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リスティング広告の2種類を画像付きで分かりやすく解説!

リスティング広告は、明確な課題やニーズを持つ特定の顕在層にアプローチし、短期間で売上や問い合わせなどの成果を期待できる費用対効果の高い広告手法です。

リスティング広告と言っても、さまざまな種類があるため、成果を上げるにはそれぞれの特徴を理解しておかなければいけません。

本記事では、リスティング広告の種類を解説します。これからリスティング広告を活用したい方は、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告は大きく2種類

リスティング広告は、検索連動型広告とコンテンツ連動型広告の2種類があります。それぞれの特徴を下記にまとめました。

検索連動型広告コンテンツ連動型広告
広告の表示場所検索結果ページ各媒体の広告スペース
表示のターゲット顕在層潜在層
配信方式検索連動型コンテンツ連動型
課金形態クリック回数クリックや表示回数
クリック単価高い低い
広告フォーマットテキストテキストバナー動画レスポンシブ

それぞれに適したターゲット層や単価など異なるポイントがあるため、使い分ける必要があります。

検索連動型広告

検索連動型広告は、ユーザーが検索したキーワードに応じて検索結果ページに表示されるテキスト型の広告です。

すでに関心やニーズが明確な顕在層に効果的にアプローチできるでしょう。

また、広告主がキーワード設定やクリック単価の調整なども可能。ファーストビューで目に入りやすく、効果的な認知拡大やコンバージョンにつなげられます。

コンテンツ連動型広告(ディスプレイ広告)

ディスプレイ広告は、ユーザーの潜在的なニーズにアプローチし、バナーやテキストなどで訴求できる広告です。

画像や動画などの視覚的な要素を活用し、視認性の高いアプローチが可能。細かなターゲティングが可能なため、特定の層に対してピンポイントな広告を展開できます。

ユーザーの興味関心を惹きつけて購買意欲を刺激し、購入に結び付けられるでしょう。

検索連動型広告は2種類

検索連動型広告の主要な媒体は、GoogleとYahoo!です。それぞれの媒体における特徴を下記の表にまとめました。

媒体主な配信先最低クリック単価
Google広告Googleの検索結果ページショッピングタブGoogleマップlivedoor・BIGLOBEなど1円〜
Yahoo!広告Yahoo! JAPANの検索結果ページameba・エキサイトなど1円〜

Google検索広告

Google検索広告は、ユーザーが特定のキーワードを検索した際に、キーワードに関連した広告をGoogle検索結果画面の上部や下部に表示する広告形式です。

広告やスポンサーといった表記がある枠がリスティング広告に該当します。

表示箇所は、Googleの検索結果ページだけではありません。検索結果のショッピングタブやGoogleマップ、livedoor、BIGLOBEといったサイトでも表示されます。

また、Googleアナリティクスとの連携も容易であり、広告の成果を詳細な分析も行えます。

Yahoo!広告

Yahoo!広告では、Yahoo! JAPANやYahoo!ニュース、Yahoo!天気などの運営サイトに広告を配信できます。従来は、Yahooプロモーション広告というサービス名でした。2020年7月以降Yahoo!広告にリニューアルされています。

Yahoo!広告は、exciteやBing、So-net、Ameba、朝日新聞DIGITALといった信頼性の高いサイトとも提携。多くのユーザーから認知を獲得できるでしょう。

検索連動型広告のフォーマットは2種類

検索連動型広告のフォーマットは2種類あります。それぞれの特徴について見ていきましょう。

  1. レスポンシブ検索広告
  2. ショッピング広告

レスポンシブ検索広告

レスポンシブ検索広告は、あらかじめ設定した複数の広告見出しや説明文を組み合わせて自動的に配信する広告フォーマット。機械学習によって最適な組み合わせが選択され、ユーザーの検索クエリと関連性の高いメッセージが表示されます。

レスポンシブ検索広告は、豊富なテキストを活用して関連性の高い広告を作成し、広告の運用結果を最大化できます。また、ユーザーのデバイスに応じて自動的に表示する文字数を調整でき、最も高い成果を期待できるでしょう。

ショッピング広告

ショッピング広告は、Webサイトで販売されている商品の画像や詳細情報を表示する広告フォーマットです。

ショッピング広告では、主に商品名や商品画像、価格、店舗名などの情報を表示できます。オンラインショップや通販サイトの商品を効果的に宣伝し、購買意欲を高めるために有効な広告手段です。

コンテンツ連動型広告は3種類

続いて、コンテンツ連動型広告の種類を3種類紹介します。

  1. GDN(Googleディスプレイ広告)
  2. YDA(Yahooディスプレイ広告)
  3. レスポンシブディスプレイ広告

GDN(Googleディスプレイ広告)

Googleディスプレイネットワーク(GDN)は、Googleが提供するディスプレイ広告のネットワークです。

YouTubeやGmail、livedoor、BIGLOBEなど、300万以上にも及ぶGoogle関連のウェブサイトや提携サイトの広告枠に広告を掲載可能。Googleディスプレイネットワークを活用することで、多様なWebサイトに広告を掲載し、幅広いユーザーにリーチできます。

YDA(Yahooディスプレイ広告)

YDA(Yahoo!ディスプレイ広告)は、Yahoo!が提供するディスプレイ広告です。主にYahoo! JAPANをはじめ、Yahoo!ニュースやYahoo!天気、エキサイトなどの提携パートナーサイトに広告を配信できます。

広告の掲載先は、法人サイトを対象とするため、信頼性の担保させながら配信できるでしょう。

レスポンシブディスプレイ広告

レスポンシブディスプレイ広告は、自動的にデバイスや広告枠のサイズに合わせて最適な広告を表示するディスプレイ広告の形式です。

広告見出しやロゴ、画像、動画、説明文など、事前にアップロードされた素材を駆使して、組み合わせたクリエイティブで配信ができます。とても柔軟性が高く、カスタマイズ性や幅が広い広告形態でしょう。

Google広告・Yahoo!広告以外は3種類

では最後に、GoogleやYahoo!広告以外のリスティング広告を3種類紹介します。

  1. レモーラリスティング(株式会社クロスリスティング)
  2. Simplisting(GMOインサイト株式会社)
  3. Indeedスポンサー求人広告

レモーラリスティング(株式会社クロスリスティング)

レモーラリスティングは、PCやスマートフォン向けに検索連動広告とリターゲティング広告を提供する国内第3位の検索連動型広告サービスです。主な配信先は「goo」「OCN」「BIGLOBE」「MY J:COM」などの大手ポータルサイトが挙げられます。

レモーラリスティングの特徴は、低い入札単価でも広告を表示できること。GoogleやYahoo!では成果が上げられない時に、検討したいリスティング広告です。

Simplisting(GMOインサイト株式会社)

Simplisting(シンプリスティング)は、GMOインサイト株式会社が提供するスマートフォンに特化したリスティング広告サービスです。現状、掲載企業が比較的少なく、単価も安く入札できます。

Google広告やYahoo!広告に比べて広告単価が高騰していたり、スマートフォンの検索市場での集客効果が高い業界や市場の方におすすめです。

ただし、高いインプレッションが見込めない可能性もあるため、利用する前は十分に検討しましょう。

Indeedスポンサー求人広告

indeedスポンサー求人広告は、求人掲載サイトである「indeed」に掲載可能な有料求人広告です。スポンサー求人広告は、求職者の目に留まりやすい位置に表示されます。

一般的な検索では、求人の掲載日や掲載期間などによって表示場所が後ろのページになりやすいでしょう。しかし、スポンサー求人広告なら、前方のページに広告掲載をしやすくなります。

ただし、indeedには最上位での広告表示という概念はありません。広告の最上位に表示されるとは限らない点に注意してください。

まとめ:リスティング広告の種類を正しく理解してビジネスに活用しよう

リスティング広告には、大きく2種類あります。それぞれターゲット層やフォーマット、利用するサービスによっては配信先が異なるので、精査した上で利用しましょう。闇雲に出稿してしまうと予算を無駄にしかねません。

リスティング広告を上手に活用し、集客や売上につなげて事業を推進させましょう。

なお、サイバーホルン株式会社では、リスティング広告の運用代行サービスを行っています。95%以上の高い継続率を実現しており、最低出稿予算や契約期間は設定しておりません。

運用担当者と直接コミュニケーションが取れる上、リアルタイムレポートで運用状況や成果も逐一確認できます。お客様の事業に合わせて最適な提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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