Web広告媒体のおすすめ10選!広告の種類一覧や選び方も解説
「広告媒体はどのように選んだら良いの?」
「Web広告媒体のおすすめが知りたい」
Web広告は、配信設定やクリエイティブが重要視されます。しかし、Web広告を出稿する媒体の選定を間違えると成果は得られません。
目的や商材など、さまざまな観点からWeb広告媒体を選ぶ必要があります。
そこで本記事ではおすすめの広告媒体をご紹介します。媒体ごとの特徴や費用相場から媒体を選ぶ際のポイントまで解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
広告媒体は大きく3種類
大前提として、広告媒体は、大きく以下の3種類に分かれます。
- インターネット媒体
- マス媒体
- SP(セールスプロモーション)媒体
インターネット媒体
インターネット広告は、Web上で配信されている広告全般を指します。SNSやWebサイトを中心に掲載され、ジャンルが広く媒体も多い広告です。
市場規模が大きく、世界的に主要な広告媒体となっています。従来のマス広告などに比べて、細かいターゲティングや効果測定がしやすく、費用対効果の高いマーケティングができるのがポイントです。
マス媒体
マス媒体は、「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」という4つの媒体で掲載される広告を指します。大規模な媒体を使っているため、より多くの人々に向けてアピールできるのが特徴です。
マス広告は多くの人々にアピールできるため、サービスやブランドの認知度向上や、商品の販促のために使われることが一般的です。近年ではインターネットの普及に伴い、市場規模は以前より小さくなっています。
SP(セールスプロモーション)媒体
SP(セールスプロモーション)媒体は、商品やサービスの販売促進を目的とした広告のことです。
インターネット広告やマス広告以外の、ダイレクトメールや折込チラシ、交通広告や屋外広告がSP広告として挙げられます。
コストが低いうえに反復性が高く、実施しやすいでしょう。また、効果測定も行いやすく、施策にも効果的に反映できます。
BtoB企業の広告媒体ならインターネット媒体がおすすめ
特にBtoB企業で広告を運用したい場合は、インターネット媒体の利用がおすすめです。BtoB企業の広告運用の目的を達成するには、インターネット媒体の有効活用が求められます。
BtoB企業での広告運用目的は、さまざまです。リードの獲得や自社サービスの認知度向上など、目的や顧客の購入フェーズに合わせて適切な広告を打たなければなりません。
Web広告は媒体が多く、目的やフェーズ、業種やターゲットに合わせて選びやすいため、BtoB企業のマーケティングに適しています。
主なインターネット広告の種類おすすめ一覧
主なインターネット広告の種類を一覧でご紹介します。
広告媒体 | 主要媒体 | 特徴 |
---|---|---|
リスティング広告 | Google広告 Yahoo!広告 | 検索キーワードに応じて検索結果に表示 購買意欲の高いユーザーに広告を届けられる |
ディスプレイ広告 | Google広告 Yahoo!広告 | Webサイトの広告枠に表示 潜在顧客に画像・動画でアピールしやすい |
リターゲティング広告 | Google広告 Yahoo!広告 | 過去にサイトを訪れたユーザーに表示 高いコンバージョン率が期待できる |
SNS広告 | Twitter(X)広告 Facebook広告 Instagram広告 | 各種SNS上で配信できる 認知度向上と細かいターゲティングができる |
動画広告 | YouTube広告 | 動画サイト上で動画の間に挿入する形で配信 伝えられる情報量が多い |
純広告(記事・バナー広告) | Yahoo!広告 | メディアの広告枠に配信される ブランディングにつなげやすい 管理の手間が少ない |
アフィリエイト広告 | AmazonアソシエイトA8.net | アフィリエイターがWebサイトやSNSに商品リンクを張り付けるタイプの広告 費用対効果が見えやすい |
DSP広告 | Freakout MicroAd BLADE | 広告効果を自動で最適化できる ターゲティング精度が高く手間が少ない |
タイアップ広告 | 各種メディア | メディアの記事に溶け込む形のPR広告 読まれやすくユーザーの信頼を得やすい |
デジタル音声広告 | Spotify radiko | ラジオ・音楽サービスで流される ブランディング・認知度向上に効果的 |
インターネットの広告媒体おすすめ10選
おすすめのインターネット広告媒体10種類をご紹介します。
- LINE
- YouTube
- tiktok
- A8.net
- バリューコマース
- FreakOut
項目 | 内容 |
---|---|
広告の種類 | リスティング広告 ディスプレイ広告 動画広告 ショッピング広告 アプリ広告 |
課金形態 | クリック課金:50~100円/1クリック インプレッション課金:10~500円/1,000回表示 コンバージョン課金:CPAの1.5倍 |
公式サイト | https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/ |
Google広告は、世界最大の検索エンジンGoogleが提供している各種広告です。広告の種類が豊富で、世界中のユーザーがサービスを利用しているため、狙ったユーザーの多くに広告を届けられます。
効果測定のしやすさやターゲティングの細かさも魅力で、上手に運用できれば高い費用対効果が期待できるでしょう。
項目 | 内容 |
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広告の種類 | 画像広告 動画広告 カルーセル広告 コレクション広告 インスタントエクスペリエンス広告 |
課金形態 | クリック課金:100~200円/1クリック インプレッション課金:100円/1,000回表示 |
公式サイト | https://ja-jp.facebook.com/business/ads |
Facebook広告は、Meta社が運営しているSNS「Facebook」上で掲載される広告です。
実名登録が基本のSNSで、ユーザーの属性が細かく登録されているため、ターゲティング精度が高いのがポイントです。ユーザーの年齢層が高めで、企業の中で決定権のあるユーザーが多いSNSでもあります。
項目 | 内容 |
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広告の種類 | 写真広告 動画広告 ストーリーズ広告 カルーセル広告 コレクション広告 発見タブ広告 |
課金形態 | クリック課金:50~100円/1クリック インプレッション課金:500~1,000円/1,000回表示 アプリインストール課金:100~150円/1インストール 動画再生課金:5~7円/1再生 |
公式サイト | https://business.instagram.com/ |
Instagram広告は、Facebookと同じくMeta社が運営している広告です。Facebookと同じくターゲティング精度の高さが魅力ですが、より年齢層が低く、購買意欲の高いユーザーが多いプラットフォームとして知られています。
画像や動画の投稿に特化したSNSなので、広告運用でもクリエイティブの制作がポイントになります。
LINE
項目 | 内容 |
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広告の種類 | LINE NEWS LINE VOOM LINEショッピング LINE広告ネットワークなど |
課金形態 | クリック課金:24~200円/1クリック インプレッション課金:400~650円/1,000回表示 友だち追加課金:150~200円/1人追加 |
公式サイト | https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/ |
LINE広告は、日本国内で多くのアクティブユーザーを抱えるコミュニケーションツール「LINE」上で配信できる広告です。ユーザー数の多さが魅力で、幅広い年齢層にアプローチできます。広告の配信先・種類も豊富で、目的や業種、商材に合わせて配信先を選択しやすいのも魅力です。
Twitter(X)
項目 | 内容 |
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広告の種類 | プロモ広告 フォロワー獲得広告 ダイナミック商品広告 コレクション広告 など |
課金形態 | クリック課金:24円~200円/1クリック インプレッション課金:400~650円/1,000回表示 アプリインストール課金:100~250円/1インストール 動画再生課金:5~20円/1再生 フォロー課金:40~100円/1フォロー エンゲージメント課金:40~100円/1エンゲージメント |
公式サイト | https://business.twitter.com/ja/advertising/formats.html |
Twitter(X)広告は、Twitter(X)上で配信できる広告です。ユーザー数が非常に多く、年齢や性別を問わずに幅広い層に利用されているSNSで、ターゲティング精度が高いという特徴があります。
広告の種類も豊富で、リツイート機能による拡散力も高いため、上手に活用できれば認知拡大に高い成果が期待できるでしょう。
YouTube
項目 | 内容 |
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広告の種類 | インフィード広告 マストヘッド広告 オーバーレイ広告 インバナー広告など |
課金形態 | クリック課金:3~20円/1クリック インプレッション課金:400~600円/1,000表示 動画再生課金:2~25円/1再生 |
公式サイト | https://www.youtube.com/intl/ALL_jp/ads/ |
YouTube広告は、Googleが提供している動画プラットフォーム「YouTube」上で配信できる広告です。近年大きく市場が拡大しており、年齢や性別問わず、世界中で多くのユーザーが利用しているプラットフォームとして知られています。
YouTubeはGoogleが提供しているサービスなので、Googleのさまざまなデータを用いた細かいターゲティングができるのもポイントです。
TikTok
項目 | 内容 |
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広告の種類 | 起動画面広告 チャレンジ広告 インフィード広告 運用型広告 |
課金形態 | クリック課金:30~100円/1クリック インプレッション課金:100~1,000円/1,000回表示 動画再生課金:5~60円/1再生 |
公式サイト | https://tiktok-for-business.co.jp/ |
TikTok広告は、動画専用SNS「TikTok」で配信できる広告です。
若年層が多いと思われがちですが、意外と30~40代のユーザーも多いSNSです。拡散力があるSNSなので、ユーザーに刺さる広告を作れれば、高い成果が期待できます。TikTokで知った商品・サービスを検索・購入するユーザーも多く、購買につながりやすいというメリットもあります。
A8.net
項目 | 内容 |
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広告の種類 | アフィリエイト広告 |
課金形態 | 初期費用:55,000円 月額費用:44,000円 成果報酬額+手数料30%(相場) |
公式サイト | https://www.a8.net/ |
A8.netは、アフィリエイト広告の国内最大手です。
広告主数・メディア数ともに日本トップクラスのプラットフォームとなっており、20年以上の実績があります。メディアの数が多く、SNSにも配信してもらえるので、幅広いプラットフォームに広告を届けられるのが特徴です。
バリューコマース
項目 | 内容 |
---|---|
広告の種類 | アフィリエイト広告 |
課金形態 | 初期費用:55,000円 月額費用:55,000円+成果報酬+手数料31.5% |
公式サイト | https://www.valuecommerce.ne.jp/ |
バリューコマースは、集客力の高さと独自の出向先メディアが魅力のアフィリエイト広告です。大手メディアとのつながりが強く、多くのユーザーに広告を届けられるのはもちろん、独占メディアも多いため、他にはない出向先が見つけられます。
Yahoo!の検索データを活用して施策を実施できるため、高い広告成果が期待できるのもポイントです。
FreakOut
項目 | 内容 |
---|---|
広告の種類 | DSP広告 |
課金形態 | クリック課金:50~100円/1クリック インプレッション課金:100~500円/1,000回表示 |
公式サイト | https://www.fout.co.jp/freakout/product/ |
Freakoutは、各種DSP広告を配信している企業です。DSPの数少ない国内プラットフォームで、日本トップクラスのサービスの1つとして知られています。
国内最大級の広告枠在庫があり、多くのユーザーに配信できるのが魅力です。独自の機械学習エンジンを採用しているので、運用の最適化をサポートしてもらえるでしょう。
適切な広告媒体を選ぶ4つのポイント
豊富にある広告媒体の中から適切なものを選ぶためには、以下4つのポイントが大切です。
- 広告運用の目的を明確にする
- 競合他社と差別化を図れる媒体を選ぶ
- 媒体のユーザー層をマッチするか見る
- 運用にかかる費用が適切かチェックする
広告運用の目的を明確にする
まずは広告運用の目的を明確にしましょう。「認知拡大を目指したい」「商品・サービスの購入者を増やしたい」など、目的に応じて適切な媒体は異なります。
広告媒体によって特徴や得意分野が違うので、目的を明確にしておかないとどのような基準で選ぶべきかはっきりしません。
せっかく広告を運用しても、思うような成果が得られない恐れがあります。
競合他社と差別化を図れる媒体を選ぶ
競合他社との差別化も重要なポイントのひとつです。例えば、競合他社の大手がTwitter広告で成果を出しているからといって、同じ媒体を選択してもうまくいくとは限りません。
競合他社の動向をチェックし、他社が進出していない媒体で広告を打って差別化を図るのも有効な戦略です。
媒体のユーザー層をマッチするか見る
媒体のユーザー層は、必ずチェックしておきましょう。
特にSNSや動画プラットフォームの場合、ユーザー層を間違えると成果につながらない恐れがあります。
例えば、比較的ユーザーの年齢層が高く年収も高い傾向にあるFacebookと、若年層のユーザーが多いTikTokでは、最適な商材が異なります。
ユーザー層が自社の商材にマッチするかどうかをチェックしておかないと、高い成果は見込めません。
運用にかかる費用が適切かチェックする
広告運用にかかる費用も大切なポイントのひとつです。インターネット広告の運用で成果を出すには、月額あたり数十万円の費用がかかります。大きな金額になるため、媒体ごとの費用は事前にチェックしておかなければなりません。
広告運用を代理店に依頼する場合は、手数料についても検討が必要です。代理店に依頼する場合、媒体に支払う費用の20%程度が手数料としてかかります。
初期費用がかかる場合もあるので、各代理店の料金体系を確認しておきましょう。
まとめ:広告媒体は自社商材やユーザーとの相性などで選ぶのがおすすめ
広告媒体の中でも、特にWeb広告は媒体が多く、それぞれ特徴があります。各媒体ごとの特徴を把握し、自社に合ったものを選択しなければ、高い広告効果は期待できません。
広告媒体を選択する際は、まずは広告運用の目的を明確化しましょう。媒体のユーザー層や得意分野、費用相場をチェックし、自社の商材に最適な媒体を検討する必要があります。
そこで、広告代理店に依頼すれば最適な媒体を選択してもらえるだけでなく、運用代行までお任せできます。
自社に最適な広告媒体が分からない方は、広告代理店への相談も視野に入れてみてください。