SNS広告の代理店5選！メリット・デメリットから選び方まで解説
「トレンドのSNSを活用して集客したい」
「SNSは種類が多くて自社で対応しきれない」
このような悩みのある方のため、本記事ではSNS広告のおすすめ代理店をご紹介します。代理店に依頼するメリット・デメリットや各種SNS広告の費用相場、選び方のポイントまで解説します。
この記事の目次
SNS広告代理店とは？
SNS広告代理店は、各種SNS広告の運用を代行してくれる会社です。SNS広告は媒体によって形式や課金形態、ターゲティング属性などが異なります。主なSNS広告として、以下のような媒体が挙げられます。
| 広告形態 | 広告形式 | 課金形態 | ターゲティング属性 |
|---|---|---|---|
| 画像広告 動画広告 カルーセル広告 コレクション広告 | CPC CPM | コアオーディエンス カスタムオーディエンス 類似オーディエンス | |
| 写真広告（フィード） 動画広告（フィード） ストーリーズ広告 カルーセル広告 コレクション広告 発見タブ広告 | CPC CPM CPI CPV | コアオーディエンス カスタムオーディエンス 類似オーディエンス | |
| プロモアカウント プロモツイート プロモトレンド | CPC CPM CPI CPV フォロー課金 エンゲージメント課金 | テイラードオーディエンス オーディエンスの特性 オーディエンスの機能 オーディエンスの条件 | |
| TikTok | 起動画面広告 チャレンジ広告 インフィード広告 運用型広告 | CPM CPC CPV 期間契約 | ユーザー属性 通信環境 興味関心 など |
| Youtube | インストリーム広告 バンパー広告 インフィード広告 アウトストリーム広告 マストヘッド広告 オーバーレイ広告 インバナー広告 | CPV CPM CPC | ユーザー属性 興味関心 アクショントピック など |
| LINE | Web AD App AD Video AD | CPC CPM CPF（友だち追加） | デモグラフィックデータ配信 オーディエンス配信 リーチ＆フリークエンシー など |
代理店によっては、複数のSNSの広告運用はもちろん、その他の広告運用も可能なケースもあります。
SNS広告の運用を代理店に依頼する3つのメリット
SNS広告の運用を代理店に依頼するメリットをご紹介します。ここでは、以下の3点について解説します。
- 専門知識やノウハウに沿った運用を期待できる
- 複数のSNSに対応できる
- 自社のリソースを確保できる
専門知識やノウハウに沿った運用を期待できる
代理店に依頼することで、代理店ならではの専門知識やノウハウを活かした運用を期待できます。効果的なWeb広告の運用には専門知識やノウハウが必須です。代理店であれば、時期によるトレンドや広告媒体の最新情報をふまえた運用ができるでしょう。
複数のSNSに対応できる
複数のSNSに対応できるのも、代理店に広告運用を依頼するメリットの1つです。複数のSNSで運用することで、より効果的な広告運用が期待できます。複数のSNS広告に対応しなければならない場合、媒体によって異なるノウハウが求められます。しかし、一般企業で複数媒体に対応するにはコストもかかり、あまり現実的ではありません。代理店に依頼すれば、SNS毎のノウハウを活かした運用を任せられます。
自社のリソースを確保できる
SNS広告の運用には多くのリソースを必要とします。新しく人材を雇用したり、専門のチームを組んだりするといった負担も生じるでしょう。SNS広告には画像や動画といったクリエイティブ制作も大切なため、外部のデザイナーやクリエイターに依頼する必要もあります。代理店なら多くのタスクをお任せできて自社のリソースを節約できるため、他の業務に支障をきたすことなく広告運用が可能です。
SNS広告の運用を代理店に依頼する2つのデメリット
SNS広告の運用を代理店に依頼する際は、注意すべきポイントもあります。ここでは、以下の2つのデメリットについて解説します。
- 依頼にコストがかかる
- 社内に運用ノウハウが蓄積しにくい
依頼にコストがかかる
代理店に依頼する場合、広告運用そのものにかかる費用以外に、手数料や初期費用といったコストがかかります。代理店へ依頼する場合は、予算や料金プランを慎重に検討することがおすすめです。
低料金から依頼できる代理店や、一定額以上の契約で手数料が下がる代理店、初期費用がかからない代理店など、コストをおさえられることもあります。そうした代理店に依頼すれば、コスト面での不安を軽減できるでしょう。
社内に運用ノウハウが蓄積しにくい
社内に運用ノウハウが蓄積しにくい、という点も代理店に依頼するデメリットです。代理店に依頼すれば、たしかに専門知識やノウハウを活かした運用を行ってくれますが、自社内で試行錯誤しながらノウハウを蓄積することは難しくなります。
代理店によっては、レポートや広告アカウントを共有してくれる場合もあります。本格的なインハウス支援を提供している代理店もあるため、将来的にSNS広告運用のインハウス化を検討している場合は、そうした代理店を選ぶと良いでしょう。
SNS広告の運用を代理店に依頼する場合の費用相場
ここでは、SNS広告の運用を代理店に依頼する場合の費用相場について解説します。代理店に依頼する場合は、広告媒体に支払う「広告運用費」に加え、代理店側に支払う「諸費用」がかかるのが一般的です。媒体別の広告運用費の相場と、代理店に支払う諸費用の相場について解説します。
SNS広告の料金体系
主なSNS広告の課金形態、費用相場は以下の通りです。
| 広告媒体 | 課金形態 | 費用相場 |
|---|---|---|
| CPC CPM | 100～200円/1クリック 100円/1000回表示 | |
| CPC CPM CPI CPV | 50～100円/1クリック 500～1000円/1,000回表示 100～150円/1インストール 5～7円/1再生 | |
| CPC CPM CPI CPV フォロー課金 エンゲージメント課金 | 24円～200円/1クリック 400～650円/1,000回表示 100～250円/1インストール 5～20円/1再生 40～100円/1フォロー 40～100円/1エンゲージメント | |
| TikTok | CPM CPC CPV 期間契約 | 770円/1,000回表示 30～100円/1クリック 5～60円/1再生 |
| Youtube | CPV CPM CPC | 5～10円/1再生 400～600円/1,000回表示 3～20円/1クリック |
| LINE | CPC CPM CPF（友だち追加） | 24～200円/1クリック 400～650円/1,000回表示 150～200円/1人追加 |
SNS広告運用代行の費用相場
SNS広告の運用を代理店に依頼する場合、一般的には手数料と初期費用がかかります。
手数料の額は広告運用費の額によって決まることが一般的で、相場は「広告運用費の20％」です。一定額を超えると手数料が「広告運用費の10％」に下がる代理店や、定額制を採用している代理店もあります。
初期費用の相場はおよそ「3～10万円程度」ですが、初期費用がかからない代理店もあります。自社の予算をふまえ、お得に依頼できる代理店を選びましょう。
SNS広告運用を代理店に依頼する際の5つのチェックポイント
SNS広告の運用を代理店に依頼する際のチェックポイントを解説します。以下の5つのポイントについて解説するので、代理店選びの参考にしてみてください。
- 運用実績が充実しているか
- 複数のSNSに対応しているか
- 予算感は適切か
- クリエイティブ制作の品質はイメージ通りか
- 担当者との相性が良いか
運用実績が充実しているか
運用実績が充実している代理店を選ぶことが大切です。SNS広告の中にはInstagramやTikTokなど比較的新しい媒体も多いため、まだ運用実績の少ない代理店もあります。SNS広告の運用実績が豊富な代理店に依頼することで、ノウハウを活かした広告運用による成果が期待できるでしょう。
複数のSNSに対応しているか
複数のSNSに対応している代理店を選ぶのもポイントです。単体でも効果がでやすいSNS広告ですが、Web広告の中では比較的安価から始めやすいということもあり、複数のSNS広告の運用もおすすめです。様々なSNS広告に対応している代理店を選ぶのがおすすめです。
予算感は適切か
いざ運用を始めたら想定よりも手数料が高かった、といったトラブルに発展しないよう、事前に予算感について明らかにしておく必要があります。代理店の料金体系やプランは正確に把握し、自社の予算内に収まっている代理店を選びましょう。
クリエイティブ制作の品質はイメージ通りか
SNS広告では、動画やバナーなどのクリエイティブ制作が必要になる場合がほとんどです。クリエイティブ制作まで担当してもらえる代理店もありますが、自社の商材イメージに合ったものを制作してもらえるかどうかがポイントになります。過去の制作実績などを参考に、クリエイティブのイメージをチェックしておきましょう。
担当者との相性が良いか
担当者との相性もポイントです。情報共有の細かさや対応のスピード感などに加え、打ち合わせの際の雰囲気や印象も大切です。契約前の対応に気になる点がある場合、実際の運用にも不安が残ります。
SNS広告のおすすめ代理店5選
SNS広告の運用を依頼する際におすすめの代理店を5社ご紹介します。
- サイバーホルン株式会社
- デジタルアスリート株式会社
- 株式会社サイバーエージェント
- 株式会社オプト
- ASUE株式会社
サイバーホルン株式会社
サイバーホルン株式会社の魅力
- 低料金での運用・動画制作
- 専門知識が豊富な責任者による運用
はじめに、弊社の紹介をさせてください。弊社サイバーホルン株式会社は、低料金からの運用と動画制作が魅力の代理店です。最低出稿金額がないため、まずは手軽にSNS広告を試してみたい、という方にもおすすめです。動画制作は1本3万円からの低料金で対応します。経験豊富な責任者が運用を担当しており、ノウハウを活かした運用を提供しています。
デジタルアスリート株式会社
デジタルアスリート株式会社の魅力
- 大手ならではの豊富な実績
- インハウス支援にも強み
デジタルアスリート株式会社は、1800社を超えるマーケティング支援実績がある大手広告代理店です。SNS広告運用に関しても充実した実績があるため、豊富なノウハウを活かした運用が期待できます。インハウス支援やマーケティング全般の支援にも対応しているため、SNS広告以外にもマーケティング全般を強化したい企業におすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-24-1西新宿三井ビルディング4階 |
| 設立 | 2011年 |
| 従業員数 | 90名 |
| 公式HP | https://ppc-master.jp/ |
株式会社サイバーエージェント
株式会社サイバーエージェント
- 豊富な経験とノウハウ
- 先端技術を活かした運用
株式会社サイバーエージェントは、20年以上のWeb広告運用実績がある代理店です。豊富なノウハウを活かし、高い広告効果が期待できます。AIなど、最先端の技術を活かした運用も魅力です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers |
| 設立 | 1998年 |
| 従業員数 | 6337名 |
| 公式HP | https://www.cyberagent.co.jp/ |
株式会社オプト
株式会社オプトの魅力
- 専門知識豊富な運用担当者
- 動画広告に強み
株式会社オプトは、大手広告代理店のなかでも運用担当者のスキルに定評のある代理店です。業界ごとの専門チームを組んで広告運用を担当しており、高い広告効果が期待できます。動画広告に特に強みがあり、SNS広告との相性が良い代理店です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒102-0081 東京都千代田区四番町6 東急番町ビル |
| 設立 | 2015年 |
| 従業員数 | 750名 |
| 公式HP | https://www.opt.ne.jp/ |
ASUE株式会社
ASUE株式会社の魅力
- 定額で高品質な動画制作
- 豊富なリソース
ASUE株式会社は、動画制作に強みのある代理店です。月額3万円で月5本の動画制作に対応しており、SNS広告と相性の良い代理店です。運用担当者1人あたりの担当者数をおさえて運用リソースを確保しており、丁寧な対応が期待できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒460-0003 名古屋市中区 錦三丁目5番30号 三晃錦ビル6F |
| 設立 | 2012年 |
| 従業員数 | 30名 |
| 公式HP | https://asue.jp/ |
まとめ
本記事では、SNS広告の代理店について解説してきました。SNS広告は近年の流行もあってWeb広告の主流になりつつあり、上手に活用できれば高い広告効果が期待できます。
代理店にSNS広告の運用を依頼すれば、専門知識を活かした運用やリソースの確保など、多くのメリットが期待できます。代理店によって特徴や得意分野は異なるため、予算感や実績などに注目し、複数の代理店を比較して選びましょう。
