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【LINE広告】動画広告とバナー広告の表示例と成果について(実績データあり)

  • 2022.11.15

SNS広告

最近のWEB広告では、動画広告市場が伸びている、という背景もありLINE広告でも動画の入稿が可能となっております。

そこで、今回はLINE広告において動画広告が有効なのか、それともLINE広告の場合は動画も入稿可能ではあるが、やはりバナー広告の方が良いのか、について解説していきます。

LINE広告の表示のされ方について

実際の実績紹介の前に、LINE広告で入稿できる広告のプレビューを見ていただければと思います!

なお、LINE広告の入稿規定に関しましては、別記事にて紹介させていただいておりますので、そちらもご覧いただけますと幸いです。

【LINE広告入稿規定】フォーマットごとの画像サイズや文字数などの詳細な情報のまとめ

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今回は、LINE広告の入稿規定やフォーマットのサイズ、注意点などを表などを使用して見やすく記事にまとめていきます。 LINE広告について詳しく解説している記事は...

LINE広告のバナー広告表示例について

LINE広告のバナーは正方形(1080×1080)、長方形(1200×628、600×400)の3サイズ入稿することが可能です。

LINE広告の特徴として、広告の掲載面が多岐にわたる(LINEアプリ、LINE関連アプリ等)ため、表示枠が多く、掲載の種類も多数あります。

正方形(1080×1080)バナーの表示例

1080×1080バナーの表示例

実際の表示は正方形の入稿バナーと広告のタイトル(見出し)、広告文(ディスクリプション)で構成されるため、長方形の形になります。

また、LINE公式アカウントで設定したアカウント名、アイコンも表示されるため、各々しっかりと準備することが望ましいです。

長方形(1200×628)バナーの表示例

1200×628バナーの表示例

入稿するバナークリエイティブは長方形ですが、広告主のアイコン、タイトル、広告文が追加されることで実際の表示は正方形に近い形で表示されます。

こちらも、1080×1080の正方形バナーと同様に「アイコン」と「LINE公式アカウント名」が表示されますので、しっかり準備することをお勧めします。

長方形(600×400)バナーの表示例

600×400バナーの表示例

こちらは、600×400とSNS広告の中でも小さいクリエイティブ入稿規定になっています。

広告の表示例の通り「見出し」が2行で表示される、という稀な表示形式になっておりLINE広告ならではかと思います。

LINE広告の動画広告表示例について

続いて、LINE広告の動画広告の表示例についてまとめていきます。

LINE広告の動画広告は正方形の1:1、横長長方形16:9、縦長長方形の9:16の3種類があります。

正方形(1:1)動画広告の表示例

正方形(1:1)動画広告の表示例

1:1の正方形動画広告の場合、広告の入稿要素としては、1080×1080のバナー広告と同様になり、バナーの箇所に動画が入る形になります。

横長長方形(16:9)動画広告の表示例

横長長方形(16:9)動画広告の表示例

こちらも、1200×628のバナー広告と同様になります。

縦長長方形(9:16)動画広告の表示例

縦長長方形(9:16)動画広告の表示例

9:16の縦長動画広告ですが、こちらは動画のみが入稿広告の掲載面「LINE VOOM」への掲載になります。

こちらの広告表示のメリットとしては、スマートフォンの全画面に表示される、という点で広告の表示が他よりも大きく、現状「LINE VOOM」専用の広告としては、動画広告のみとなっているため「LINE VOOM」に掲載したい、という場合は必須条件になります。

広告の掲載実績はどうか?(動画広告とバナー広告を比較して)

ここからは、LINE広告に関して実際にバナー広告と動画広告の数値(成果)を比較していきます。

下記はとある小売り商材の実績データになります。

広告タイプ表示単価クリック単価コンバージョン率
動画広告¥300¥200.3%
バナー広告¥200¥400.8%
LINE広告_バナー広告と動画広告の比較

同一商材で出稿した場合、上記のような結果と弊社の場合はなりました。

当然、クリエイティブの良し悪し等もありますので純粋な比較は難しいのですが、下記のようなことが言えるかと思います。

  • 広告を多くの人に見て欲しい ⇒ バナー広告
  • 多くの人をサイトに誘因したい ⇒ 動画広告、バナー広告どちらも有効
  • CVを獲得したい ⇒ バナー広告

基本的にLINE広告に限らず、WEB広告、SNS広告を出稿する理由としてはリードの獲得や、商品の販売が広告目的になるかと存じますので、上記のデータからですと、バナー広告の方が優先度は高いかと思います。

もし、制作費等の余力がある場合は、どちらのクリエイティブも入稿することで、CPAの改善行動はバナー広告で実施しつつ、動画広告を織り交ぜることでCV数の底上げを実施することが可能です。

LINE広告の場合、動画広告はインプレッション課金限定ですが、バナー広告の場合はインプレッション課金、クリック課金のどちらも選択することが可能、という点もあります。

つまり、動画広告に関してはインプレッション課金に限定されているため、クリック率を高めれば高めれるほど、同一ターゲティングでは成果が向上する、という可能性がありますので、動画広告をLINE広告に入稿する際には、クリック率をKPIの1つに含めるとより良い成果が上がるかも知れません。

おわりに

今回はLINE広告の動画広告・バナー広告の表示例から、実際の成果差に関しても踏み込んだ内容を解説させていただきました。

実績データとしてはバナー広告の方が成果が良いですが、実際の運用という側面ではどちらも入稿した方が良いと考えています。

理由としては、バナー広告で獲得が鈍い際に、動画広告の獲得が堅調という事例も多数あるため、相互補完としての機能を果たしてくれる可能性が高いためです。

LINE広告の運用を代理店に依頼することを考えている方は是非、下記弊社サービスもご覧いただけますと幸いです。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

  • 2022.11.15

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