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Google広告の最適化案の自動適用について

  • 2022.01.17
  • 2022.01.01

リスティング広告

リスティング広告において、媒体に限らず、Google広告、Yahoo!広告で運用の自動化、が媒体側からも推奨されつつある現状の流れですが、今回はGoogle広告における自動化の1つについて取り上げます。

2022年1月現在では、β版としてのローンチになっている、Google広告の最適化案の自動適用について解説していきます。

最適化案の自動適用とはなにか、開始方法、停止方法についても解説していきます。

Google広告の最適化案の自動更新とは?

Google広告の管理画面に『最適化案』のタブが出現してしばらく経ち、広告運用の自動化を推進ているGoogleですが、さらなる新機能として、最適化案の自動適用がβ版、ですが実装されています。

(現状、一部のアカウントのみ実装となっておりますが、大多数のアカウントですでに実行できる状態のため、本格ローンチも近いのではないか、と捉えております。)

このGoogle広告の最適化案の自動更新は下記の場所にて確認することが可能です。

最適化案の自動適用、ですのでもちろん各アカウント単位で表示される、最適化案を一部を自動的に最適化してくれる、という機能になります。

最適化案については、別記事にて解説しておりますので、そちらをご参照ください。

では、具体的に、どのような機能が自動適用されるようになるのでしょうか。

大きく分けると下記の3点が、自動適用されます。

  • 入札と予算
  • キーワードとターゲティング
  • 広告と広告表示オプション

ここからは、各項目について少しずつ掘り下げていきます。

参考:最適化案の自動適用について(Google広告 ヘルプ)

自動最適化案の『入札と予算』はどんな最適化なのか?

入札と予算では、どの最適化案も選択、実行していない場合12個の最適化案を実行することができます。

この最適化案を実行することで、予算による制限の発生を防ぐことが可能となります。

選択できる、最適化案は下記です。

  • 目標コンバージョン単価の調整
  • 広告の費用対効果の目標値の調整
  • 拡張クリック単価を活用した広告の費用対効果の改善
  • 入札戦略「クリック最大化」を使って広告の費用対効果の改善
  • 入札戦略「コンバージョン数の最大化」を使って広告の費用対効果の改善
  • 目標コンバージョン単価を使用し、広告の費用対効果の改善
  • 目標インプレッションシェアを活用し、広告の費用対効果の改善
  • 目標広告費用対効果を導入し、広告の費用対効果の改善
  • 目標コンバージョン単価の設定
  • 目標広告の費用対効果の設定
  • 入札戦略の目標を設定
  • コンバージョン トラッキングをアップグレード

また、これらの最適化案の自動適用を実装したとしても、最適化案を実装したことで広告の予算を引き上げられることは無いため、10万円のつもりが、勝手に20万円の予算に変更されていた、という事は発生しません。

『キーワードとターゲティング』は何をしてくれる機能?

キーワードとターゲティングでは、9つの機能が自動最適化として用意されています。

その、9つが下記になります。

  • オーディエンスを追加
  • レポートするオーディエンスセグメントを追加
  • 動的検索広告を追加
  • キーワードを追加
  • Google検索パートナーへ出稿し、リーチを拡大
  • 重複するキーワードの削除
  • 広告配信に使用されていないキーワードの削除
  • 競合する除外キーワードを削除
  • ターゲットの拡張を使用

上記により、広告商材へ興味を持つユーザーへ多く広告を表示しようとする動きになります。

一方で、これらのキーワードについては上記リストの通り基本的にリーチを拡大していくことを狙う自動化になりますので、意図的に狭いエリア、一部のユーザーのみへの広告出稿を行っている場合、逆効果になるケースが多々発生しますので、注意が必要です。

『広告と広告表示オプション』はどんな機能?

広告と表示オプションの自動最適化案では、広告表示オプションの自動生成機能は現状、実装されていません。

現在、実装されている機能は下記の3点です。

  • レスポンシブ検索広告を追加
  • レスポンシブ検索広告を改善
  • 広告のローテーションを最適化

レスポンシブ検索広告の追加は、現状入稿されている広告文をもとに、レスポンシブ検索広告を自動生成してくれる機能になります。

拡張テキスト広告のみ、入稿している状態で、レスポンシブ検索広告まで手が回らないという際には実装することで工数削減に繋がります。

また、広告のローテーション最適化に関しては、最もクリックされる、効果が高いと判断される広告が優先的に表示される機能になりますが、もし、厳密なA/Bテストを実施している場合は、導入してしまうと、一方の露出量が激減する可能性が非常に高いため、注意が必要です。

自動最適化案の適用を有効/無効にするには?

ここまでは、どのような最適化案が自動適用になるのか、について解説してきました。

ここから、具体的にどうすれば導入できるのか、逆に解除できるのか、について解説していきます。

導入、解除は非常に簡単で、下記の『自動適用』をクリックします。

『自動適用』を選択すると下記のようなページが展開されます。

この中から、適用したいものにはチェックを、解除したいものはチェックを外す、という作業を行い、最後に『保存』を選択することで、適用・解除をすることが可能です。

参考:自動適用を有効にした最適化案を管理する(Google広告 ヘルプ)

自動適用した、そのあとは?

自動適用を導入すると、Googleが選択した項目について、最適化案の自動適用を開始します。

一方で、その最適化案を自動適用した内容については、しっかり変更履歴に残ります。

よって、自動適用を導入したことで運用側が予期しない行動や、不都合な行動を取っている場合には、その履歴からもとに戻す作業を行うことも可能です。

実際の変更履歴に残る場合は下記のように表示されます。

おわりに

今回は、Google広告の最適案の自動適用機能について解説しました。

基本的にGoogle広告の最適化案がリーチの拡大による、広告機会の最大化であるため、向き不向きがあるとは思いますが、うまく活用することで、広告運用のリソースを削減することも可能な場合もありますので、機能を理解したうえで活用することが必要になると思います。

  • 2022.01.17
  • 2022.01.01

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