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【Facebook/Instagram広告】Facebookピクセル標準イベント(イベントコード)一覧について

  • 2022.02.25
  • 2022.01.26

SNS広告

Facebook広告、または、Instagram広告を出稿する際に、Facebookピクセルは広告の効果測定のために、皆さん必ず実装されているかと思います。

通常、サンクスページが独立している場合や、Facebook広告、Instagram広告のみを出稿する場合は「Facebookピクセル」を設置して、カスタムコンバージョンを設定する方法が最も簡単な作業工程かと思います。

しかし、今回はピクセル(タグ)の管理がGTM(Googleタグマネージャー)であったり、サンクスページが独立していない、ボタンのクリックをCVにしたい、などのケースで使用される、Facebookピクセル標準イベント(イベントコード)について、解説していきます。

Facebookピクセル標準イベント(イベントコード)一覧

ここからは、Facebookピクセルで設定可能な標準イベントの一覧を掲載します。

WEBサイトアクション標準イベント
支払い情報の追加fbq(‘track’, ‘AddPaymentInfo’);
カートに追加fbq(‘track’, ‘AddToCart’);
ウィッシュリストに追加fbq(‘track’, ‘AddToWishlist’);
登録完了fbq(‘track’, ‘CompleteRegistration’);
問い合わせfbq(‘track’, ‘Contact’);
製品のカスタマイズfbq(‘track’, ‘CustomizeProduct’);
寄付fbq(‘track’, ‘Donate’);
場所の検索fbq(‘track’, ‘FindLocation’);
チェックアウト開始fbq(‘track’, ‘InitiateCheckout’);
リードfbq(‘track’, ‘Lead’);
購入fbq(‘track’, ‘Purchase’, {value: 0.00, currency: ‘USD’});
日時を指定fbq(‘track’, ‘Schedule’);
検索fbq(‘track’, ‘Search’);
トライアルを開始fbq(‘track’, ‘StartTrial’, {value: ‘0.00’, currency: ‘USD’, predicted_ltv: ‘0.00’});
応募fbq(‘track’, ‘SubmitApplication’);
サブスクリプション登録fbq(‘track’, ‘Subscribe’, {value: ‘0.00’, currency: ‘USD’, predicted_ltv: ‘0.00’});
コンテンツビューfbq(‘track’, ‘ViewContent’);
参考:https://www.facebook.com/business/help/402791146561655?id=1205376682832142

標準イベント(イベントコード)の設置方法について

標準イベントコードはFacebookピクセルのベースコードの中に設置します。

標準イベントコード(イベントコード)を組み込ませたベースコードは計測したいCVアクションが発生するページに設定します。

つまり、通常のページ(CVアクションが無いページ)に関しては、通常のFacebookピクセル(ベースコードのみ)の設置で問題ありません。

ベースコードに中にイベントコードを設置する箇所は下記緑で囲われた「Standard event」のように、ベースコードの「fbp(‘track,’PageView’);」の下に組み込む形となります。

Google広告や、Yahoo!広告のCVタグのように、各々別個に分かれる、というわけでは無いため、注意が必要です。

引用元:https://www.facebook.com/business/help/402791146561655?id=1205376682832142

上記の、イベントコードを組み込ませたベースコードを設定したら、今度は、<body>セクションでCVアクションが行われた際に、設定したイベントコード(添付の場合は「fbp(‘track’,’AddToCart’);」)が呼び出されるように設定する必要があります。

手動で、Facebookピクセルのベースコード、イベントコードを設置する場合にはFacebookのヘルプページ、にも具体的な設置方法がありますので、参考にしていただければと思います。

標準イベント(イベントコード)を使用する場合の注意点

標準イベントを設定するうえで、1点注意することが「同一の標準イベント名」を複数回使用することができない、という点です。

例えば、LPから直接購入したユーザー、本サイトから購入したユーザーでそれぞれの分けて計測したい場合に、どちらにも標準イベント「購入」を選択してしまうと、計測が分けてできない、という事になります。

よって、分けたい場合はLPからの直接購入ユーザーを標準イベント「購入」で設定、本サイトからの購入者は標準イベント「登録完了」で設定する必要があります。

おわりに

今回は、Facebook広告の標準イベント(イベントコード)の種類と、設置時の注意点について解説しました。

基本的に標準イベント(イベントコード)を設置する場合は、GTM(Googleタグマネジャー)を使用するケースが多いかと思いますので、今回は設置位置に関しては簡単な解説となりました。

標準イベント(イベントコード)を活用して、今までCVを計測できなかったCVアクションも計測できるようになる一助になれば幸いです。

  • 2022.02.25
  • 2022.01.26

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