BLOG

リスティング広告

Web広告用語集90選【保存版】初心者向けの網羅すべき基本ワード一覧

  • 2025.09.30

Web広告用語集90選【保存版】初心者向けの網羅すべき基本ワード一覧

Web広告を運用し始める際に、多くの方がつまずくのが「専門用語」や「略語」の多さです。

業界では当たり前のように使われている言葉でも、初心者にとっては用語を理解するのが大きなハードルになるでしょう。

そこで本記事では、Web広告の基礎知識を体系的に学べるよう、特に実務で使われる頻度の高い重要用語を90選厳選しました。

この記事の目次

Web広告の種類に関する用語13選

まず、Web広告の種類に関する用語を解説します。

  1. リスティング広告
  2. ディスプレイ広告
  3. SNS広告
  4. Google広告
  5. Yahoo!広告
  6. PPC広告
  7. 純広告
  8. アフィリエイト広告
  9. ブランディング広告
  10. 動画広告
  11. ネイティブ広告
  12. インフィード広告
  13. 運用型広告

リスティング広告

リスティング広告は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーが入力したキーワードに連動して表示される広告です。

購買意欲が高い層に、効率よくアプローチできます。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリの広告枠に、画像や動画で表示される広告です。

Googleディスプレイネットワーク(GDN)やYahoo!ディスプレイ広告(YDA)を通じて配信され、主に認知拡大に活用されます。

ディスプレイ広告の費用相場は、以下の記事をご覧ください。

SNS広告

SNS広告は、InstagramやFacebook、X、LINEなどのSNS上に配信される広告です。

ユーザーの属性や行動履歴に基づいて配信でき、細かなターゲティングが可能です。

SNS広告の活用方法について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

Google広告

Google広告は、Googleが提供する広告プラットフォームです。

検索連動型広告(リスティング)や、YouTube、Googleディスプレイネットワーク(GDN)への配信が可能です。

Yahoo!広告

Yahoo!広告は、Yahoo! JAPANが提供する広告サービスで、検索広告とディスプレイ広告の2種類があります。

日本国内ユーザーへの高いリーチ力があり、Gmailやニュースページにも配信されます。

Yahoo!広告について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

PPC広告

PPC広告は「Pay Per Click」の略で、広告がクリックされた分だけ課金される仕組みの広告です。Google広告やYahoo!広告で使われ、費用対効果を把握しやすいのが特徴です。

純広告

純広告は、特定のWebメディアに広告枠を予約して掲載する広告です。

バナー広告やタイアップ広告などがあり、期間や場所を指定できるため、ブランド認知や信頼感の向上に向いています。

純広告について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、インターネット広告の一種で、ブログやWebサイトで商品やサービスを紹介し、読者が申し込みや購入に至ると報酬が発生します。

第三者が紹介して、ユーザーの信頼を獲得できるのが特徴です。

ブランディング広告

ブランディング広告は、企業や商品の認知度・イメージを高める広告で、直接的な購入促進ではなく、長期的なブランド価値の向上が目的です。

YouTube動画広告やディスプレイ広告、音声広告(Spotify、radikoなど)で広く活用されています。

動画広告

動画広告は、YouTubeのような動画プラットフォームや、SNS上で配信される広告です。

映像と音声で情報を伝えるため、視覚・聴覚の両方で訴求できます。認知拡大や興味喚起に有効でしょう。

動画広告制作のコツは、こちらの記事をご覧ください。

ネイティブ広告

ネイティブ広告は、WebサイトやSNSコンテンツに自然に溶け込む形式の広告です。

記事や投稿と一体化して表示されるため、広告っぽさが少なく、ユーザーの違和感を抑えながら情報を届けられます。

インフィード広告

インフィード広告は、ニュースアプリやSNSの投稿一覧(フィード)の中に差し込まれる広告です。

通常のコンテンツと同じデザインで表示されるため、高い閲覧率やクリック率が期待できます。

運用型広告

運用型広告は、広告の配信開始後も、ターゲティングや予算、入札、クリエイティブなどをリアルタイムで調整できる広告です。

Google広告やLINE広告などが代表例です。

Web広告レポートに必ず出てくる基本用語11選

次に、広告レポートを読む際に欠かせない、成果指標に関する基本用語を11選まとめました。

  1. CTR(クリック率)
  2. CPC(クリック単価)
  3. CV(コンバージョン)
  4. CVR(コンバージョン率)
  5. CPA(コンバージョン単価)
  6. CPM(インプレッション単価)
  7. CPV(動画視聴単価)
  8. CPF(いいね獲得単価)
  9. ROAS(広告費用対効果)
  10. ROI(投資収益率)
  11. Imp(インプレッション)

CTR(クリック率)

CTR(クリック率)は、広告が表示された回数のうち、どのくらいクリックされたかを示す指標です。
広告の興味や関心が引けているか判断できます。

CTR=クリック数÷インプレッション数×100(%)

CPC(クリック単価)

CPC(クリック単価)は、1クリックあたりにかかった広告費を表す指標です。

費用対効果の目安として、広告運用における改善判断に活用できます。

CPC=広告費÷クリック数

CV(コンバージョン)

CV(コンバージョン)は、広告経由で達成された成果を指します。

商品の購入や資料請求、会員登録など、設定されたゴールに到達した回数です。

CVR(コンバージョン率)

CVR(コンバージョン率)は、広告をクリックしてサイトを訪れた人のうち、商品購入や資料請求などの成果に至った割合を示す指標です。広告やページの「成約率」を見る際に使います。

CVR=CV数÷クリック数×100(%)

CVRについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

CPA(コンバージョン単価)

CPA(コンバージョン単価)は、1件のコンバージョンを獲得するのにかかった広告費を示す指標です。
広告投資に対して、成果が出ているかを判断する基準になります。

CPA=広告費÷CV数

CPAについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

CPM(インプレッション単価)

CPM(インプレッション単価)は、広告が1,000回表示されるごとにかかる費用を表します。
表示ベースでの費用効率を確認する際に使います。

CPM=広告費÷インプレッション数×1,000

CPV(動画視聴単価)

CPV(動画視聴単価)は、動画広告が1回再生されるごとにかかった費用を表す指標です。
YouTubeやSNSなど、動画広告の費用対効果を測る際に活用します。

CPV=広告費÷視聴回数

CPF(いいね獲得単価)

CPF(いいね獲得単価)は、SNS広告で「いいね!」やリアクションを1件獲得するのにかかった広告費です。SNS運用における反応率の評価に使われます。

CPF=広告費÷エンゲージメント数

ROAS(広告費用対効果)

ROAS(広告費用対効果)は、広告費に対して、どれだけの売上が得られたかを示す指標です。
収益性の高い広告運用を目指す上で重要な数値です。

ROAS=売上÷広告費×100(%)

ROASについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

ROI(投資収益率)

ROI(投資収益率)は、広告費に対して、どれだけ利益が出たかを表す指標です。
ROASよりも、さらに正確な投資効果を判断できます。

ROI=利益÷広告費×100(%)

Imp(インプレッション)

Imp(インプレッション)は、広告がユーザーの画面上に表示された回数を指します。
クリックされなくても表示されたすべてがカウントされ、広告の「露出量」を測る基本的な指標です。

Web広告配信の仕組みに関する用語10選

Web広告配信の仕組みに関する用語を解説します。

  1. ターゲティング
  2. リターゲティング(リマーケティング)
  3. 類似ターゲティング
  4. アドネットワーク
  5. DSP(デマンドサイドプラットフォーム)
  6. SSP(サプライサイドプラットフォーム)
  7. RTB(リアルタイムビッディング)
  8. アドエクスチェンジ
  9. DMP(データ管理プラットフォーム)
  10. フリークエンシー(広告接触頻度)

ターゲティング

ターゲティングは、Web広告で届けたいユーザー層を「年齢・性別・地域・興味関心」などの条件で絞り込む設定を指します。狙った層に効率的にアプローチできます。

リターゲティング(リマーケティング)

リターゲティング(リマーケティング)は、一度自社サイトを訪れたユーザーに対して、他のサイトやSNSで再び広告を表示する手法です。

離脱ユーザーへの再アプローチとして、CV改善に有効です。

類似ターゲティング

類似ターゲティングは、自社の既存顧客やサイト訪問者と似た特徴を持つユーザーを自動で見つけ出し、広告を配信する手法です。新規顧客の獲得を効率化できます。

アドネットワーク

アドネットワークは、複数のWebサイトやアプリの広告枠をまとめて管理・配信できるネットワークです。
広告主は、一括で多くのメディアに広告を出せます。

DSP(デマンドサイドプラットフォーム)

DSP(デマンドサイドプラットフォーム)は、広告主側が、複数の媒体に効率よく広告を出稿できる配信管理プラットフォームです。

入札やターゲティングを自動で最適化し、広告効果を高めるのに最適です。

SSP(サプライサイドプラットフォーム)

SSP(サプライサイドプラットフォーム)は、メディア運営者が、自社の広告枠を効率よく販売、管理するためのプラットフォームです。DSPと連携して広告枠の収益最大化を図ります。

RTB(リアルタイムビッディング)

RTB(リアルタイムビッディング)は、広告を表示するたびに、各広告が自動で入札され、最も高い金額を提示した広告が配信される仕組みです。これにより、一瞬のうちに最適な広告が決定されます。

アドエクスチェンジ

アドエクスチェンジは、さまざまなWebサイトの広告枠をまとめて取引できる仕組みです。

広告主側と掲載するサイトを自動でマッチングし、表示のたびに最適な広告が選ばれます。

DMP(データ管理プラットフォーム)

DMP(データ管理プラットフォーム)は、自社の顧客データや外部データを統合・分析し、広告配信の精度を高めるためのプラットフォームです。高度なターゲティングに活用されます。

フリークエンシー(広告接触頻度)

フリークエンシー(広告接触頻度)は、同じユーザーに対し、一定期間内に広告が何回表示されたかを示す指標です。接触回数が多すぎると逆効果になるため、上限設定が重要です。

Web広告のアクセス解析で使う用語12選

ユーザーがWeb広告のアクセス解析に役立つ用語を解説します。

  1. PV(ページビュー)
  2. セッション
  3. UU(ユニークユーザー)
  4. 直帰率
  5. 離脱率
  6. 回遊率
  7. 滞在時間
  8. リファラー(参照元)
  9. LP(ランディングページ)
  10. LPO(ランディングページ最適化)
  11. CTA(行動喚起ボタン)
  12. ヒートマップ

PV(ページビュー)

PV(ページビュー)は、Webページが見られた回数を指し、閲覧ボリュームを測る基本指標です。

1人のユーザーが同じページを何度見ても、表示されるたびに1PVとしてカウントされます。

セッション

セッションは、ユーザーがWebサイトに訪問してから離脱するまでの一連の行動を、1回として数える単位です。

訪問回数とも呼ばれ、直帰率や回遊率の算出にも使われます。

UU(ユニークユーザー)

UU(ユニークユーザー)は、一定期間内にサイトへ訪れた「ユーザーの数」を表します。

同じユーザーが何回訪れても1UUとしてカウントされ、実際に訪れた人数を把握できます。

直帰率

直帰率は、ユーザーが最初に訪れたページだけを見て、他のページに移らず離脱した割合を示す指標です。直帰率が高いと、ページの内容や導線などを改善する必要があります。

直帰率=直帰数÷セッション数×100

離脱率

離脱率は、Webサイト内の特定ページを最後に、ユーザーがサイトを離れた割合を示す指標です。
ユーザーがどのページで離れる傾向にあるかを分析でき、広告の導線改善に役立ちます。

離脱率=離脱数÷ページビュー数×100

回遊率

回遊率は、ユーザー1人あたりが1回の訪問(セッション)で閲覧したページ数を示す指標です。
サイトの導線設計や内部リンクの効果を測る際に活用でき、Web広告の効果分析にも役立ちます。

回遊率=ページビュー数÷セッション数

滞在時間

滞在時間は、ユーザーがWebサイトを閲覧していた時間を指し、コンテンツの魅力度や興味関心の高さを測る指標です。

Googleアナリティクスで「平均セッション時間」や「平均ページ滞在時間」として確認できます。

リファラー(参照元)

リファラー(参照元)は、ユーザーがWebサイトに訪れる直前にいたページ(参照元)を示す情報です。

検索エンジンやSNS、Web広告など、どこから流入したのかが分かります。

広告効果の分析では「どの媒体から訪問が多く、成果に繋がっているか」を把握するのに役立つでしょう。

LP(ランディングページ)

LP(ランディングページ)は、広告をクリックしたユーザーが訪れるWebページです。

1ページ内で商品やサービスを訴求し、購入や問い合わせなどにつなげる役割を持ちます。

LPO(ランディングページ最適化)

LPO(ランディングページ最適化)は、Web広告のリンク先であるランディングページ(LP)を改善し、コンバージョン率を高める施策です。

ボタンの色や文言を変えるA/Bテストや、ユーザーの行動に合わせたページ出し分けなどが行われます。

CTA(行動喚起ボタン)

CTA(行動喚起ボタン)は「Call To Action」の略で、ユーザーに資料請求や購入などの行動を促すボタンやリンクを指します。

目立つ位置やデザインに配置し、行動のきっかけを明確にすると、成果向上につながります。

ヒートマップ

ヒートマップは、ユーザーがWebページ上でどこをよく見ているか、どこをクリックしているかなどを可視化するツールです。ページ改善のヒントを視覚的に得られます。

Web広告運用を改善するための考え方・分析用語15選

Web広告運用を改善するための考え方や、分析用語を解説します。

  1. KPI(重要業績評価指標)
  2. KGI(最終目標指標)
  3. PDCA(改善サイクル)
  4. A/Bテスト
  5. CRM(顧客管理)
  6. LTV(顧客生涯価値)
  7. 広告ランク
  8. 品質スコア
  9. 品質インデックス(Yahoo!広告)
  10. インプレッションシェア
  11. アトリビューション分析
  12. 検索クエリ
  13. トラッキング
  14. カスタマージャーニー
  15. リーチ

KPI(重要業績評価指標)

KPI(重要業績評価指標)は「Key Performance Indicator」の略で、最終目標(KGI)を達成するための中間指標です。

たとえば、広告からの資料請求数やクリック率などが設定され、運用改善の進捗を数値で可視化できます。

KGI(最終目標指標)

KGI(最終目標指標)は「Key Goal Indicator」の略で、最終的な成果目標を示す指標です。

Web広告の場合、広告施策の目的や方向性を決める基準になります。

PDCA(改善サイクル)

PDCA(改善サイクル)は、以下の頭文字を取ったフレームワークです。

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(評価)
  • Act(改善)

広告運用でも、配信結果を分析し、改善策を繰り返すと成果を安定的に向上させられるでしょう。

A/Bテスト

A/Bテストは、広告の見出しやバナー、LPなどの異なるパターンを比較検証する手法です。

どちらがより高い成果を出せるかを確認し、効果的なクリエイティブに最適化できます。

CRM(顧客管理)

CRM(顧客管理)は「Customer Relationship Management」の略で、顧客情報を一元管理し、継続的に関係構築する考え方や仕組みです。

Web広告では、既存顧客へのリターゲティング施策やLTV向上に役立ちます。

LTV(顧客生涯価値)

LTV(顧客生涯価値)は「Life Time Value」の略で、1人の顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益を指します。

広告施策では、LTVが高いユーザーを見極め、長期的な利益に繋がる集客戦略を立てる際に活用されます。

広告ランク

広告ランクは、広告の掲載順位を決める指標です。ランクが高いほど上位に表示されやすく、クリック単価を抑えつつ効果を高められます。

広告ランク=入札単価×品質スコア

品質スコア

品質スコアは、Google広告における広告の品質を1〜10で示す指標です。

「推定クリック率」「広告の関連性」「ランディングページの利便性」の3要素で評価されます。

スコアが高いと、広告ランクが上がり、同じ入札金額でも上位表示されやすく、クリック単価の削減にもつながるでしょう。

参照:Google広告ヘルプ 検索キャンペーンの品質スコアについて

品質インデックス(Yahoo!広告)

品質インデックス(Yahoo!広告)は、Yahoo!広告の検索広告における広告品質の目安を10段階で示す指標です。

「広告の関連性」「ランディングページの利便性」「推定クリック値」の3要素から算出されます。

数値が高いほど広告の掲載順位が上がりやすく、クリック単価の削減にもつながるでしょう。

参照:Yahoo!広告ヘルプ 品質インデックス【検索広告】

インプレッションシェア

インプレッションシェアは、本来表示され得た広告の表示機会のうち、実際に表示された割合を示す指標です。

広告の競争力や配信状況を把握でき、低い場合は入札額や品質の見直し、ターゲティングの調整が必要です。

インプレッションシェア=実際の表示回数÷表示可能だった最大回数×100

アトリビューション分析

アトリビューション分析は、ユーザーがコンバージョンに至るまでに接触したすべての広告やチャネルを評価し、それぞれの貢献度を分析する手法です。

直接的に成果に結びついた広告だけでなく、途中でユーザーの興味関心を高めた間接的な広告接触も含めて解析します。

検索クエリ

検索クエリは、ユーザーが検索エンジンに入力した実際のキーワードです。

広告運用においては、意図に合わない流入の除外や、新たなニーズを発見するための重要な分析対象です。

トラッキング

トラッキングは、広告クリック後のユーザー行動(購入・問い合わせなど)を計測する仕組みです。

正確な効果測定に不可欠で、広告ごとの費用対効果を把握する基本的な設定項目です。

カスタマージャーニー

カスタマージャーニーは、ユーザーが商品やサービスを認知してから購入、利用に至るまでの一連の行動プロセスを指します。

広告戦略では、各段階に応じた適切なアプローチ設計が重要です。

リーチ(Reach)

リーチ(Reach)は、Web広告が届いた「ユニークユーザーの数」を表す指標です。
重複を除いた実人数がカウントされるため、どれだけのユーザーに広告が届いたかを把握できます。

Web広告で必須!SEOに関する用語12選

Web広告を運用するなら、SEOの基本用語も覚えておきましょう。

  1. SEO(検索エンジン最適化)
  2. SEM(検索エンジンマーケティング)
  3. オーガニック検索
  4. 検索エンジン
  5. 被リンク(バックリンク)
  6. スモールワード/ビッグワード
  7. ロングテールワード
  8. 掲載順位
  9. アルゴリズム
  10. TD(タイトル&ディスクリプション)
  11. オウンドメディア
  12. コンテンツマーケティング

SEO(検索エンジン最適化)

SEO(検索エンジン最適化)は「Search Engine Optimization」の略で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで自社のWebサイトを上位表示させる取り組みです。

Web広告とは異なるアプローチとなりますが、広告で集客しながらSEOでも流入を得る「ハイブリッド型のマーケティング」は非常に効果的です。

SEM(検索エンジンマーケティング)

SEM(検索エンジンマーケティング)は「Search Engine Marketing」の略で、SEOと検索連動型広告(リスティング広告)を含む、検索エンジン上でのマーケティング施策全般を指します。

SEOが自然検索の最適化であるのに対し、広告による有料の集客も含むのが特徴です。

オーガニック検索

オーガニック検索は、検索エンジンで表示される広告枠以外の自然な検索結果からのアクセスを指します。

広告で獲得したユーザーが再検索してオーガニックで再訪するケースも多く、両者は相乗効果を生みます。

検索エンジン

検索エンジンは、GoogleやYahoo!のような、インターネット上の情報を探す仕組みです。

Webサイトの掲載順位や、広告の表示回数に影響を与えるアルゴリズムに共通して、対策が必要です。

被リンク(バックリンク)

被リンク(バックリンク)は、他のサイトから自社サイトへの外部リンクを指します。

広告で認知を広げて被リンクが自然に増えるケースもあり、広告がSEOの補助になることもあります。

スモールワード/ビッグワード

スモールワードは、検索回数が少ないニッチなキーワード、ビッグワードは検索ボリュームが大きく競合の多いキーワードです。

Web広告において、競合の多いビッグワードはコストがかかりやすく、スモールワードで安定したアクセスを狙うのが推奨されます。

ロングテールワード

ロングテールワードは、3語以上の組み合わせで構成された、検索ニーズの具体性が高いキーワードです。

Web広告では、精度の高いターゲティングにつながるキーワードです。

掲載順位

掲載順位は、検索結果におけるWebページの表示順のことです。

検索型の広告では、広告ランクや入札金額により決まり、上位表示されるとクリック率の向上につながります。

アルゴリズム

アルゴリズムは、検索エンジンが検索結果の順位を決定する評価基準を指します。

広告運用において、広告ランクの評価にアルゴリズムが関与しており、広告とSEOの両方に影響する重要な概念です。

TD(タイトル&ディスクリプション)

TD(タイトル&ディスクリプション)は「タイトルタグ」と「メタディスクリプション」の略称で、検索結果に表示されるWebページの見出しと説明文です。

検索型広告では、ユーザーの興味を引く文章設計が重要です。

オウンドメディア

オウンドメディアは、自社が保有するWebサイトやブログなどの情報発信メディアを指します。

SEOの中心的な役割を担う存在で、広告と組み合わせてアクセスの受け皿や、情報提供の場として活用されます。

コンテンツマーケティング

コンテンツマーケティングは、ユーザーに価値ある情報を提供し、信頼を築きながら集客・教育・成約へと導くマーケティング手法です。

広告から誘導したユーザーを、コンテンツでナーチャリングする使い方も有効です。

SNS広告に強くなる!よく使うSNS用語集8選

SNS広告を扱う際に、覚えておきたい基本用語を解説します。

  1. Facebook広告
  2. Instagram広告
  3. X広告
  4. LINE広告
  5. エンゲージメント
  6. CPE(Cost Per Engagement)
  7. ストーリーズ広告
  8. タグ/ハッシュタグ

Facebook広告

Facebook広告は、Meta社が提供するSNS「Facebook」上で配信できる広告です。

Instagram広告とも連携しており、Meta広告マネージャーを使えば両方を同時に運用できます。

Instagram広告

Instagram広告は、Meta社のInstagramを利用して、配信されるSNS広告です。

フィード、ストーリーズ、リールなど複数の広告掲載面があり、クリエイティブの見せ方で成果が大きく変わるのが特徴です。

X広告

X広告は、X上に配信される広告です。
速報性の高い情報や時事ネタ、キャンペーン告知などに強く、拡散力が高いのが特徴です。

LINE広告

LINE広告は、日本国内で圧倒的なユーザー数を誇る「LINE」上に表示される広告です。

タイムラインやニュース、LINE VOOMなど、複数の配信面に表示されます。

LINE公式アカウントとの連携により、広告から友だち登録やクーポン配布などへ誘導しやすいのがメリットです。

LINE広告については、以下の記事をご覧ください。

エンゲージメント

エンゲージメントは、SNS上での「いいねやコメント、シェア、保存、クリック、リツイート」などのアクションを指します。

SNS広告においては、エンゲージメントが高いほどユーザーの関心度が高く、拡散・口コミ効果も期待できます。

CPE(Cost Per Engagement)

CPE(Cost Per Engagement)は、1エンゲージメントあたりの広告費用を示す指標です。費用対効果の評価に使われる重要な指標です。

CPE=広告費÷エンゲージメント数

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、InstagramやFacebookなどのストーリーズ内に表示される縦長の広告です。

動画広告との相性が良く、行動喚起しやすいため、CV獲得にも貢献します。

タグ/ハッシュタグ

タグ/ハッシュタグは、SNS上で関連性のある投稿を整理・検索しやすくする記号(#)付きキーワードです。

認知拡大やエンゲージメント向上に活用されることが多いです。

Web広告担当なら知っておきたい!運用ツール用語9選

広告運用者が知っておくべき、基本ツールや関連用語を解説します。

  1. Google Analytics
  2. Google Ads Editor
  3. Google Tag Manager(GTM)
  4. キャンペーンエディター
  5. タグ(HTMLタグ)
  6. Looker Studio(旧:Data Studio)
  7. URLパラメータ
  8. コンバージョンタグ
  9. リンク先URL

Google Analytics

Google Analyticsは、Webサイトの訪問者数・行動・コンバージョンなどを分析できるアクセス解析ツールです。

広告を経由したユーザーの「その後の行動や成果」を可視化するため、効果測定やLPO改善に欠かせません。

Google Ads Editor

Google Ads Editorは、Google広告の配信設定をオフラインで一括編集・管理できる無料ツールです。

大量のキャンペーンや広告グループ、キーワードの設定・修正をスピーディに行えるため、大規模な広告アカウントの運用に便利です。

Google Tag Manager(GTM)

Google Tag Managerは、Webサイト上のさまざまなタグ(コード)を一元管理・設置できるツールです。

広告のコンバージョン計測タグやGAタグ、リマーケティングタグなどをサイト改修せずに追加・修正できるのが特徴です。

キャンペーンエディター

キャンペーンエディターは、Yahoo!広告の設定を一括管理・編集できるPCツールです。

広告やキーワードの大量編集が可能で、入稿作業の効率化に役立ちます。

タグ(HTMLタグ)

タグ(HTMLタグ)は、Webサイトに設置する計測用のコード(スクリプト)を指します。

広告では主に「コンバージョンタグ」「リターティングタグ」などがあり、ユーザーの行動を追跡・記録します。

Looker Studio(旧:Data Studio)

Looker Studioは、Googleが提供する無料のレポート作成・可視化ツールです。

Google広告やGAと連携すると、広告の成果をグラフや表でまとめられます。

URLパラメータ

URLパラメータは、広告リンクの末尾に追加する「?utm_source=〇〇」のような文字列で、広告の流入元やキャンペーン情報を識別するために使用します。

パラメータには、Webページの表示内容を変えるアクティブパラメータと、コンテンツに影響を与えないパッシブパラメータがあります。

広告で使われるのは主に後者で、ユーザー行動の分析に役立つでしょう。

コンバージョンタグ

コンバージョンタグは、Webサイト上で成果が発生したタイミングを計測するタグです。
たとえば「購入完了ページ」や「資料請求完了ページ」に設置します。

リンク先URL

リンク先URLは、広告をクリックした際に遷移する先のURLです。

LP(ランディングページ)の内容が、広告の訴求と合っていない場合、直帰率が高くなりCVRが下がる要因になります。

Web広告とは

Web広告とは、インターネット上で配信される広告全般を指し、検索結果ページやSNS、Webサイト、動画など多様な場所に表示されます。

広告の運用成果は「クリック率(CTR)」や「コンバージョン率(CVR)」などの数値で分析できますが、クリエイティブの品質も重要な要素です。

適切なターゲット設定ができていても、訴求内容やデザインが響かなければ成果にはつながりません。

また、Web広告は、目的の明確化から媒体選定など、一連の流れを正しく理解する必要があります。

これから運用を始める方は、以下の記事をぜひご覧ください。

Web広告の効果的な運用ならサイバーホルン

Web広告の効果的な運用なら、サイバーホルン株式会社にお任せください。

当社は、Google広告やYahoo!広告などのリスティング広告はもちろん、SNS広告や動画広告、LP制作、SEO、MEO対策、クリエイティブ制作までワンストップでサポート。広告の戦略設計から制作、配信、改善提案まで一気通貫でお任せいただけます。

また、自社で広告を運用したい企業様には、運用インハウス支援もご用意しています。

「まずは試しに広告運用を始めていきたい」
「これから広告運用を本格的にスタートさせたい」
「今の代理店では成果が頭打ちになっている」

そのような課題を感じている事業者様は、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ:Web広告用語を理解して広告運用の質を高めよう

Web広告では、用語の理解が広告運用の成果に大きく影響します。

広告の成果を最大化するためにも、基本用語をしっかりと押さえておきましょう。今後の運用に役立てたい方は、広告の始め方や運用の進め方もぜひご覧ください。




この記事を読んだ人におすすめの記事


Page Top