サイバーホルンのブログCyberhorn's Blog

【Looker Studio入門】Looker Studio(旧:Googleデータポータル)をマスターするまで (おすすめの本、学習法)

  • 2023.07.07
  • 2021.02.12

データ×マーケティング

*2022年10月にGoogleデータポータルからLooker Studioに名前が変更されました。

今回は、Googleデータポータルの入門におすすめの本、勉強方法について紹介します。「Googleデータポータルって便利とは聞いているんだけど、どうやってマスターすればいいですか?」と気になっている方の参考になれば幸いです。

そもそもLooker Studioって何なの?という方にはこちらの記事もございます↓

【Looker Studio】(旧Googleデータポータル)でいったい何ができるの?活用事例付

【Looker Studio】(旧Googleデータポータル)でいったい何ができるの?活用事例付
Looker Studio(旧)Googleデータポータルでなにができるの?今回は、Looker Studioでできること、弊社での活用事例について紹介します!...

Google Looker Studio による レポート作成の教科書

私が Google Looker Studio (旧:Google データポータル、データスタジオ)を勉強するにあたり、参考にした本がこちらです。

かなり使い込んでいたため、コーヒーのシミが付いたり、今となってはぼろぼろです、、、

書籍名が「Google データスタジオ」となっていますが、これは 「Google データポータル」の旧名称です。

Google データポータルの URLは今でも datastudio.google.com となっており、「Google データスタジオ」の名残りがところどころ見受けられます(2021年)。→https://lookerstudio.google.comに変更(2023年7月現在)

また、データスタジオ時代から活用なさっている方との会話の中でも、古い名称で呼んでしまうことが無きにしもあらずです。

この本の基本的な構成は、以下のとおりです。

  1. これからのweb解析レポート
  2. Googleデータポータルの基本操作、活用法
  3. web解析の基礎
  4. レポートの構成、コンテンツについて
  5. グラフ等を用いた可視化について
  6. さらに高度な活用法について

webアクセス解析、という題材を通して、データポータルの利用方法、web解析の基本、さらには、ビジネスの場面での「良い」レポートとは? という話題まで網羅されています。

webアクセス解析、Google Analytics に関する本はいくつも出版されていますが、この本を頼りにしつつ、仕事の中で実戦をこなしていく中で、Googleデータポータルに関する力が相当身についたと実感しています。

Amazon – Googleデータポータルによるレポート作成の教科書 安田 渉

Google Looker Studio( 旧:データポータル)に関するその他の書籍

Google Analytics と関連した書籍

「Google データポータル」の話題をメインに扱った唯一に近い本が、上記に上げた本です。

その他としては、「Googleアナリティクス」「web解析」を扱った本にちょっとだけ、データ可視化の技法として Google データポータル に触れられている場合もあります。下記の本が、その例の一つです。

Amazon – 徹底活用 Google アナリティクス デジタルマーケティングを成功に導く解析・改善のための操作ガイド

web解析の基盤である Google Analytics と相性がいいことから、Google Analytics とデータポータルを絡めた本はいくつか出版されています。

しかしながらGoogleデータポータルを使うことは、データを集計し可視化する一つの手段に過ぎません。

「Googleデータポータルの使い方を覚えたい」場合は、上記の本のように、「どんなデータを解析・可視化の対象とするのか」を明確にした上で、web 解析というような切り口から入ってみるのもいい勉強方法と思います。

私の場合は、web解析とは少し異なりますが、「web広告データ」の可視化、自動レポート化のために Google データポータルを用いてきました。

web解析以外にも、データポータルが幅広く活用され、そのノウハウが共有されていくことを期待したいところです。

Tableau に関する本は充実しつつある

Google データポータルは「BIツール」とよばれるビジネスアプリケーションの一種に含まれますが、他の BIツール としては、Tableau などが有名です。

特に Tableau は日本国内でも導入事例が増えてきており、そのノウハウに関する書籍も充実しています。

Amazon – Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック ~データ加工からダッシュボード作成まで~

Amazon – データ視覚化のデザイン

上記の本は Tableau を切り口として、ビッグデータの可視化、解析について扱った本ですが、Googleデータポータルの活用を進める上でもヒントになることが多く書いてありそうなので、個人的には近いうちに読んでおきたいと感じています。(読んだら感想を当ブログにてシェアさせていただきます)

公式のドキュメントも重要な教材

Google データポータルを活用する上で最も参考にすべきは、公式から提供されているヘルプページです。

ここまで紹介した本には、基本的な関数の使い方などは紹介されていますが、関数を組み合わせた処理 (たとえば、URLパラメータを削除した URL別レポート) を表やグラフにしたい場合は、関数のリファレンスを参考にしながら実装しました。

Google データポータル ヘルプ – 関数のリファレンス

関数のリファレンスを最初読んだときは、エンジニア向けの「プログラミング言語のドキュメント」のような難しさがありましたが、実際の業務で実装したいことを試行錯誤する中で、「あ、こういうことが書いてあるんだ」と理解できるようになりました。

新機能のリリースのお知らせは、本国の英語で発表されていることもあったりするので、最新情報を英語で追いかけるのは少し大変な部分もあります。

最終的に参考にすべきは公式ドキュメントですが、本ブログでも追々、公式ドキュメントを理解し、Googleデータポータルを更に使いこなすためのヒントを書いていければと思っております。

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  • 2023.07.07
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