。
特にLINE広告は、配信面がユーザーの生活動線に溶け込む設計なので、訴求が一目で伝わるデザインでなければ、成果につながりません。
そのため、各カードにおいて魅力的で伝わりやすいデザインとコピーを意識するとよいでしょう。
すべてのカルーセルカードが広告審査の対象
LINE広告では、カルーセル広告を構成するすべてのカードが、広告審査の対象です。
特に化粧品や健康食品など、表現規制の厳しい業種を扱う場合には、以下の点に注意してください。
- 効能効果を逸脱した表現
- 不快感を与える画像
- 根拠のない最大級表現(No.1、絶対、永久など)
上記を広告に反映させた場合、審査落ちにつながる可能性が高くなります。
広告を作成する際は、LINE広告審査ガイドラインを必ず確認し、複数人でのチェック体制をつくるとよいでしょう。
LINE広告の効果的な運用ならサイバーホルン

会社所在地 | 〒463-0025 愛知県名古屋市守山区元郷2丁目1205 |
---|---|
設立日 | 2013年3月21日 |
おすすめポイント | AI×職人のハイブリッド運用 リアルタイムの成果可視化とスピーディーな改善 成果にこだわるクリエイティブ制作 |
費用 | LINE広告サービス 初期費用:0円 アカウント構築:0円 広告費:予算により決定 運用手数料:広告費の20% 最低出稿予算:10万円~ クリエイティブ制作:要問い合わせ |
実績 | 要問い合わせ |
公式サイト | https://cyberhorn.co.jp/ |
LINE広告の効果的な運用は、サイバーホルン株式会社にお任せください。
当社は、国内最大級のSNSであるLINEを活用し、最新の媒体情報と豊富な運用ノウハウを掛け合わせて、成果につながる広告運用を実現します。
当社の特徴
- 媒体特性×運用経験で成果を最大化
- 24時間365日、運用データをフル開示
- 業種・目的に合わせた「勝てるクリエイティブ」を提供
- レーマン方式の手数料で広告費を効率活用
「これからLINE広告を始めたい」
「代理店に任せているけど成果に満足できない」
「クリエイティブ改善で差をつけたい」
このような課題をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ:LINE広告のカルーセルはクリエイティブ戦略がカギに

カルーセル広告は単なる「カードの寄せ集め」ではなく、ユーザーに体験として伝えるクリエイティブ設計があってこそ力を発揮します。
成果を最大化するには、戦略と表現を両立したクリエイティブ戦略がカギになるでしょう。
PDCAを回して改善を積み重ね、効果的な運用を進めてみてください。