LINE広告の成果最大化!オーディエンスを使いこなす!
LINE広告を出稿する時、どんなターゲティングで出稿していますか?
今回は、LINE広告で成果を出すために、LINE広告のオーディエンスを使いこなす方法について解説します。
WEB広告では一般的な、リマーケティングなどのターゲティングからLINEならではのターゲティングまで、解説していきます。
この記事の目次
LINE広告でオーディエンスを設定しよう!
LINE広告で、オーディエンスを設定する方法は非常に簡単です。
①LINEの広告マネージャーを開き。左上の三本線を選択します。
②「共有ライブラリー」のオーディエンスを選択します。
選択するとオーディンス管理画面へ移行し、ここから、オーディンスを作成、編集、削除などが行えるようになります。
LINE広告で設定できるオーディエンスの種類
ここからは実際に、LINE広告で設定できるオーディンスの種類について解説していきます。
LINE広告で設定できるオーディエンスは下記の9種類です。
- ウェブトラフィックオーディエンス
- モバイルアプリオーディエンス
- IDFA/AAIDアップロード
- 電話番号アップロード
- メールアドレスアップロード
- LINE公式アカウントの友だちオーディエンス
- 類似オーディエンス
- 動画視聴オーディエンス
- 画像クリックオーディエンス
上記9つについて、すでに、他媒体でも使用されているものも多数ありますが、簡単に解説していきます。
ウェブトラフィックオーディエンスとは?
一般的にリマーケティングと呼ばれる、サイト訪問者を対象に広告配信をする際に、必要となるオーディエンスリストになります。
LINE広告の場合、LINE Tagのトラッキング情報をもとに、オーディエンス作成します。
つまり、LINE Tagが無い状態ですと、設定することができませんので注意が必要です。
LINE Tagが設置されている状況ですと、サイト内でのユーザーの行動に基づいてオーディエンスを作成することも可能で、特定のページ訪問者に対するリマーケティングなどを実施することが可能です。
リストで設定できる期間は、1日~180日です。
モバイルアプリオーディエンスとは?
LINE広告のアカウントへ登録したアプリのユーザーへの広告配信をすることが可能です。
こちらのオーディエンスの場合、オーディエンス作成前にLINE広告アカウントのメディアへアプリのSDK連携作業を実施する必要があります。
オーディエンスの設定としては、アプリを開いた人、アプリの初回起動を実施した人、アプリ内で課金、購入した人など、アプリ内で発生したイベントに基づいてオーディエンスを作成することが可能です。
こちらも、1日~180日までオーディエンスリストを蓄積させることが可能です。
IDFA/AAIDアップロードでオーディエンスを作成できる!
アプリなど自社で開発している場合、端末の識別IDである、IDFA/AAIDも取得しているケースがあるかと思います。
その情報を活用して、LINE広告でオーディエンスを作成することができます。
実施方法は非常に簡単で、所持しているIDFA/AAIDをcsvファイルでアップロードするだけで簡単に作成することが可能です。
電話番号オーディエンスとは?
こちらは、LINE広告の特徴ともいえる、オーディエンスリストになります。
まず、オーディエンスの内容は名前の通り『電話番号を基にオーディエンスを作成する』という意味になります。
LINE広告における、電話番号オーディエンスがなぜ特徴的か、という理由はLINEユーザーが必ず登録する必要がある情報が『電話番号』であることにあります。
なので、顧客リストの電話番号でターゲティングすることで非常に精度の高いオーディエンスターゲティングが可能になります。
メールアドレスオーディエンスとは?
メールアドレスオーディエンスも、電話番号オーディエンスと同様の機能で、アップロードする内容が電話番号か、メールアドレスか、の違いになります。
LINE公式アカウント友だちオーディエンスとは?
こちらも、LINE広告ならではのオーディエンス設定で、他の媒体では現状存在しない内容になります。
※そもそも、公式アカウントの友だちという概念がLINEオリジナルの機能です。
LINE公式アカウント友だちオーディエンスとは、LINE公式アカウントの友だちやブロック中の友だちをターゲティングするための、オーディエンスリストになります。
もちろん、友だち追加して、友だち追加したままでいてくれるユーザーは見込み顧客であることに間違いありません。
さらに、1度友だち追加、その後公式アカウントをブロックしているユーザーへも配信することが可能なため、有効活用することで、大きな可能性を持つオーディエンスになります。
類似オーディエンスとは?
類似オーディエンスとは、すでに作成済みのオーディエンスをもとに、そのオーディエンスと似た行動を取るユーザーへ広告配信をするために活用するオーディエンスリストになります。
その類似レベルは1%~15%、または自動、より選択することが可能です。
類似レベルが小さいほど、よく似ているという形となります。
動画視聴オーディエンスとは?
LINE広告などで、動画クリエイティブを視聴した人へターゲティングすることが可能になる、オーディエンスリストになります。
動画素材を選択し、その動画へアクションを行ったユーザーをターゲティングすることができます。
選べるユーザー行動は下記の8種類です。
また、こちらのリストも1日~180日まで選択し、作成することが可能です。
- 動画をクリックした人
- 動画を再生した人
- 動画を3秒以上再生した人
- 動画を25%再生した人
- 動画を50%再生した人
- 動画を75%再生した人
- 動画を95%再生した人
- 動画を最後まで再生した人
画像クリックオーディエンスとは?
広告で出稿している画像をクリックしたユーザーへターゲティングすることが可能です。
広告キャンペーン単位での設定が可能となります。
リストで設定できる期間は1日~180日です。
成果に結びつけるオーディエンス設定とは?
広告を出稿する以上、成果を最大限発揮したい、と大多数の方は考えるかと思います。
LINE広告の場合、出稿方法は、詳細ターゲティングを使用する、オーディエンスリストを活用して出稿する、の大きく2つがあるかと思いますが、iOS14.5のアップデート以降、詳細ターゲティングの精度が低下しているのが現状です。
そこで、再度注目されているのが、オーディエンスをもとにしたターゲティングになります。
特に、LINE広告では『公式アカウントの友だち』『電話番号』のオーディエンスをもとにした、類似ターゲティングが非常に有効的です。
その他にも、CVユーザーの類似等、確度が高そうなユーザーリストを多数作成することができますので、これらをうまく活用することで、効果的な広告配信が可能になります。
ちょっと便利なLINE広告のオーディエンス機能!『重複率』
ここからは、他の媒体でもあれば!と思える、LINE広告のオーディエンス機能のご紹介です。
それは、オーディエンスの重複率を調べることができる!というものです。
沢山、オーディエンスを作成したけど、狙ったユーザーへしっかり配信できるだろうか結局同じ人にだけ配信されるようにはならないだろうか、という悩みを解決してくれる機能です。
使用方法はとても簡単で、重複率を調べたいオーディンスを選択するだけで、重複率、重複ユーザー数まで調べることが可能です。
おわりに
今回は、LINE広告のオーディンスについて解説しました。
ぜひ、うまく活用してLINE広告での広告成果、最大化を狙いましょう!