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医療脱毛の広告戦略9選!広告規制・法律違反の内容もわかりやすく解説

医療脱毛クリニックの集客を成功させるには、競合に負けない広告戦略が欠かせません。

しかし、医療脱毛の広告を作成する際には、広告規制に注意が必要です。

そこで本記事では、医療脱毛の広告規制の内容から効果的な広告戦略までを詳しく解説します。

医療脱毛クリニックの経営を安定させたい方は、ぜひ参考にしてください。

医療脱毛の広告は医療広告ガイドラインに要注意

医療脱毛の広告を出稿する際は、「医療広告ガイドライン」に注意しましょう。

医療広告ガイドラインとは、医療機関における広告規制の内容が記載されているルールブックのようなものです。

参照:医療広告ガイドライン|厚生労働省

医療脱毛の広告で注意すべき法律

医療広告ガイドラインは、以下の法律をもとに作成されています。

  • 医療法
  • 景品表示法
  • 特定商取引法

そのため、医療広告ガイドラインを破った広告作成をしてしまうと法律違反となります。罰金や業務停止命令などの法的措置を受ける場合がありますのでご注意ください。

医療法における広告可能事項

医療脱毛の広告作成で記載可能とされている事項は、以下の通りです。

  • 医師である旨
  • 医院名・診療科名
  • 電話番号・住所・管理者名
  • 診療日・診療時間・予約の有無
  • 指定医院である旨
  • 医療従事者について(氏名・年齢・役職・略歴など)
  • 医療相談・安全措置・個人情報の取り扱いについて
  • 他の医療機関との連携について
  • その他(厚生労働省が定めた事項)

上記の内容以外を広告に記載してしまうと、医療法に違反する行為となりますのでご注意ください。

広告可能事項以外の情報を記載する要件

医療法による広告可能事項をご紹介しましたが、医療法には「限定解除」が設定されています。

限定解除とは、以下の4つを満たすことで、本来はNGとされている情報も一部掲載可能となるものです。

  • 患者が自ら求めて入手する情報である
  • 電話番号やメールアドレスが記載されている
  • 自由診療に必要とされる費用が記載されている
  • 自由診療にかかるリスクと副作用が記載されている

ホームページやメルマガは患者が自らの意思で得る情報であるため、限定解除に該当します。

限定解除を利用すれば、広告に掲載できる内容が増えますので覚えておいてください。

医療脱毛の広告で禁止されている内容

医療広告ガイドラインでは、医療法・景品表示法・特定商取引法により、以下の内容が広告禁止とされています。

  • 虚偽の内容
  • 他の医療機関と比較して優良であると伝える内容
  • 誤認を招く誇大表現
  • 患者の主観にもとづく体験談
  • 施術前後の写真
  • 公序良俗に反する内容
  • 品位を損ねる内容

参照:医療広告ガイドライン|厚生労働省

医療脱毛の広告規制は内容が複雑なため、制作会社に依頼して広告制作をするのが一般的です。

もし広告制作に不安がある場合は、私たちサイバーホルンがご支援いたしますので、お気軽にご相談ください。

医療脱毛の集客はWeb広告が効果的

現代はデジタル化が進んでおり、多くのユーザーはWebで情報収集を行っています。

実際に、ホットペッパービューティーアカデミーが行った「美容センサス2023年下半期」の調査結果によると、男女ともにホームページ、ブログ、比較サイト、SNSなどをクリニック選びの参考にしている傾向が強いとのことです。

出典:ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス2023年下半期」

またWeb広告は、性別・年齢・地域・検索履歴などから詳細にターゲティングしたユーザーにのみ広告を届けることができますし、広告に対する反応をデータで確認して修正することも可能です。

Web広告は費用面で実施を躊躇される方も一定数いますが、実は費用対効果に優れていますので積極的に取り入れることをおすすめします。

医療脱毛に有効なWeb広告戦略9選

それでは、医療脱毛に有効なWeb広告戦略を9つ紹介します。

すべて実施する必要はありませんが、自院で取り組めそうな戦略をぜひ取り入れてみてください。

  1. ホームページやブログのSEO対策
  2. リスティング広告の運用
  3. ディスプレイ広告の運用
  4. SNS・SNS広告の運用
  5. YouTube広告の運用
  6. GoogleビジネスプロフィールのMEO対策
  7. ポータルサイトへの掲載
  8. ポジショニングメディアの運用
  9. ランディングページ

広告戦略1.ホームページやブログのSEO対策

デジタル化が進んでいる現代において、ホームページは自院の看板ですので必ず開設しておきましょう。

またブログを開設して医療脱毛に関する情報発信をすれば、自院に興味を持ってくれるユーザーが増える可能性があります。

ただし、ホームページもブログも開設しておけば、アクセスが集まるわけではありません。アクセスを集めるには、多くの競合がひしめくインターネットの中からユーザーに見つけてもらう必要があります。

そこで重要なのが「SEO対策」です。SEO対策とは、自社のサイトを検索エンジンで上位表示させるための施策を指します。

例えば、「医療脱毛+地域名」「医療脱毛+駅名」などの検索キーワードで上位表示されれば、多くのユーザーからアクセスが集まるでしょう。

SEO対策をするには知識や経験が必要ですが、専門家に任せることもできますので、ぜひ依頼してみてください。

広告戦略2.リスティング広告の運用

リスティング広告とは、インターネットの検索結果で最上位に表示される広告です。

SEOと同様に「医療脱毛+地域名」「医療脱毛+駅名」などのキーワードで広告を出稿すれば、多くの集客を期待できるでしょう。

リスティング広告の魅力は、効果が短期間で現れることです。SEO対策は効果が現れるまでに半年〜1年間程度の期間が必要になりますが、リスティング広告なら出稿したら即検索上位に表示されます。

そのため、すぐに集客を改善したい方には、リスティング広告がおすすめです。

広告掲載費用も表示されただけではかからず、広告がクリックされてはじめて発生する仕組みとなっていますので、ぜひ運用を検討してみてください。

広告戦略3.ディスプレイ広告の運用

ディスプレイ広告とは、さまざまなWebサイトの広告枠に表示される広告を指します。

リスティング広告との違いは「ユーザーの潜在ニーズにアプローチできる」「画像や動画で視覚に訴えるアプローチができる」ことです。

医療脱毛に関心が強くないユーザーを集客につなげるポテンシャルがあるため、上手く利用すれば多くの認知を得るきっかけになります。

顕在ニーズに訴求するリスティング広告の方が成約率は高いものの、認知拡大にはディスプレイ広告が向いていますので、両者は組み合わせて利用するのがおすすめです。

広告戦略4.SNS・SNS広告の運用

近年では、SNSも有効な集客ツールになっています。

特に写真や動画がメインコンテンツであるInstagramは、医療脱毛に興味のある美意識の高いユーザーにアプローチしやすいです。

自院でアカウントを開設して、実際の施術の様子や院内の雰囲気、お役立ち情報などを発信すれば、ファンとなったユーザーが来院してくれる可能性があります。

また、SNSではタイムライン上に広告を打つことも可能です。年齢・性別・地域・検索履歴などからターゲットを絞って配信できますので、費用対効果の高い集客が可能です。

私たちサイバーホルンでは、InstagramやFacebook、LINEなどのSNS広告運用代行も承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

広告戦略5.YouTubeチャンネルの運用

SNS同様、近年はYouTubeも重要な集客ツールです。

若者を中心としたテレビ離れの影響で、YouTube動画を視聴するユーザーは増加傾向にあります。自院でチャンネルを開設し、施術の様子や院内の雰囲気、お役立ち情報を発信すればファンとなったユーザーが足を運んでくれるかもしれません。

医療脱毛を実際に数回行ったらどう変化していくのかの経過などを、動画コンテンツ化するのも一つの戦略です。

特にYouTubeはSNSよりも長尺で発信ができるため、情報をしっかりと届けられます。院長やスタッフの人柄が競合との差別化にもなるためおすすめです。

また、動画広告を制作して関連のある動画の間に差し込まれれば、効果的な認知獲得・集客につながります。

とはいえ、企画立案や撮影機材の用意は大変かもしれません。

そこでもしお困りでしたら、私たちサイバーホルンが動画広告の制作から運用まで請け負いますので、ぜひお気軽にご相談ください。

広告戦略6.GoogleビジネスプロフィールのMEO対策

Googleビジネスプロフィールとは、Googleマップに自院の情報を無料で掲載できるツールです。

例えば「医療脱毛+渋谷」でマップ検索をすると、以下のように表示されます。

医療脱毛は定期的な通院が必要であることから「通いやすさ重視」でクリニックを選ぶユーザーも多いです。マップ検索で表示されないと機会損失になりますので、必ず登録しておきましょう。

また、MEO対策をすればマップ検索での上位表示を狙えます。詳細は以下の記事で解説していますので、ぜひ実施してみてください。

MEO広告とは?MEOとの違いや広告枠・やり方5ステップを解説

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広告戦略7.ポータルサイトへの掲載

ポータルサイトとは、さまざまなクリニックや店舗の情報・口コミが掲載されているサイトです。

医療脱毛向けのポータルサイトの代表例▼

1つのサイトで多くの医療脱毛クリニックを比較できるため、ポータルサイトで来院の検討をするユーザーも多い傾向にあります。

ポータルサイトに登録していない医療脱毛クリニックは、流入経路を逃すことを意味しますので、なるべく利用した方がいいでしょう。

ただし、ポータルサイトは競合が多いです。上手く差別化できないと周りに埋もれて、掲載費用が無駄になってしまうかもしれません。そのため、掲載する場合は「費用対効果」を検討する必要があります。

広告戦略8.ポジショニングメディアの運用

ポジショニングメディアとは、自院が他院とどのような差別化をしているかを明確に示すためのサイトです。

自社で運用するポータルサイトのようなものですので、自院の強みを効果的にアピールできます。

景品表示法の比較広告に違反しないように注意する必要はありますが、上手く運用できると自院のターゲットに合ったユーザーを効率よく集客できるでしょう。

広告戦略9.ランディングページ

ランディングページとは、縦長の1ページで自院の紹介から予約申し込みまでの流れを組み込んだサイトです。

ユーザーはさまざまなページに飛ぶことなく来院の検討ができるため、アクセスが集まれば非常に高い集客効果を期待できます。

ランディングページの制作は制作会社に任せるケースがほとんどですが、医療広告ガイドラインの理解が浅い会社も存在するのが事実です。

実際、厚生労働省が公表する「令和4年度 ネットパトロール事業について」のデータを見ると、1,355施設707サイトが広告違反と摘発されており、そのうちの11施設8サイトは広告中止処分、91施設53サイトが改善不足、37施設29サイトが未改善と報告されています。

出典:厚生労働省「令和4年度 ネットパトロール事業について」

ランディングページは大きな集客効果を得られますが、法律違反を犯すと患者からの信頼を失ってしまいます。制作会社に依頼する際は慎重にご検討ください。

医療脱毛のWeb広告や集客にお悩みならサイバーホルン

医療脱毛クリニックが集客をするなら、Web広告施策が欠かせません。

しかし、Web広告の運用は競合も実施していますし、知識や経験がない状態での成功は難しいでしょう。また広告制作には広告規制を遵守する必要があり、集客に悩む経営者の方も多いかもしれません。

そこで医療脱毛の広告制作にお悩みなら、ぜひ私たちサイバーホルンにご相談ください。

サイバーホルン株式会社では、リスティング広告、SNS広告などさまざまなWeb広告施策を請け負っております。

  • 初期費用0円
  • 最低広告費なし
  • 契約期間に縛りなし

このように、Web広告に費用をあまり割けない場合でも実施しやすい環境を提供しております。

医療機関の広告支援実績もありますので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ:医療脱毛の広告はルールを遵守しつつ工夫して運用しよう

医療脱毛の広告は、規制やルールに注意して運用する必要があります。

現代は、Web広告を利用した集客が当たり前となっていますが、広告規制に違反してしまっては逆効果です。

広告規制を守りながら競合にはない魅力をアピールするのは大変かもしれません。

そこで、クリニックのWeb広告の運用支援実績が豊富なサイバーホルンがご支援いたします。ぜひ本記事を参考に、効果的な広告戦略を実施してみてください。

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