広告目的別!SNS広告の媒体選択について
今回は、SNS広告の出稿先媒体を選択する場合の選択方法について解説します。
今回は、「広告目的別」のSNS広告の出稿媒体の選択方法についてです。
広告を出稿しようとしている目的について記載されている箇所だけでも、目を通していただけると幸いです。
この記事の目次
広告出稿の目的について分類してみよう
WEB広告、特にSNS広告を出稿する場合には大きく分けて3つの広告目的があるかと思います。(弊社への問合せベースをもとに分類しました。)
その代表的な3つのは下記です。
- 商材を売りたい/問合せを獲得したい
- 商材、サービス、会社の認知度を向上させたい
- 今後の見込み顧客層の獲得
最も多い広告の出稿目的はもちろん1番目の「商材を売りたい/問合せを獲得したい」になります。
この広告目的は、広告⇒LP⇒問合せの獲得、という最もシンプルかつ、売り上げに直結するためWEB広告全般においても、SNS広告においても多い出稿目的になります。
続いて、SNS広告を商品、サービス等の認知拡大に活用するケースです。
こちらは、SNS広告以外ですといわゆるタクシー広告などに近い広告だと言えます。
多くのユーザーが空き時間等に活用するSNSを通じて「新商品出ました」「こんなサービスあります」といったことをユーザーへ視認してもらい、知ってもらう施策になります。
最後に、今後の見込み顧客層の獲得です。
これは、SNS広告ならではの施策になります。SNS広告のフォローワー数や、友達の数を増やすための広告施策です。
フォロワーになってもらうことで、ユーザーがフォローを外さない期間は、自然投稿などを実施することで見込み顧客と接触することが可能になるため、今後、企業アカウントを開設し、SNSの運用を検討されている場合などには非常に有効な広告手法となります。
商材を販売したい/問合せを獲得したい場合のSNS広告媒体の選び方
上記の場合の広告媒体の選択方法はズバリ、その商材のターゲットは誰か?になります。
例えば、商材は20代の女性向けの化粧品とします。この商品を販売するためにFacebook広告へ出稿します。となると。これはベストな媒体選択ではありません。
なぜか?と言いますとSNS媒体にはそれぞれ、その媒体を利用しているユーザーに特徴があります。
例に挙げたFacebook広告はユーザー層がまず男性に比率の方が高いSNS媒体です。この時点で、女性向け、というターゲットから外れていることが分かります。
さらに、利用者の年齢層です。Facebook広告は30代より上の世代が良く利用しています。さらに、40代~50代がボリュームゾーンになります。
このように、広告する商材によって媒体を選択することは非常に大切になります。
もちろん、これらのSNS媒体の選択は広告代理店に相談することで、実績、運用例を交えて提案してもらえるかと思います。
商材、サービス、会社の認知度を向上させたい場合のSNS媒体の選び方
今度は、認知獲得のためのSNS媒体の選択方法についてです。
これは、上記で記したSNS媒体の「ユーザー層」の他にも加味して考えることが増えます。
まず、第一に「どんな認知を獲得したいのか」になります。
例えば、おしゃれな雰囲気を知って欲しい、という事でしたらそれは「インスタ映え」という言葉がある通りInstagram広告が最も適した配信手法になります。
逆に、ビジネスマンに知って欲しい、と考えるのであれば唯一PCでも閲覧することが可能Facebook広告が向いているといえるでしょう。
一方で、全年代の人に知って欲しい、という場合は国内で最も利用者が多いLINE広告が有力な候補になるかと思います。
さらに、認知拡大に欠かせないのが、同予算でどのくらい認知を獲得することができるか、になります。
一般的にはLINE広告が最も低価格で広告出稿することが可能ですが、Instagram、Facebook広告も認知拡大の配信設定にすることで、多くの表示回数を獲得することが可能です。
認知拡大には、その次の一手も必要となりますので、そこも踏まえたWEB広告、ないしSNS広告全体の戦略策定が必要になるかと思います。
今後の見込み顧客層の獲得の場合のSNS媒体の選び方
今後の見込み顧客層の獲得の場合には、商材によるSNS媒体の選択の前に、大前提として必要なことがあります。
それは、獲得した見込み顧客層へのアプローチ方法が決まっていること、です。
例えば、LINE、Instagram、Tik Tok、Twitterなどの代表的なSNS媒体の中で今後、運用していくのはInstagram、と考えているのに、LINEの友達を増やす、などの施策を取ってしまっては本末転倒です。
そこで、今後運用するSNS媒体に基づいて、広告出稿を選択する必要があります。
LINEでクーポンを配布する、という方針が決まっているならLINE広告の友達追加広告、Instagramでフォローキャンペーンを開催するならば、Instagram広告でフォロワー数獲得広告を出稿する、という流れです。
そのうえで、商材との相性を検討していくことが必要になってくるかと思います。
補足:今後の見込み顧客層の獲得について
上記で、例えばLINE友達追加を獲得するなら、LINE広告というように媒体を選択することが良い、という表記をしましたが、必ずしもそれが正解とはなりません。
例えば、LINEの友達追加を獲得したい、しかも20代の女性が欲しい、という場合では、Instagram広告を活用してターゲットを狙いうちすることも可能です。
このように、媒体をクロスさせて活用することで+αの効果を生み出せるケースもあります。
終わりに
今回は、広告出稿目的別のSNS広告の媒体選択について解説しました。
しかし、SNS広告の媒体は多様化し、広告効果が高い媒体も多様化、変化し続けています。
もし、SNS広告を出稿することを検討されている場合は遠慮なく、代理店にお問合せ下さい。
貴社に最も最適な広告配信手法、媒体を提案します。
最後までお読みいただきありがとうございました。