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【ショートカットキー一覧】パソコン作業が劇的に改善するキー操作のヒント30選(windows)(弊社研修資料)

  • 2023.07.21
  • 2021.02.22

組織づくり/ナレッジ

本記事では、PC作業効率化のショートカットをお伝えします。特に、PCを本格的に使い始めたばかりの大学生の方や、新社会人の方に是非ともマスターしていただきたい内容になっております。

今回は、弊社で利用しているPC作業効率化に関する研修資料を、多くの人にお伝えできる形で再構成しました。 「レポートや課題でPCを本格的に使い始めるようになった」、「PC作業でスピード感が求められるようになった」、そんな方もショートカットを使いこなすことができるようになれば、PC作業がスピードアップすること間違いなしです!

まずはショートカットできる内容ショートカットキーの一覧を表にしてお伝えいたします。

スタート画面ショートカットキー一覧
「スタートメニュー」を表示「windows」
「デスクトップ」を表示「windows」+「D」
「設定画面」を表示「windows」+「I」
「タスクバーからアプリ」表示「windows」+1~10
アプリやウィンドウを切り替える「Alt」+「Tab」
基本操作ショートカットキー一覧
操作を元に戻す「Ctrl」+「Z」
操作をやり直す「Ctrl」+「Y」
すべてを選択「Ctrl」+「A」
複数の項目を選択する「Ctrl」+「→」「↓」「←」「↑」
選択した項目を切り取る「Ctrl」+「X」
選択した項目をコピー「Ctrl」+「C」
選択した項目をペースト「Ctrl」+「V」
新規ウィンドウを開く+ファイル作成「Ctrl」+「N」
ファイル保存「Ctrl」+「S」
ファイルを開く「Ctrl」+「O」
ファイルを印刷「Ctrl」+「P」
ファイルとフォルダーショートカットキー一覧
前のフォルダーに戻る「Alt」+「←」
戻る前のフォルダーに進む「Alt」+「→」
親フォルダーに進む「Alt」+「↑」
ファイルやフォルダーの名前変更「F2」
ファイルやフォルダーを検索「Ctrl」+「F」
ウィンドウを閉じる「Alt」+「F4」
操作+システムショートカットキー一覧
ウィンドウを最大化・最小化「windows」+「↑」「↓」
ウィンドウを左半分・右半分に「windows」+「←」「→」
すべてのウィンドウを最小化「windows」+「M」
パソコンをロックする「windows」+「L」

これらの一覧の中から、よく使用する覚えておきたいショートカットキーについて解説をしていきたいと思います。

ショートカットの覚え方

前提としてはショートカットは暗記するのではなく、「無意識に使えるように、手に覚えさせる」ものです。

下記のショートカット紹介を読みつつ、1 つ1 つのショートカットがちゃんと実行できるか確かめてみましょう。

ショートカットをが実行できて「なるほど」と思った後は、無理に暗記しようとせずとも、一旦忘れてしまって大丈夫です。

「この作業がショートカットで可能なのだ」ということだけでも覚えていれば、具体的なショートカット内容を忘れてしまったとしても、調べれば再度チャレンジしていくことで上達していきます。

ショートカットを「暗記」するのではなく、使用頻度が高いショートカットからマスターしながら、作業効率化の術を少しずつ「手に覚えさせる」ことが重要です。

基本操作 / ファイル操作

上記の表にもありましたが、ここから先は実際に使って便利だと思うショートカットキーを詳しくご説明いたします!

ここでは、windows の基本操作、ファイル操作についてお伝えします。ファイル操作したり、作業画面を切り替えたりといった、PCで様々なタスクをスムーズに行う上で基本的かつ重要な内容です。

作業ウィンドウ切り替え (alt+tab)

キーボード左下の alt を押したままにしながら、左上の tab を何度も押すことで、作業ウィンドウ(アクティブウィンドウ)を切り替えることができます。

これにより、画面下のタスクバーをいちいちクリックして各アプリケーションの画面を行き来する手間を、キーボード操作で完結させることができます。

一発でデスクトップに戻る (windows + D)

キーボード左下にある windowsロゴのボタン+ D を押すことで、デスクトップに一発で戻ることが可能です。

いくつもの作業画面を立ち上げている中でデスクトップに戻りたい時に、非常に便利な機能です。

このショートカットを知らない場合は、下のバーの右のほうにある領域を押すことでデスクトップを表示させるか、作業ウィンドウをすべて最小化する必要が生じます。いずれにせよ、マウス操作が伴うため、キーボード操作でデスクトップに戻れる windows + D は便利な機能です。

ファイルエクスプローラーを開く(window + E)

ファイルエクスプローラーとは、ファイルを選ぶときに使うお馴染みのあの画面です。word文書を作る、Excelシートを作るといった作業にはたいてい、ファイルを探したり管理したりする操作が生じます。

そこで、window + E を押せば、ファイルエクスプローラーを一発で立ち上げることができます。

ショートカットを知らない場合、ファイルを探して開くときは、スタートボタンからファイルエクスプローラーを開いたり、デスクトップにあるショートカットから開く必要がありました。

PC作業のたびにほぼ必ず開くファイルエクスプローラーは、window + E によりキーボード操作で一発で完結させたいところです。

ファイル名変更 (f2)

ファンクションモード (fn) が有効になっている時に f2 を押せば、ファイル名変更のできる状態になります。この機能は ctrl + C と同様の超基本操作として有名と思われます。

右クリック(キーパッドを二本指タップ など)

ファイルエクスプローラー、word や excel 作業のときに、右クリックのオプションを出すことが多いでしょう。数多く行う右クリックの動作も、マウスをつかって右クリックするよりも、ショートカットを使うといった、もっと楽な方法に変えれば、作業スピードが速くなること間違いなしです。

右クリックの代用にはいくつか方法があります。

1つ目は、surface などキーパッドがあるラップトップPC機種では、マウスパッドを二本指でタップすることで右クリックが立ち上がります。(この方法はキーボードを使わないので、厳密にはショートカットではありません)

2つ目は、スペースボタンの両隣にある、書類のようなロゴが書かれたボタンを押すことです。

3つ目は、shift + f10 を押すことです。

ショートカットで右クリックオプションを立ち上げたらば、あとは上下キーで項目を選んでEnterを押せばいいので、右クリックのどの操作もキーボードのみで完結させることが可能です。

よく使うアプリの爆速起動 (window + 数字)

はじめに、windows ロゴの隣にある検索バーはほぼ使わないので、非表示にしておくのがオススメ設定です。

よく使うアプリは、タスクバー(画面下にある帯の部分)にピン留めしておきましょう。(起動中アプリロゴを右クリックすることで、タスクバーに固定するオプションを選べます)。

例えば以下の例の場合、「Windows」+「1」を押せば、ファイルが開きます。

なお、window + 数字 で、タスクバーに固定してある左から「数字」番目のアプリを瞬時に立ち上げ可能です。(たとえば、chromeをタスクバーの一番左に置いたら、win + 1 で立ち上がる)

タスクバーのアプリの順序は、タスクバーのアプリロゴをドラッグすることで入れ替え可能です。

なお、ファイルエクスプローラーは win + E で立ち上がるので、タスクバーに登録する必要は無いように思います。(特定フォルダを一発で開きたい場合は、特定フォルダへのショートカットをタスクバーに置いておくのも一つ)

マウスパッドを最大限活用する

ラップトップ PCでは、マウスパッドで操作するケースが大半です。従来のマウスパッドは、カーソル操作部分、右クリック、左クリックの3つの要素からなる倍が多かったですが、最近の surface などは、カーソル操作部分しか存在しない場合も多いです。

マウスパッドのカーソル操作の部分でさまざまなアクションをすることにより、様々なコントロールが可能です。先ほど紹介した二本指で軽くタップすることにより、右クリックオプションを出せるものその一つです。

二本指でパッドを上下すれば、ブラウザなどのページを上下スクロール可能です。これにより、キーボードの矢印ボタンを押したり、スクロールバーをドラッグしたりするよりも、より直感的なスクロール操作が可能です。

さらに、三本指でマウスパッドを左右に移動すれば、alt + shift で実現できるのと同様な、ウィンドウ切り替えが可能です。

なお、ここで紹介したマウスパッド操作は、機種や設定によって異なる場合があります。

ウィンドウの最大化、分割、最小化(windows + 矢印)

winodws + ↑ で、画面最大化、win + ↓ で画面最小化が可能です。これにより、画面を最大化したいとき、アプリは閉じたくないがウィンドウを最小化したい時に、いちいちウィンドウ右上のところをマウス操作する必要なく、キーボードだけでウィンドウ管理を完結させることができます。

win + ← を押せば、今のウィンドウを画面左半分に寄せることが可能です。そのとき、もう半分のウィンドウに何を表示させるか選ぶ画面が出てきて、画面を2つに分割して活用できます。(win + → でも同様)

左半分でブラウザの参考サイトを開き、右半分でwordを開いて文章を書く、といったケースで非常に便利です。

スクショ (windows + shift + S)

スクショは、windows + shift + S を押せば矩形選択の画面が出てくるので、画面範囲を選んだスクショが可能です。なお、スクショした画面はクリップボードに保持されている(はず)なので、他の部分に貼り付け可能です。

また、スクショした画面がピクチャウィンドウで立ち上がるので、ウィンドウ分割と組み合わせることで、右側でスクショした画像を表示、左側でその内容を文書に転記する、といったことが可能です。

一瞬でシャットダウン

「win + X 」→ 「U」→「U」 を順番に押せば、シャットダウン操作をキーボード操作だけで完結させることが可能です。初めてこれを知ったときは感動しました。

ブラウザ操作 (主にchrome)

多くの作業には、ブラウザを立ち上げて調べ物を調べ物をする作業が伴うケースが大半です。

ブラウザ操作のショートカットをマスターすることで、調べ物の効率を大幅に上げることができ、作業全体のスピードも大幅に高めることが期待できます。

前にアクセスしたページに戻る (alt + ←)

alt + ← で、前にアクセスしたページに戻れます。これにより、ブラウザ左上にある左矢印ボタンの押す手間なく、前に開いたページに戻れます。

ちなみに、alt + → では、戻る前のページに戻ることが可能です。

ちなみに、alt + ← は、ファイルエクスプローラーにおいても、前に開いていたフォルダ階層に戻るショートカットです。なお、alt + ↑ で、今いるファイル階層の1つ上に移動することができます。

URLバーにカーソル移動 (ctrl + L)。

ctrl + L で、URLバーにカーソル移動が可能です。そこにワードを入れれば検索できますし、url入力も可能です。

url をコピーして Excel などに貼り付ける作業のときは、「ctrl + L 」でurl にカーソル → 「ctrl + a」で全選択 → コピー の動作が便利です。

ページ内検索 (ctrl + F)

ctrl + F でページ内検索が可能です。ショートカットを使わないならば、chrome 右上のオプション一覧から「検索」を選ぶ操作をマウス操作する必要が生じます。

ページ内検索により、知りたい情報が書かれている箇所に一発でジャンプできるので余計なパートを読む必要がなくなります。

なお、ctrl + F は、word や Excel 、Adobe pdf reader など、様々なアプリケーションで共通する検索ショートカットです。

新しいタブを開く (ctrl + t)
新しいウィンドウ (ctrl + n)

ctrl + t で新しいタブを開く、ctrl + n で新しいウィンドウを開くことができます。

ブラウザで様々なサイトを並行して開いて作業する場合、みなさまはブラウザの「タブ」と「ウィンドウ」をどのように使い分けているでしょうか?

私の場合は、ブラウザで開くサイトのテーマを変える場合に、ウィンドウを変えて立ち上げるようにしています。新しいウィンドウで開いたブラウザは、alt + tab で画面切り替えすることが可能です。

リンクを新しいタブで開く (ctrl 押しながらクリック)

ctrl を押しながらリンクをクリックすることで、新しいタブでリンク先を開くことができます。

検索結果画面から複数サイトの内容をチェックしたい時には、検索結果のリンクを ctrl + クリックで新しいタブで開きまくるようにしています。(検索結果画面にいちいち戻らない)

また、このショートカットを活用することで、ブックマークバーにあるリンクを新しいタブで立ち上げることができます。(わざわざ新しい空のタブを立ち上げて、そこで立ち上げる手間が不要)

なお、ブックマークバーに登録するサイト名は自分が識別できる程度に短くして、できるだけ多くのサイトがブックマークバーに登録できるようにしています。

タブの移動 (ctrl + tab)

ctrl + tab で、右隣のタブに移動可能です。alt + tab によるウィンドウ切り替えのときと同じ要領で、ctrl + shift を押しながら tab を押すことで、左隣のタブに戻ることができます。

また、ctrl + 「数字」で、左から「数字」番目のタブを開くことができます。たとえば ctrl + 1 では、一番左にあるタブに移動することができます。

タブを閉じる (ctrl + w) / 消したタブの復活 (ctrl + shift + t)

タブ閉じるにはctrl + w 、間違って消したタブの復活は、 ctrl + shift + t で可能です。

ctrl + shift + t を何度も押せば、その前、更にその前… に消したタブを復活できます。

このように、タブ切り替えに関する操作をマスターすれば、複数タブを自由自在に行き来しながら、効率的なブラウザ操作が可能です。

最後に

PC作業効率化におけるポイントは、マウスとキーボードの手の移し替えを極限まで減らす、キーボードで可能な操作はキーボードで完結させることにあります。

繰り返しになりますが、ショートカットを「暗記」するのではなく、使用頻度が高いショートカットからマスターしながら、作業効率化の術を少しずつ「手に覚えさせる」ことが重要です。

大抵の作業は、PC操作そのものが重要なのではなく、PCを使って作成する文書といった成果物のほうが大切です。

「アウトプットする成果物そのものの内容や質を高める」時間や余力を確保するためにこそ、ショートカットを無意識に使いこなしながら面倒なPC操作の手間を減らすことが重要なのです。

また、ショートカットの威力を体感できれば、更に他のショートカットにも関心が向くようになり、使いこなせるショートカットの幅が広がっていくように思います。

本記事では基本windows 操作やブラウザ操作についてお伝えしましたが、Excel や Word といった個別アプリケーションのショートカットについても、同じ要領でマスター可能です。

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(文章 : Cyberhorn マーケティング × データ チーム エンジニア)

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