【GA4】Looker Studio(旧:Googleデータポータル)とGA4の連携について
*2022年10月にGoogleデータポータルからLooker Studioに名前が変更されました。
本記事はGoogleデータポータルとGA4の連携について解説します。
今回は、BigQueryを連携せずにGoogleデータポータルとGA4を直接連携する方法についてまとめます。
この記事の目次
なぜGoogleデータポータルとの連携が必要なのか?
これは、GA4で分析を行う際に必要な探索レポートでデータを見れる期間が最大で14カ月と限られているためです。
GA4上で一昨年まで遡ってデータを見ることは、現時点で不可能なためデータポータルを連携してレポート化する必要があります。
Googleデータポータルについては以下の記事をご参照ください。
- 【Looker Studio】(旧Googleデータポータル)でいったい何ができるの?活用事例付
- Looker Studio(旧)Googleデータポータルでなにができるの?今回は、Looker Studioでできること、弊社での活用事例について紹介します!...
連携方法
①Googleデータポータルにアクセスしてログインします。
②下記の画面の様にレポート作成画面が表示されます。
③画面内の「空のレポート」をクリックすると、新規でレポートが作成されます。
④新規でレポートが作成されると、下からどのデータソースを使用してレポートを作成するか選択できるので「Googleアナリティクス」を選択する。
⑤Googleアナリティクスを選択すると下記画面のようにどのプロパティと連携するか選択できるので、該当のGA4プロパティを選択します。
⑥Googleデータポータルとの連携が完了すると下記のような表が表れ、イベント数が表示されます。
これにてGA4とGoogleデータポータルの連携は完了です。
データポータルの具体的な使い方などについては以下の記事でまとめておりますのでご参照ください。
- 【Looker Studio実践5ステップ】GoogleのLooker Studio(旧:データポータル)でレポート作成してみよう!~コロナ公開データ練習~
- GoogleのLooker Studio(旧:データポータル)を使ったレポート作成5ステップを紹介します!今回はコロナ公開データを利用して、レポート作成を実践的...
※今回はGA4のデータを直接データポータルと連携する方法に関して紹介しております。
BigQueryを経由してデータポータルにデータを出力する方法もありますが、それは別記事にて紹介させていただきます。
おわりに
GA4への移行により、いままでUA上ですぐに確認できた指標も確認することが難しくなりました。
また、GA4上の探索レポートで見れるデータの期間も最大で14カ月までと制限され不便に感じる方も多いと思います。
しかしながら、データポータルと事前に連携していれば、分析に使うレポートを比較的簡単に構築することができます。
本記事が皆さんのGA4のデータ活用にお役立ちできれば幸いです。