Amazon広告の1番簡単な始め方。広告費・広告の種類・設定方法・効果の出し方・売れない時どうする?
この記事の目次
はじめに
Amazonで出品を開始したら、次に始めたいのはAmazon広告です。
Amazonの購入者で、検索結果1ページ目で購入する商品を決めてしまう人は全体の約8割とも言われています。
しかし、新規のもちろん出品は購入履歴がなく、口コミがゼロの状態です。そこからいきなり1ページ目に表示させるのは至難の業です。
そこで、Amazon広告を利用すれば、新規の出品でも1ページ目に商品を表示することができ、商品を認知させ売上に繋がります。
検索されたキーワードで商品が購入されれば、次第にそのキーワードでの表示順位も上がり、さらに売り上げが向上していきます。
つまり、Amazonの新規出品者は、Amazon広告を出すのは必須…
でも、何をどうしたらわからない!という方に、とりあえずまずはこれを設定してみよう!という一番簡単なhow toを作成してみました!
それでは、Amazonに出品したらぜひ始めたい、Amazon広告の出稿方法を見ていきましょう。
Amazon広告とは
Amazon広告とは、Amazon出品者がAmazon上に広告を出せるサービスのことです。
上の「ニキビ オールインワン」で検索した結果、表示されているものの中で「スポンサー」と入っているものは全てAmazon広告から出稿されているものになります。
Amazon広告は検索結果の上位に広告が表示されるので、検索結果1ページ目に商品を表示することが重要なAmazonにおいて、Amazon広告を出稿するべき価値はお分かりいただけると思います。
Amazon広告のクリック単価・広告費の目安
Amazon広告を始める前に気になるのは、どれくらい広告費が必要なのか?クリック単価はどれくらいなのか?という点ですね。
どれくらい広告費が必要かということは、1クリックにつきどれくらいの費用がかかるのか(=クリック単価)が大きく関わってきます。
実はクリック単価は商材によってかなり開きがあり、一概にいくらとは言えません。
広告配信前は目安として100円を平均的なクリック単価として考えて頂き、配信後のクリック単価を見て適正な広告費に調整していくのがおすすめです。
Amazon広告の種類
それでは、Amazon広告の種類をご説明します。
種類 | 広告手法 | 掲載面 | 課金方式 | 広告 | ターゲティング方法 |
スポンサープロダクト広告 | 検索広告 | Amazon検索結果、商品ページ | クリック課金 | 商品ページ | 検索キーワード |
スポンサーブランド広告(※ブランド登録要) | ディスプレイ広告 | Amazon検索結果 | クリック課金 | ブランドの2~3点 | 検索キーワード 商品ターゲティング |
スポンサーディスプレイ広告 (※ブランド登録要) | ディスプレイ広告 | Amazon内 | クリック課金 | 商品ページ | ・商品ターゲティング ・興味・関心ターゲティング ・リマーケティング |
スポンサープロダクト広告
スポンサープロダクト広告は一番簡単に始められる広告です。
商品に合わせたキーワードを設定し、そのキーワードが検索された際に表示される広告になります。
広告は、商品ページが表示されるので、バナーなどを準備する必要もありません。
スポンサーブランド広告
スポンサーブランド広告は、自社のブランドをAmazonに登録することで配信ができる広告です。
Amazon内で商品のブランドページを作成します。
ターゲティングは、検索キーワード・商品ターゲティングが可能です。
スポンサーディスプレイ広告
こちらもブランド登録をすることで配信ができる広告です。
スポンサーブランド広告と異なるのは、Amazonユーザーの興味・関心にターゲティングができる点と、リマーケティングと言って過去に自社の商品を購入したユーザーに広告を表示させられる点です。
Amazon広告の出稿方法
それでは、Amazon広告の具体的な出稿方法をご紹介します。
Amazon広告の始め方
①Amazon広告と検索し、「さっそく始める」を押す
②出品用アカウントでログイン
次に表示される画面で、広告掲載する国を選択し、「セラーセントラルアカウントを持っています」を選択すればセラーセントラルとAmazon広告の連携が完了です。
Amazon広告の入稿方法
①キャンペーンを作成するをクリック
②スポンサープロダクト広告の続けるをクリック
(※ブランド登録が完了するまでは、スポンサーブランド広告・スポンサーディスプレイ広告は選択でず、グレーアウトしています。)
③任意の広告グループ名を入力し、広告したい商品を追加
④オートターゲティングを選択し、入札額を入力。
マニュアルターゲティングを設定すると、狙ったキーワードに出稿することも可能です。
まず始めたい、という場合はオートターゲティングでAIに任せてしまうのがおススメです。
その場合、初めの入札は低めに設定しておいて、様子をみながら入札を上げ下げすると良いでしょう。
⑤広告を表示したくないキーワードや他社商品があれば設定する
なければスキップしてOKです。
⑥キャンペーンの設定をする
入札戦略は、「ダウンのみ」か「アップとダウン」を選択することをお勧めします。
できるだけ、AIが柔軟な動きができる方が売り上げの増加に繋がりやすいです。
1日の予算が決まっている場合などは、固定入札額を選択してください。
キャンペーン名は任意のものでOKです。
開始日は作成日以降の日付、終了日は設定しなくても大丈夫です。
1日の予算はこのキャンペーンに支払っても良い、「1日あたり」の金額を入力してください。
以上を入力し終えたら、「キャンペーンの開始」で広告の入稿が完了です!
Amazon広告で売れない時に見直したい点
ここまでお読みいただき、入稿完了された方お疲れ様です!
配信を開始すると、次は思うように購入されない……というお悩みが出てきます。
そんな時にぜひ見直して頂きたいのが、商品ページです。
広告は、商品ページへ流入させるための施策にすぎません。
流入した商品ページに情報が少ないと、検討材料がなくユーザーは離脱してしまいます。
競合商品の商品ページを見て、自社商品の商品ページに足りない情報は何か?見つけてみてください。
そして、足りない情報は全て入れてみて、購入数が変化するか分析してみましょう。
まとめ
Amazonに出品すると切っては切れないAmazon広告。
とにかく最短で始めてみたい!という方に、一番シンプルなAmazon広告の始め方をご紹介しました。
実際に、触って始めてみることが大事なので、ぜひこの記事を参考にAmazon広告を出稿してみてくださいね!