Facebook集客のマニュアル!できない原因と5つのコツを徹底解説
「Facebookでの集客はどう進めれば良いの?」
「Facebookで集客できない時はどうすれば良い?」
Facebookは、30代~50代のユーザーが多いSNSであり、ビジネスで活用される機会が非常に多いです。上手に活用できれば、大きな集客効果が期待できるでしょう。
本記事では、Facebookにおける集客方法について解説します。集客がうまくいかない原因や、成功するためのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
Facebookの集客には「Facebookページ」が効果的
Facebookの集客には、個人のページではなく「Facebookページ」を活用します。Facebookでは、個人が実名で登録する個人ページだけでなく、会社名や商材名で運用できる「Facebookページ」があります。
複数人で管理できたり、アクセス解析や集客用ボタンの設置など、個人ページにはない機能が多数搭載。個人のページはFacebookにログインしなければ閲覧できませんが、企業のFacebookページはログインせずに閲覧できます。
Facebookで集客する5つのメリット
Facebookでの集客には、大きく以下5つのメリットがあります。
- Web検索で上位表示されやすい
- 実名登録だから安心感を持たれやすい
- 無料で運用できる
- ユーザーとのコミュニケーションがとりやすい
- SNSや各媒体と連携しやすい
Web検索で上位表示されやすい
Facebookでの集客には、ページがWeb検索で上位表示されやすいというメリットがあります。企業のホームページと同じく、商材や会社名で検索された際に上位表示が期待できるでしょう。
なお、Facebookのアカウントを持っていない一般ユーザーでも、企業のFacebookページにはアクセスできます。検索結果からの流入が期待できるのは、Facebookで集客する大きなメリットの1つです。
実名登録だから安心感を持たれやすい
Facebookは、基本的には実名登録が前提のSNSです。TwitterやInstagramのように匿名でも利用できるSNSでは、偽物のアカウントが開設される懸念もあり、匿名だからこその誹謗中傷や炎上のリスクも避けられません。
一方、Facebookは実名登録が基本なので、ユーザー側も企業のページを安心して閲覧できます。炎上リスクの低さも、Facebookで集客する大きなメリットです。
無料で運用できる
Facebookページの運用は無料で行えます。
アカウントの開設が無料でできるSNSは多いですが、Facebookは豊富な機能を無料で利用して集客につなげられます。
例えば、アクセス解析や集客ボタンの設置、ユーザーとの密なコミュニケーションなど、無料でも多彩な機能を活用し、効果的な運用が期待できるでしょう。
なお、広告を出稿する場合は費用がかかります。Facebookでの集客効果をさらに上げたい場合は、事前に予算を検討してから広告を運用しましょう。
ユーザーとのコミュニケーションがとりやすい
ユーザーとのコミュニケーションがとりやすいのも、Facebookで集客する強みです。
Facebookは、Messenger(メッセンジャー)と呼ばれるコミュニケーションアプリを提供しています。ユーザーと個別でのやり取りも手軽に行えるので、営業のアプローチにも向いているでしょう。
また、Facebookページの投稿には、ユーザーがコメントやリアクションをつけられます。
ユーザーとのコミュニケーションをとりながら認知の拡大はもちろん、見込み顧客とより良い関係性を構築する効果も期待できます。
SNSや各媒体と連携しやすい
Facebookは、他のSNSやメディアとの連携がしやすいSNSです。
Instagramをはじめ、他サービスとの連携により、Facebookでの投稿を自動的に通知できます。同時に複数のSNSを駆使して集客を展開したい場合は、ぜひFacebookページを活用してみてください。
Facebookで集客するデメリット2つ
Facebookでの集客にはデメリットもあります。大きく以下2つのポイントに注意して、アカウントを運用してください。
- 継続的な運用が必要になる
- ネガティブなコメントも表示される
継続的な運用が必要になる
Facebookは、広告を使わない限りは短期で結果が出る集客方法ではありません。
中長期的に投稿をし、ユーザーの信頼を獲得していく必要があります。継続的な運用を行うリソースと体制を整えておかなければいけません。
また、TwitterなどのSNSよりも拡散力が低いうえにビジネス色が強いため、「バズる」投稿は不向きでしょう。
ネガティブなコメントも表示される
Facebookでの集客の際には、ネガティブなコメントにも注意が必要です。Facebookでは、実名のユーザーによるコメントが付きます。良いコメントがつくことは多いですが、ネガティブなコメントもゼロではありません。
もしマイナスな内容のコメントがついてしまうと、見たユーザーからの評判が下がる恐れもあります。
ネガティブなコメントには真摯に対応し、信頼の担保に努めましょう。
Facebookで集客できない3つの原因
Facebookでの集客がうまくいかない場合は、主に以下3つの原因が想定されます。
- 投稿内容がターゲットに合っていない
- 宣伝投稿が多い
- 仕様の変更がされる可能性がある
投稿内容がターゲットに合っていない
投稿内容がターゲットに合っていないと、集客はうまくいきません。
例えば、若い女性をターゲットにした整骨院の場合。Facebookを使って集客するうえで、男性向けのトピックスについての投稿を重ねていては、狙った集客効果は期待できません。
ターゲットをきちんと分析し、属性に合わせた投稿内容を意識しましょう。
宣伝投稿が多い
ターゲットに合わせた投稿を重ねていても、宣伝ばかりを投稿では、ユーザーの信頼を得られません。というのも、宣伝ばかりでは単調になり、ユーザーも飽きてしまうからです。
宣伝ばかりでなく、見込み顧客が求める情報を発信したり、店舗や商材についてのエピソードを投稿したりと、バリエーション豊富な投稿を意識しましょう。
仕様の変更がされる可能性がある
Facebookで成果が出ないのは、仕様の変更が原因のケースもあります。
Facebookに限らず、SNSの運用において仕様変更や急なサービス終了は付き物です。常にそうした状況への対応力をつけなければいけません。
運営による公表のチェックはもちろん、複数のSNSを併用して安定感のある集客を実現させましょう。
Facebookで効果的な集客を実現する5つのコツ
Facebookで効果的な集客を実現するには、大きく5つのコツがあります。
- ターゲットユーザーを明確にする
- ユーザーとのコミュニケーションを意識する
- プロフィール・カバー画像を充実・最新版にする
- イベント機能を活用する
- Facebook広告の活用を検討する
ターゲットユーザーを明確にする
Facebookでの集客で成果を上げるには、ターゲットユーザーを明確にすることが大切です。
Facebookは、投稿に使用できる文字数の上限が高く、ユーザーへのアピールがしやすいSNSです。しかし、ターゲットユーザーが明確にできていないと、長所を活かせません。
ターゲットを明確に設定し、それに合わせた投稿を意識しましょう。
ユーザーとのコミュニケーションを意識する
ユーザーとのコミュニケーションを意識しましょう。ユーザーからのコメントへの返信やリアクションにより、ユーザー側にも好印象を与えられます。
Messengerの活用はもちろん、投稿へのリアクションやコメントは認知拡大にもつながります。
ユーザーとのコミュニケーションを意識しながらアカウントを運用していきましょう。
プロフィール・カバー画像を充実・最新版にする
プロフィールやカバー画像は充実させてください。プロフィールやカバー画像が設定されていないと、怪しい印象を与えかねません。企業のロゴや商材の写真を活用しましょう。
また、古い情報が残っていると信頼性が下がる恐れがあります。投稿だけでなく、プロフィールとカバー画像も定期的に見直しておきましょう。
イベント機能を活用する
Facebookには、「イベント」という機能があります。自社の商材に関するキャンペーンやセミナーなどのイベントを宣伝でき、認知を広げたりイベントへの集客を増やしたりといった活用ができます。
他のSNSにはない機能なので、積極的に活用しましょう。
Facebook広告の活用を検討する
Facebookページだけで思うような成果が出ない場合は、広告の運用も検討してみてください。出稿や運用には費用がかかりますが、認知の拡大や申込の増加など、より高い成果が期待できます。
Facebook広告の配信を検討している方は、以下の記事もご覧ください。
- Facebook広告の代理店5選!代理店選びのポイントまで徹底解説
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Facebookでの集客についてのよくある質問
では最後に、Facebookでの集客についてのよくある質問をご紹介します。
Facebookページの運用には費用がかかりますか?
Facebookページの運用には、基本的に費用はかかりません。
広告を運用する場合は費用が発生するため、運用したい場合は予算をふまえ、広告代理店への相談を検討してみてください。
ページ作成に注意点はありますか?
Facebookページを作成する際は、ページの名前に注意しましょう。特に以下のワードは、ページの名前に使用できないと決められています。
- 「Facebook」
- 広告や販促とみなされる表現
- 記号
- 無駄な句読点
- その他誤解を招く表現
一般的に、企業の名前や商材・店舗の名前だけをページ名として使用しなければいけません。
また、ページ名以外に、カバー写真にも規約があります。「お問い合わせはこちら」といったテキストや商材の価格、連絡先情報が入っている画像の仕様は禁止されているため、注意しましょう。
Facebookでの集客はもう古いというのは本当ですか?
Facebookの日本でのユーザー数は減少傾向にあるとされており、Facebookでの集客はもう古いのではないかという意見もあります。
しかし実際のところ、ポイントさえ押さえればFacebookでの集客はまだまだ有効です。Facebookは実名での登録が前提となっており、居住地や職業、興味・関心などを細かく設定できるSNSです。
そのため、ターゲティングに使えるデータが豊富という魅力があります。ターゲティングを適切に設定できれば、高い集客効果が期待できるでしょう。
まとめ:Facebookで効果的な集客を実現させよう
Facebookでの集客には、一般ユーザーのページではなく「Facebookページ」を利用しましょう。無料で運用できるページですが、集客に便利な機能が多数利用できます。
集客の際は、ターゲットユーザーに合わせた投稿の作成やユーザーとのコミュニケーションなど、Facebookの強みを活かした施策を実施しましょう。Facebookでの集客はもう古いという意見もありますが、上手に活用できれば十分に成果が期待できます。ターゲティングを意識してページを運用しましょう。
なお「Facebookでの集客方法は把握できたけど、自分では取り組めない……」という方は、広告代理店へのご相談ください。
弊社、サイバーホルンでは無料相談を受け付けています。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。