Twitter広告の効果的な出し方8ステップ!確認ポイントも紹介
「Twitter広告の出し方がわからない…」
「Twitter広告を出すうえでのポイントは?」
幅広い年齢層で多くのユーザーが利用しているTwitterは、有効に利用できれば高い集客効果が期待できます。
ただし、Twitter広告は正しく出稿しなければ効果に結び付けられません。
そこで本記事では、Twitter広告の出し方を解説します。Twitter広告の運用で成果を出すために確認しておきたいポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
Twitter広告を出す前に知っておきたい基礎知識
まずはTwitter広告の基礎知識をおさえておきましょう。ここでは広告出稿の条件、広告の種類、出稿費用の相場について解説します。
Twitter広告出稿の条件
Twitter広告の出稿には条件があります。アカウントさえ作れば誰でも出稿できるというわけではありません。
主な条件は以下の通りです。
- 公開ツイートであること
- 認証済みアカウントであること
- プロフィールやヘッダー画像がGIF画像ではないこと
- 自己紹介欄に鍵付きではなく、プロモーション対象の商品やサービスの説明が記載されたURLがあること
- 対象言語に対応していること
Twitter広告を出稿するには、公開アカウントであるだけでなく、認証済みのアカウントであることが求められます。
2022年以降、Twitterの仕様や広告の仕組みが頻繁に変わっており、広告についても条件や仕様が変化しつつあります。2023年5月現在は、認証済みのアカウントでなければ広告配信ができないと公表されていますが、今後さらに条件が変わることも想定しておきましょう。
Twitter広告の種類
Twitter広告には、大きく7つの種類があります。それぞれの特徴を下記にまとめました。
広告の種類 | 特徴 |
---|---|
プロモ広告 | 画像・動画・カルーセルなどで商品やWebサイトを宣伝できる |
フォロワー獲得広告 | 「フォローする」ボタンが設置されており、新規フォロワーの獲得につながる |
TwitterAmplify | 関連性のある企業の動画と連携できる |
Twitterテイクオーバー | トレンド欄など、目立つ位置に掲載できる |
Twitterライブ | ライブ動画を広告として配信できる |
ダイナミック商品広告 | 関連性の高いユーザーに対して商品を紹介できる |
コレクション広告 | メイン画像の下に小さいサムネイル画像を投稿できる |
商材や広告出稿の目的に応じて、適切な広告の種類は異なります。広告運用のノウハウが自社にない場合は、広告代理店への依頼も視野に検討してみてください。
Twitter広告の出稿費用
Twitter広告には、最低出稿金額の制限はありません。よって、1円からでも出稿は可能です。
ただし、1円での広告運用で成果を得ることは現実的ではありません。相場を大幅に下回る金額では、競合アカウントに負けてしまい、高い確率で成果は見込めないでしょう。
Twitter広告の費用の目安として、月額10~30万円を想定しておきましょう。
Twitter広告の費用対効果を高めたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
- Twitter広告の費用はいくら?相場や効果的な運用ポイントを解説
- 「Twitter広告ってどのくらいの費用がかかるの?」「Twitter広告の費用をおさえるには?」 Twitter広告は、サービスのユーザー数も多く、細かいター...
Twitter広告の出し方8ステップ
それでは、Twitter広告を出す際の8つのステップを順にご紹介します。
- アカウントを作成する
- 広告アカウントの初期設定を行う
- キャンペーンを作成する
- 広告グループを設定する(期間・予算)
- 広告グループを設定する(ターゲティング)
- 広告グループを設定する(プレースメント)
- 広告グループを設定する(クリエイティブ)
- キャンペーン内容を確認して出稿する
ステップ1.アカウントを作成する
Twitter広告を出す前に、まずはアカウントを作成しましょう。
公式ページにアクセスしてください。
アカウントの作成には、以下の情報が必要になります。
- 電話番号またはメールアドレス
- 名前
- 生年月日
- パスワード
- ユーザー名(@から始まる固有のID)
GoogleアカウントやAppleアカウントを持っている場合は、それらと連携することでアカウントを手軽に作成できます。
公式サイトから「アカウントを作成」を選択し、「名前」「電話番号またはメールアドレス」「生年月日」の入力を求められます。入力すると認証コードが送信されるので、受け取ったコードを入力して認証しましょう。
パスワードを設定すると、その他の情報の設定画面に移ります。プロフィール画像や自己紹介、ユーザー設定、連絡先の同期、関心のあるトピックを設定し、アカウントの新規作成は完了です。
ステップ2.広告アカウントの初期設定を行う
続いて、広告アカウントの初期設定を行います。
PCでTwitterにログインし、左側のメニューの「もっと見る」から、「プロフェッショナルツール」を選択し、「Twitter広告」のタブを選んでください。Twitter広告のトップ画面が表示されるので、国とタイムゾーンを選択します。
ステップ3.キャンペーンを作成する
次に、配信する広告のキャンペーンを作成します。
広告配信の目的を選択する画面が表示されるので、「リーチ」「エンゲージメント数」「フォロワー数」「ウェブサイトの訪問者数」「キーワード」の中から選択します。目的を選択すると、自動的に広告作成画面へと移動します。
ステップ4.広告グループを設定する(期間・予算)
出稿する具体的な広告を設定します。期間と日別の予算を細かく設定しましょう。同時に、支払い方法の設定も済ませておく必要があります。
ステップ5.広告グループを設定する(ターゲティング)
広告を配信するユーザーのターゲティングを設定しましょう。
「性別」「年齢」「場所」でオーディエンスを絞り込みます。加えて、「オーディエンスが使っているキーワード」「フォロワーが似ているアカウント」「OS」「興味関心」「言語」でのターゲティング設定が可能です。商材やサービスの特徴に合わせて、適切なターゲティング設定を心がけましょう。
ステップ6.広告グループを設定する(プレースメント)
広告を配信する場所を設定します。検索結果画面、プロフィール、ホームタイムラインの中から、配信したい項目を選択しましょう。
ステップ7.広告グループを設定する(クリエイティブ)
実際に配信したい広告のクリエイティブを設定します。
広告本文のテキストと、画像か動画をアップロードしましょう。クリエイティブを活かした広告を配信できるため、高品質なクリエイティブを作成し、継続的に改善する必要があります。
ステップ8.キャンペーン内容を確認して出稿する
全ての設定ができたら、「キャンペーンを開始」を選択すれば広告を出稿できます。事前にキャンペーン内容をチェックし、設定ミスや漏れがないように注意しましょう。
Twitter広告の効果的な出し方のポイント
Twitter広告で成果を上げるには、ポイントをおさえて出稿する必要があります。Twitter広告を出す際は、以下6つのポイントを意識してみてください。
- 拡散されやすいツイートを作成する
- ターゲティングを適切に利用する
- オーディエンスリストを貯める
- 配信結果を頻繁に確認する
- 広告の目的を明確にする
- クリエイティブの分析と改善を繰り返し行う
拡散されやすいツイートを作成する
まず、拡散されやすいツイートを作成することが大切です。
Twitterは拡散力が高いSNSで、上手にリツイート機能を活用できれば、広告効果の向上はもちろん、自社の認知拡大も期待できます。
例えば、以下のような工夫ができるでしょう。
- ユーザーが広めたいと思うツイートをする
- リツイートした人の中から抽選でプレゼントキャンペーンを実施する
このように、多くのユーザーの目に触れやすい施策を実行しましょう。
ターゲティングを適切に利用する
Twitter広告で成果を出すには、ターゲティング設定の最適化が欠かせません。
自社の業界や商材をふまえてターゲットの属性を検討し、適切に設定しましょう。一度配信して放置するのではなく、成果をふまえて調整していくことが大切です。
オーディエンスリストを貯める
Twitter広告では、「テイラードオーディエンスターゲティング」というターゲティング設定ができます。
テイラードオーディエンスターゲティングとは、独自に保有するユーザーリストを使って配信ターゲットを設定できる仕組みのこと。つながりがあるユーザーに絞ってアプローチできるため、より高い広告効果が期待できます。
ツイッターの計測タグである「ウェブサイトタグ」を使い、最近サイトを訪れたユーザーをリスト化できます。積極的に活用してリストを貯めておきましょう。
配信結果を頻繁に確認する
配信結果は頻繁に確認することをおすすめします。
予定通りに配信されているかどうかはもちろん、成果が出ているかどうかもチェックし、設定を調整して最適化してください。自社での分析と調整が難しい場合は、広告代理店への依頼も検討しても良いでしょう。
広告の目的を明確にする
広告を出稿する前に、配信の目的を明確にしておきましょう。
自社商材の認知拡大やLPへの誘導、フォロワーの増加など、Twitter広告を配信する目的はさまざまですが、それぞれ適切な運用方法には違いがあります。
目的を明確にしておかないと、自社の商材にとって最適な広告を配信することはできません。必ず明確化させましょう。
クリエイティブの分析と改善を繰り返し行う
クリエイティブの分析と改善は繰り返し行いましょう。
Twitter広告では、文字だけでなく画像と動画を有効活用することが大切です。クオリティの低いクリエイティブでは、ユーザーに効果的なアプローチはできません。
クリエイティブで成果を出すためには、配信中の広告で成果が出ているかをABテストで分析し、改善していく必要があります。一度ではなく、何度も仮説を立てながら実践し、より良いクリエイティブを制作しましょう。
Twitter広告の出し方についてのよくある質問
では最後に、Twitter広告の出し方についてのよくある質問をご紹介します。
Twitter広告はスマホからも出せますか?
スマホからでもTwitter広告は出せます。スマホから広告を出稿するには、アカウントを「Proアカウント」に切り替えなければなりません。
Proアカウントに切り替えるには、利用規約に違反していない、プロフィール項目が全て設定されているといった条件があります。
広告配信以外にもPro用のプロフィールが設定できるといったメリットがあるため、ビジネスで使う場合は切り替えておきましょう。
Twitter広告の審査では何がチェックされますか?
Twitter広告では、配信の前に運営側の審査が入ります。審査では、広告そのものが規約に違反していないかどうか、アカウントのプロフィールが漏れなく設定されているかどうかがチェックされます。
Twitter広告で禁止されているコンテンツの例として、以下が挙げられます。
- 成人向けコンテンツ
- 薬物や武器
- マルウェア
- ヘイト表現
以上のようなコンテンツが含まれる広告を出稿しないよう、注意が必要です。
自社でTwitter広告を運用できない場合はどうすればいいですか?
自社でTwitter広告を運用できない場合は、広告代理店に相談してみてください。
Twitter広告の運用で効果を出すには、専門的な知識やノウハウが必要です。自社でやみくもに運用しても、成果が出るまで時間がかかるでしょう。
広告運用の実績が豊富な広告代理店なら、商材やサービスに最適な提案をしてもらえます。プロである広告代理店への依頼を検討してみてください。
まとめ:Twitter広告の出し方を理解して成果をあげよう
Twitter広告は、タイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に掲載でき、非常に有効な広告です。
他媒体では手が届かなかった特定のセグメントにもアプローチできるため、とても魅力的といえるでしょう。
Twitter広告を有効活用し、ビジネスや事業の拡大につなげてください。