おすすめSEOツール33選！メリットや選ぶコツを解説

2025.02.01
2025.01.31

データ×マーケティング

Webサイトを運営するにあたって、今やSEO対策は必須です。そこで非常に役に立つのがSEOツールです。

しかし、SEOツールは数多くあるため、どれを使えばいいのかわからないという人も多いでしょう。

この記事では、無料と有料でそれぞれおすすめのSEOツールを33個紹介します。ツールを使えば、SEO対策にかかる手間を大きく省けるだけではなく、正確な分析から効果的な対策を実施できるでしょう。

「どのSEOツールを導入しようか悩んでいる」「SEO対策を効率よく行いたい」なら、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の目次

そもそもSEOツールとは？

SEOツールは、SEO対策を実施するためのキーワード調査や競合調査などを効率よく行えるツールです。SEOツールの目的は、コンテンツ施策や被リンク施策の効果を可視化することです。

SEOツールをうまく活用できれば、SEO対策が効率化できるだけではなく、問題点や課題などが目に見えてわかるので改善もスムーズに行えます。

SEOツールは6種類

SEOツールは、大きく以下の6種類に分けられます。

検索順位チェック
キーワード分析
コンテンツ診断
被リンクチェック
アクセス解析
コピー＆ペーストチェック

それぞれの特徴を見ていきましょう。

検索順位チェック

検索順位チェックツールは、GoogleまたはYahoo!といった検索エンジンで、自社サイトが何番目に表示されているのかをチェックできるものです。競合サイトの順位も確認できます。

なかには、検索順位の推移を確認できるツールもあります。

キーワード分析

キーワード分析ツールは、SEO対策に必要なキーワードを調査するために使います。

具体的には、以下のような項目を確認できます。

検索上位サイトの頻出キーワード
共起語
検索ボリューム
季節のトレンドなど

ツールをうまく活用できれば、対策すべきキーワードが明確になるため、コンテンツを作成するときに役立つでしょう。

コンテンツ診断

コンテンツ診断ツールは、サイト内の内部構造を詳しくチェックするために使います。

たとえば、以下のような機能があります。

リンク切れといったエラー箇所の発見
ページ表示速度の診断
サイト構造の抽出など

サイト内の全てのページをチェックして、SEOの視点から内部対策に問題がないかを把握できるのが特徴です。

被リンクチェック

被リンクチェックのツールは、自社のサイトへの被リンク数およびリンク元をチェックできるものです。

たとえば、質の良い被リンクがどの程度あるのか、悪質なサイトからの被リンクはないかなどを確認できます。

質の良い被リンクは検索エンジンからの評価を高めるきっかけにつながるので問題ありませんが、悪質なサイトからの被リンクは評価を下げかねません。被リンクチェックのツールを活用して、定期的に調査するとよいでしょう。

アクセス解析

アクセス解析ツールは、サイトに訪問したユーザーの情報を取得して分析できるツールです。

具体的には、以下のような項目を確認できます。

セッション数
PV数
流入経路
平均滞在期間など

アクセス解析のツールは競合サイトの分析に活用でき、PV数やCV数の向上につなげられます。

コピー＆ペーストチェック

コピー＆ペーストチェックツールは、コンテンツのコピー率を確認するものです。主に、競合サイトをコピーしたコンテンツになっていないかをチェックできます。

もしコンテンツのコピー率が高いと、悪質で低品質なコンテンツとみなされる恐れがあります。自社サイト内で重複したコンテンツがあるとカニバリ判定され評価を下げられるほか、最悪の場合、著作権侵害にもなりかねません。

コンテンツを公開する前に、ツールを使って確認してください。

無料で使えるSEOツールおすすめ8選

無料で使えるおすすめのSEOツールは、以下の8個です。

Googleサーチコンソール（Google Search Console）
Googleキーワードプランナー
Googleアナリティクス（Google Analytics4、GA4）
Googleトレンド
PageSpeed Insights
ラッコツールズ
ohotuku.jp
リンクチェッカー

費用がかからないので、積極的に利用を検討しましょう。それぞれの特徴を解説します。

Googleサーチコンソール（Google Search Console）

項目	詳細
おすすめポイント	・自社サイトのパフォーマンスをチェックできる・問題が見つかるとメールで知らせてくれる
公式サイト	https://search.google.com/search-console/about

Googleサーチコンソールは、Google検索上での自社サイトのパフォーマンスをチェック、分析できるツールです。

具体的には、以下の項目を確認できます。

検索順位
クリック数
インプレッション数
サイト流入時の検索クエリなど

自社のサイトで問題が見つかるとメールで通知してくれる機能もあり、非常に便利です。サイトを運営するのであれば、必ず利用したいツールの一つです。

Googleキーワードプランナー

項目	詳細
おすすめポイント	キーワードの検索ボリュームや関連キーワードをチェックできる
公式サイト	https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

Googleキーワードプランナーは、キーワード調査に使います。一般的にはGoogleで広告を掲載する際に使われますが、キーワードの検索ボリューム、関連キーワードの調査ができるので、SEO対策にも用いられます。

ただし、正確な数値を取得するためには、Google広告への登録が必要です。

Googleアナリティクス（Google Analytics4、GA4）

項目	詳細
おすすめポイント	・無料で自社サイトのユーザー情報を可視化できる・Googleが提供するほかのサービスと相性が良い
公式サイト	https://developers.google.com/analytics?hl=ja

Googleアナリティクスは、アクセス解析のツールの一つです。

たとえば、以下の項目を確認できます。

セッション数
PV数
直帰率
流入経路など

Googleサーチコンソールをはじめ、Googleが提供しているほかのサービスと連携すると効率よく分析が行えます。

サイト運用には欠かせないツールなので、必ず導入しましょう。

Googleトレンド

項目	詳細
おすすめポイント	・トレンドの調査ができる・コンテンツの方向性を決めるのに役立つ
公式サイト	https://trends.google.co.jp/trends/

Googleトレンドは、SEO対策のためのキーワード分析、トレンドの調査などに役立ちます。

具体的には、調べたいキーワードを入れると人気度の動向を示すグラフが表示され、該当のキーワードが多く検索されたタイミング、地域などをチェックできます。

また、関連するキーワードやトピックも自動で表示されるので、コンテンツの方向性を決めたり、キーワードを選ぶときに非常に便利でしょう。

PageSpeed Insights

項目	詳細
おすすめポイント	改善箇所や改善方法も提示してくれる
公式サイト	https://pagespeed.web.dev/

PageSpeed Insightsは、Webページの表示速度、ユーザビリティに関する指標をスコアリングしてくれるツールです。Googleが公式に提供しており、日本語にも対応しています。

何がスコアの低下に影響を与えているのか、改善箇所や改善方法なども提示してくれるので便利です。

ラッコツールズ

項目	詳細
おすすめポイント	無料でさまざまな機能を利用できる
公式サイト	https://rakko.tools/

ラッコツールズは、無料で利用できるツールが多数用意されているのが特徴です。

具体的には、以下の機能を利用できます。

見出し（hタグ）の抽出
タイトルとメタ情報の抽出
リンクの抽出など

サイト内ではツールを使用してできること、SEO対策への活用事例などが記載されているので、参考にするとよいでしょう。

ohotuku.jp

項目	詳細
おすすめポイント	URLとキーワードだけで簡単に検索順位がわかる
公式サイト	https://ohotuku.jp/

ohotuku.jpは、簡易的な検索順位のチェックができるツールです。

具体的には、Googleでの検索順位100位までとYahoo!での検索順位10位までを確認できます。検索キーワードは、3つ設定できるため、一度で複数キーワードのチェックも可能です。

また、キーワードの出現回数も確認できます。

リンクチェッカー

項目	詳細
おすすめポイント	・使い方がシンプルで手間がかからない・エラーの詳細までわかる
公式サイト	https://www.dead-link-checker.com/ja/

リンクチェッカーは、リンク切れをチェックするためのツールです。使い方はとてもシンプルで、サイトのURLを入力してチェックボタンを押すだけです。

手間がかからないので、定期的に自社サイトのリンク切れをチェックするのに向いています。もしエラーがあった場合は、その詳細もわかります。

有料のSEOツールおすすめ25選

有料のおすすめSEOツールは、以下の25個です。

SEO極〜KIWAMI cloud〜
GMO順位チェッカー
Keywordmap（キーワードマップ）
ミエルカSEO
SEARCH WRITE（サーチライト）
TACT SEO（タクトエスイーオー）
GRC（ジーアールシー）
SEMrush（エスイーエムラッシュ）
Nobilista
Ahrefs（エイチレフス）
EmmaTools（エマツールズ）
SimilarWeb（シミラーウェブ）
Pascal（パスカル）
tami-co（タミコ）
BULL（ブル）
Ubersuggest（ウーバーサジェスト）
Majestic SEO
Creative Drive
Gyro-n（ジャイロン）
SEOマスター
トランスコープ
アナトミー
Lumar
Demand Metrics
Keyword Finder（キーワードファインダー）

費用がかかることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、ここで紹介する有料のSEOツールは非常に優れています。必要に応じて導入を検討してみましょう。

SEO極〜KIWAMI cloud〜

項目	詳細
おすすめポイント	・究極のSEOツール・使い方が簡単・SEO対策のアドバイスやキーワードレコメンドを確認できる
主な機能	・キーワード調査・AI自動コンテンツ生成機能・チューニング・ランキングレポート
料金（税込）	55,000円
公式サイト	https://detail-cc.com/kiwami/index.html

SEO極〜KIWAMI cloud〜は、検索エンジンの好みを研究や分析するDCC（株式会社ディテイルクラウドクリエイティブ）が、5年の構想期間と3年の制作期間をかけて作り上げた究極のSEOツールです。

URLとキーワードを入れるだけで、ページ単位でさまざまな角度からチェックが行われ、SEO対策に関するアドバイスやキーワードレコメンドなどを確認できます。

使用方法が簡単かつ高性能なSEOツールを求めているなら、SEO極〜KIWAMI cloud〜の導入を検討してみてください。

GMO順位チェッカー

項目	詳細
おすすめポイント	・毎日自動的に検索順位を取得できる・パソコンを起動しなくても良い
料金（税込）	・ずっと無料プラン：0円・プロ100：485円・プロ1000：980円 ※月額
公式サイト	https://rank-checker.com/

GMO順位チェッカーは、検索順位をチェックできるクラウドベースのツールです。URLやキーワードを登録するだけで、毎日検索順位を自動的に取得できるので便利です。

またクラウド型なので、パソコンでわざわざアプリを起動する必要もありません。なるべく手間をかけずに検索順位をチェックしたい場合は、選択肢に入れておくとよいでしょう。

Keywordmap（キーワードマップ）

項目	詳細
おすすめポイント	・キーワード分析に関連する機能が充実している・ビッグデータを活用している
料金	要問い合わせ
公式サイト	https://keywordmap.jp/

Keywordmapは「10時間かかっていた競合分析を2分で」をモットーに、キーワード分析に関連した機能が充実しているツールです。

具体的な機能は、以下のとおりです。

検索順位チェック
Webサイト分析
コンテンツ制作
検索市場調査など

Keywordmapは、ビッグデータを活用してユーザーのニーズを細かく分析できます。キーワード分析に力を入れたい場合は、導入を考えてみましょう。

ミエルカSEO

項目	詳細
おすすめポイント	・さまざまな機能がワンパッケージになっている・関連サービスが充実している
料金	要問い合わせ
公式サイト	https://mieru-ca.com/

ミエルカSEOは、統合型のSEOツールでキーワード分析や競合分析、コンテンツ分析などの機能がワンパッケージになっています。

また、関連サービスには以下があります。

ミエルカヒートマップ
ドウガミエルカ
ローカルミエルカ

SEO対策のためのツールが充実しているだけではなく、関連サービスによるサポートが豊富なのもミエルカSEOの魅力です。

SEARCH WRITE（サーチライト）

項目	詳細
おすすめポイント	・わかりやすさと使いやすさにこだわっている・初心者でも安心して使える
料金	要問い合わせ
公式サイト	https://searchwrite.jp/

SEARCH WRITE（サーチライト）は、わかりやすさと使いやすさにこだわって設計されたSEOツールです。そのため、SEOについての専門的な知識がなくても活用できるというメリットがあります。

また、導入後にはツールの使用方法やSEOのノウハウを無料で教えてもらえるので、SEOの実務経験が少ない人やSEOツールを初めて使う人にもおすすめです。

TACT SEO（タクトエスイーオー）

項目	詳細
おすすめポイント	・3,500社以上に導入された実績がある・キーワードに関する調査機能が充実している
料金（税込月額）	・初期費用：11万円〜・月額費用：9万9,000円〜
公式サイト	https://tact-seo.com/

TACT SEOは、3,500社以上に導入された実績があるSEOツールです。TACT SEOでは、以下のような機能を利用できます。

キーワード調査
自社サイトの内部診断
頻出キーワードのグルーピング
流入キーワード分析など

とくに、キーワードに関する調査機能が充実しており、導入すればデータをベースにした精度の高いSEO対策を実施できるでしょう。

GRC（ジーアールシー）

項目	詳細
おすすめポイント	・異なる検索キーワードでも同時に確認できる・料金が安い
料金（税込）	・ベーシック：495円・スタンダード：990円・エキスパート：1,485円・プロ：1,980円・アルティメット：2,475円 ※月額
公式サイト	https://seopro.jp/

GRC（ジーアールシー）は、検索順位のチェックに特化したSEOツールです。

GoogleだけではなくYahoo!やBingでの検索順位、その推移などを確認できます。加えて、複数のサイトや異なる検索キーワードでも同時に確認できるので、非常に便利です。

また、便利なツールではありますが、利用料金が安いというメリットもあります。

SEMrush（エスイーエムラッシュ）

項目	詳細
おすすめポイント	・世界に700万人以上のユーザーがいる・さまざまな分野をカバーできる
料金（税込）	・Proプラン：153.95ドル・Guruプラン：274.95ドル・Businessプラン：549.95ドル ※月額
公式サイト	https://semrush.jp/

SEMrushは、オールインワン型の競合分析ツールです。SEMrushは、世界的にも知名度の高いSEOツールであり、700万人以上のユーザーがいます。

機能も充実しており、SEOだけではなくコンテンツマーケティングや広告分析、SNSの競合対策などさまざまな分野をカバーしています。

ただし、一部の機能は日本語に対応していないので、利用する際は注意が必要です。

Nobilista

項目	詳細
おすすめポイント	・完全に自動で検索順位をチェックしてくれる・競合サイトとの比較機能を搭載している
料金（税込）	・パーソナルプラン：990円・ビジネスプラン：1,980円・エンタープライズ：要問い合わせ ※月額
公式サイト	https://co.nobilista.com/ja/

Nobilistaは、クラウド型の順位チェックができるSEOツールです。わざわざツールを起動しなくても、完全に自動で検索順位をチェックしてくれます。

計測に対応している検索エンジンは、以下のとおりです。

Google
Yahoo!
Bing

また、競合サイトの順位を確認できるだけではなく、自社サイトとの比較機能も搭載しています。

Ahrefs（エイチレフス）

項目	詳細
おすすめポイント	・被リンクの増減をリアルタイムで通知してくれる・分析結果が直感的にわかる
料金	・スターター：4,400円〜・ライト：19,900円〜・スタンダード：38,400円〜・アドバンスド：68,900円〜・エンタープライズ：230,900円〜 ※月額
公式サイト	https://ahrefs.jp/

Ahrefsは、SEO分析のツールとしては世界でトップクラスです。特徴は、被リンクについて細かく調査、分析ができることで、被リンクの増減をリアルタイムで通知してくれる機能も搭載しています。

また、インターフェースにも気を遣っており、分析結果を直感的に把握できる点も大きな魅力です。

EmmaTools（エマツールズ）

項目	詳細
おすすめポイント	SEO効果の高いコンテンツを作成できる
料金（税込）	・for Team：27,500円・for Team＋：63,800円
公式サイト	https://emma.tools/

EmmaToolsは、高品質かつSEO効果の高いコンテンツを作成できるSEOツールです。ツールの中でライティング作業ができる上、執筆したコンテンツを独自のアルゴリズムでスコアリングするという特徴があります。

また、ただコンテンツを作成するだけではなく、コピペ率のチェックやタイトル、見出しの最適化なども行ってくれます。

SimilarWeb（シミラーウェブ）

項目	詳細
おすすめポイント	・競合分析に特化している・同じ画面で2サイトを同時に確認できる
料金	・スターター：1,500ドル・チーム：15,000ドル・ビジネス：3万ドル・エンタープライズ：要問い合わせ ※年間
公式サイト	https://www.similarweb.com/

SimilarWebは、競合分析に特化したツールです。競合サイトの流入数をはじめ、検索キーワードの分析などができるので、競合のSEOを分析するのに役立ちます。

また、同じ画面で2つのサイトを確認できるので、比較や分析をしやすいというメリットもあります。競合分析ツールの導入を考えているなら、選択肢に入れておくのがおすすめです。

Pascal（パスカル）

項目	詳細
おすすめポイント	・使い勝手が良い・レポートをそのまま提案資料にできる
料金（税込）	・ライト：88,000円・プロ：11万円・アナリスト：165,000円 ※月額
公式サイト	https://www.pascaljp.com/

Pascalは、SEO対策およびコンテンツマーケティングで必要となる機能を厳選して詰め込んだ使い勝手のいいツールです。競合分析やコンテンツ診断ができるのはもちろんですが、評価が高いのがレポート機能です。

分析の結果が非常に見やすく、かつわかりやすいので、改善策が明確にわかります。ちなみに、レポートの画面は綺麗にまとまっているので、そのままクライアントへの提案資料としても使えます。

tami-co（タミコ）

項目	詳細
おすすめポイント	ユーザーの検索意図を捉えたコンテンツを作成できる
料金	・Aプラン：39,800円〜・Bプラン：49,500円〜・Cプラン：64,800円〜 ※月額
公式サイト	https://tami-co.biz-samurai.com/

tami-coは、ユーザーの検索意図をとらえた高品質なコンテンツの作成を支援するツールです。

たとえば、キーワードを入れるだけで、調査と分析が完了します。そのため、SEOの専門的な知識がない人でも安心して使えるツールといえるでしょう。

また、競合サイトがなぜ1位にランクインしているのかもわかります。お試しをしたいなら、無料トライアルから利用を始めるとよいでしょう。

BULL（ブル）

項目	詳細
おすすめポイント	・順位変動の原因がわかる・メモ機能を搭載している
料金（税込）	・BULL30：1,150円・BULL50：1,850円・BULL100：3,500円・BULL200：6,550円・BULL500：15,400円
公式サイト	https://bullseo.jp/

BULLは、検索順位をチェックするツールで、独自に調査したGoogleの変動値をグラフで表示しているのが特徴です。検索順位の推移と並べて確認すれば、順位変動があったときに原因がアルゴリズムにあるのか、ほかに原因があるのかを推測できます。

また、メモ機能を搭載しているので、引き継ぎ情報や実施した施策などを記録しておけます。

Ubersuggest（ウーバーサジェスト）

項目	詳細
おすすめポイント	・アメリカの著名なWebマーケターが開発・幅広い機能を搭載
料金	・ビジネス：4,999円・パーソナル：2,999円・エンタープライズ：9,999円 ※月額
公式サイト	https://neilpatel.com/

Ubersuggestは、アメリカの著名なWebマーケターが開発したツールです。有料ではありますが、一部無料で使える部分もあるため、無料の範囲内で使い心地を確認するのもよいでしょう。

Ubersuggestは総合型のSEOツールなので、キーワード分析や競合分析をはじめ、幅広い機能を搭載しています。

Majestic SEO

項目	詳細
おすすめポイント	被リンクの調査と解析に特化している
料金	・LITE：49.99ドル・PRO：99.99ドル・API：399.99ドル ※月額
公式サイト	https://ja.majestic.com/

Majestic SEOは、被リンクの調査および解析に特化しているツールです。

具体的には、以下の情報をチェックできます。

被リンクの数および内訳
参照元のドメイン
アンカーテキストなど

また、料金プランも3種類あるので、状況に応じて選択できるというメリットがあります。

Creative Drive

項目	詳細
おすすめポイント	AIの技術とSEOノウハウを活かして時間と費用を削減できる
料金（税込）	・Standard：1万円・Professional：25,000円・Premium：5万円・Team/Enterprise：要問い合わせ ※月額
公式サイト	https://creative-drive.jp/

Creative Driveは、自動生成を専門にしているSEOツールです。AIの技術とSEOノウハウを組み合わせて、時間と費用の削減が徹底されています。

また、記事を作ったり、競合の分析を行ったり、ユーザーのインサイトを抽出したりする作業を自動化できます。ただし、細かい分析機能は備わっていません。

Gyro-n（ジャイロン）

項目	詳細
おすすめポイント	・機能が豊富・低価格で始められる
料金（税込）	・初期費用：無料・スターター：550円・ライト：4,950円・スタンダード：10,560円・プレミアム：18,480円 ※月額
公式サイト	https://www.gyro-n.com/

Gyro-nは、初級者から上級者までが納得のいくSEOツールです。Gyro-nには、以下の機能が搭載されています。

検索順位チェック
検査結果プレビュー
競合比較
ページ分析
テキスト分析など

また、スタータープランは500円からと低価格で利用を始められるのもGyro-nの魅力の一つです。

SEOマスター

項目	詳細
おすすめポイント	業界初Googleアルゴリズムを分析してアドバイスを受けられる
料金（税込）	38,500円〜 ※月額
公式サイト	https://detail-cc.com/seomaster/

SEOマスターは、Googleアルゴリズムの分析指標をベースにSEOのアドバイスを受けられる業界初のツールです。Googleのアルゴリズムは頻繁に変更されますが、その影響を考慮して的確なアドバイスをもらえるため、効率よくSEO対策を実施できます。

Googleアルゴリズムの変更に頭を悩まされているなら、導入を検討してみるとよいでしょう。

トランスコープ

項目	詳細
おすすめポイント	SEOに強いかつ質の高い文章を作成できる
料金（税込）	・初期費用：無料・Free：0円・Basic：11,000円・Pro：38,500円・Enterprise：66,000円 ※月額
公式サイト	https://transcope.io/

トランスコープは、AIライティングツールです。最新APIであるGPT-4を活用しているため、AIの中では品質の高い文章を効率よく作成できるのが魅力です。

また、SEOを専門にしたツールであり、上位表示させたいキーワード、参考にしたいURLから競合を分析可能です。

アナトミー

項目	詳細
おすすめポイント	・GoogleサーチコンソールとGA4を一緒に分析可能・検索種別を自動で分類
料金	・dashboard：0円・starter：2,500円〜・expert：1万円〜 ※月額
公式サイト	https://siteanatomy.com/

アナトミーは、GoogleサーチコンソールとGA4を一緒に分析可能な無料SEOダッシュボードです。特有の機能であるポートフォリオ分析を使うと、検索種別を自動で分類してくれます。

また、GA4と連携すればコンバージョンとエンゲージメントの状況の確認もできます。

Lumar

項目	詳細
おすすめポイント	・状況を容易に把握できる・大規模サイトに向いている
料金	要問い合わせ
公式サイト	https://www.lumar.io/ja/

Lumarは、コンテンツの薄いページやリンク切れなどを確認できるSEOツールです。250以上のSEO内部評価の指標をスコア化してくれるので、状況を容易に把握できるというメリットがあります。

とくに大規模サイトに向いているので、該当する場合は導入を検討してみてください。

Demand Metrics

項目	詳細
おすすめポイント	・SEO対策全般をフォローできる・現在と過去の情報を比較できる
料金（税込）	・スターター：55,000円・プロ：11万円・エンタープライズ：33万円
公式サイト	https://www.demandsphere.jp/

Demand Metricsは、SEOのモニタリングツールと言われることがありますが、実はSEO対策全般をフォローできる機能が整っています。

なかでも、最も得意としている検索順位の計測については、大量のキーワードを登録してモニタリングできます。

また、現在と過去の情報の比較も可能です。

Keyword Finder（キーワードファインダー）

項目	詳細
おすすめポイント	・700社で導入・GAと連携すればCVキーワードの分析もできる
料金（税込）	・初期費用：無料・スタンダード：55,000円・プロフェッショナル：11万円・エンタープライズ：22万円
公式サイト	https://keywordfinder.jp/

Keyword Finderは700社で導入され、完全自動でキーワードの選定時間を大幅に削減できたり、AIの機能で品質の高い記事を作成できたりします。

また、GAとの連携でCVキーワードの分析が可能になります。

SEOツールを活用するメリット

SEOツールを活用するメリットは、大きく3つあります。

工数を削減できる
改善点を可視化して把握できる
データをサイト設計に活かせる

それぞれの詳細を確認しましょう。

工数を削減できる

SEOツールを活用すると、工数を削減できます。

たとえば、キーワードの検索ボリュームの把握や被リンクチェックの効率化など、SEO対策のために必要な作業を簡略化して時間を大幅に削減可能です。結果として、より重要な戦略の策定、マーケティング活動に時間を割けるようになるでしょう。

SEOツールを使えば、調査や分析にかかる労力を最小限にできます。

改善点を可視化して把握できる

SEOツールを活用すると、改善点を可視化して把握できるというメリットがあります。

SEOツールを使えば、調査に手間をかけずに自社サイトの改善点を可視化、具体的に提示してくれます。そのため、問題点を把握しやすく、スムーズに問題解決を図れるでしょう。

データをサイト設計に活かせる

収集したデータをサイト設計に活かせるのは、SEOツールを活用するメリットの一つです。SEOツールはさまざまなデータを収集し、解析できるので、精度の高い分析ができます。

正確なデータを軸に仮説を立てられるので、変化するニーズに対して迅速に対応できるようになるでしょう。結果、SEOに強いサイトに育てられます。

SEOツールの選び方

SEOツールの選び方は、以下のとおりです。

導入する目的を明確にする
費用対効果を考える
使いやすさに着目する
同時ログインできるか確認する
機能面が充実しているかチェックする
導入実績を確認する

選び方を把握しておけば、SEOツール導入後に想像とは違ったと後悔することも減るでしょう。

導入する目的を明確にする

SEOツールを選ぶときは、導入する目的を明確にしてください。目的を明確にすれば、本当に必要な機能を持つツールを選択できます。

たとえば、競合を分析したいのか、キーワード調査をしたいのかなど、目的によって選ぶSEOツールも変わります。

どのSEOツールがいいのか探し始める前に、なぜ導入したいのかという点を洗い出しましょう。

費用対効果を考える

SEOツールは無料版だけでなく、月額の利用料が発生するタイプもあります。費用だけで選ぶなら、無料のものでいいでしょう。

しかし、有料ツールなら作業効率や分析精度が向上するため、結果として費用対効果は高い可能性があります。そのため、ただ安いか高いかといった視点ではなく、費用対効果を考えて選ぶようにしましょう。

使いやすさに着目する

SEOツールを選ぶときは、使いやすさにも着目してください。SEOツールは、使って初めて効果を発揮します。

もし使いにくいSEOツールを選んでしまうと、うまく使いこなせなかったり、そもそも使うのが嫌になってしまったりと、成果につながらない恐れがあります。

SEOツールの多くは無料トライアルを実施しているので、うまく利用して事前に使いやすさを確認しておきましょう。

同時ログインできるか確認する

SEOの担当者が複数人いる、社内全体でSEOツールを利用したいといった場合は、利用制限を確認しておく必要があります。具体的には、同時にログインできるかどうかをチェックするとよいでしょう。

同時にログインできれば、組織で使用していく場合でも、問題なく作業を進められます。より効率よくSEOツールを活用するために、同時ログインができるかどうかも非常に重要です。

機能面が充実しているかチェックする

機能面が充実しているかどうかも、SEOツールを選ぶ際には重要です。

たとえば、レポート機能があると非常に便利です。SEOツールで調査や分析したデータを自動でレポートにまとめられれば、レポート作成にかかる手間と時間を大きく削減できます。さらに、人間によるミスも防げるでしょう。

いずれにしても機能面が充実していて困ることはないので、事前に確認しておくことをおすすめします。

導入実績を確認する

SEOツールの導入実績を確認すると、そのツールの信頼性がわかります。具体的には、導入した企業の数や企業名、どの業界で導入されたのかなどをチェックするとよいでしょう。

さまざまな企業で導入されていたり、有名企業で活用されていたりするSEOツールは信頼できる可能性が高いです。公式サイトで導入事例を確認してみてください。

まとめ：SEOツールを活用して効率よくWeb集客しよう！

SEOツールは、SEO対策を効率よく行うために活用するツールです。SEOツールには、工数を削減できたり、改善点を可視化できたりとさまざまなメリットがあります。

ただし、選び方を間違えると自社に最適なSEOツールを選択できず、後悔する可能性があります。失敗しないように費用対効果を考える、使いやすさに着目するなどあらかじめ選び方を把握しておいてください。

もし、どのSEOツールを活用すればいいのか悩む場合は、本記事で紹介した33個のSEOツールの中から選ぶことをおすすめします。自社に最適なSEOツールを活用して、効率よくWeb集客しましょう。

2025.02.01
2025.01.31