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【狙った年齢層に広告をあてる!】WEB媒体別の年齢ターゲティングについて

広告をあてたいペルソナ、ターゲットをWEB広告であてるには、実は媒体選択も大切です。

本記事では、年齢にフォーカスした媒体選択について記載します。

特殊なターゲットにWEB広告を出稿したい方の一助になれば幸いです。

今回取り上げる媒体は下記6媒体です。

  • Google
  • Yahoo!
  • Facebook/Instagram
  • LINE
  • TikTok
  • Pinterest

媒体別のターゲティング可能な年齢について

ここからは、各媒体別の年齢のターゲティングについて記載していきます。

Google広告

まずは、Google広告についてです。

Google広告は、リスティング広告、ディスプレイ広告、YouTube広告など全ての出稿手法にて年齢ターゲティングを活用することが可能です。

一方で、ターゲティング可能な年齢幅は比較的お大雑把なターゲティングになります。

下記、実際の広告管理画面上で設定可能な年齢層です。

Google広告_年齢ターゲティング

Google広告の特徴としては18歳より下の年齢をターゲティングできない、という点があげられます。

また、同様に年齢層が高い65歳以上に関しても、65歳を上回る場合は1くくりになってしまう点も特徴です。

Yahoo!広告

Yahoo!広告の場合、年齢ターゲティング可能な出稿手法はディスプレイ広告のみ(予約型を含む)になります。

Google広告では可能な、リスティング(検索)広告では、設定できない点は注意が必要です。

Yahoo!広告で設定可能な年齢ターゲティングは下記の通りです。

Yahoo!広告_年齢ターゲティング

Google広告と比較すると、比較的区切りが細かく設定されています。

Yahoo!広告もGoogle広告同様18歳より下の年齢を指定してターゲティングすることは出来ません

年齢ターゲティングの上限は、69歳となり、Google広告よりは5歳上の方まで指定することが可能です。

Facebook・Instagram広告(Meta社)

FacebookとInstagramは、アプリは異なります媒体も異なるように見えますが、その実Meta社という同じ会社になります。ゆえに、同一のターゲティングとなります。

設定できる年齢ターゲティングは下記の通りです。

Facebook・Instagram広告_年齢ターゲティング

Facebook・Instagram広告の年齢ターゲティングは上述した2媒体と比較して、1歳刻みで設定できる点が特徴です。

また、ターゲティングでいる年齢層の幅が13歳~64歳と65歳以上、となっているため18歳以下を年齢ターゲティングできる、という特徴を持ちます。

しかし、ここには条件があり18歳未満の年齢をターゲティングする場合はFacebook・Instagram広告の詳細ターゲット設定は使用できず、配信地域と性別のみが設定可能です。

LINE広告

LINE広告で設定可能な年齢ターゲティングは下記になります。

LINE広告_年齢ターゲティング

LINE広告の場合は15歳~64歳まで、5歳刻みで年齢ターゲティングを設定することが可能です。

さらに厳密に表記すると、設定上下記のように設定可能なため、14歳以下、というターゲティングも可能です。

LINE広告_年齢ターゲティング_14歳以下

同様に、65歳以上、という設定も可能となっています。

また、Facebook・Instagram広告と異なり14歳以下のような若年層でも詳細ターゲティングを使用することが可能な媒体のため、Google、Yahoo!、Facebook・Instagram広告でリーチできない若い世代へ広告を配信することが可能です。

Tik Tok広告

Tik Tok広告の年齢ターゲティングで設定可能な範囲は以下の通りです。

Tik Tok広告_年齢ターゲティング

TikTok広告では13歳~55歳以上、というターゲティングが可能です。

13歳~17歳、という年齢区切りのターゲティングあることに媒体の特性を感じるターゲティング設定になっており、55歳以上は1まとめに現状なっていることも特徴の1つです。

LINE同様、TikTok広告でも13歳~17歳のターゲティングに対しても興味・行動を設定することが可能な媒体となっています。

Pinterest広告

2022年、ついに日本でも広告が出稿可能となったPinterestでも年齢ターゲティングは設定することが可能です。

Pinterest広告の年齢ターゲティングは下記です。

Pinterest広告_年齢ターゲティング

Pinterest広告では18歳~64歳、65歳以上の年齢ターゲティングを設定することが可能となっています。

ただし、Pinterest広告の特徴として「検索行動ありき」の媒体のため、年齢ターゲティングより他のターゲティングの方が成果を上げやすい可能性は高いです。

年齢ターゲティングをもとに媒体を選択する!

ここまでは、各媒体ごとの年齢ターゲティングの設定できる項目について解説しました。

では、ここから実際に年齢ターゲティングの活用について、媒体選択の観点から解説します。

最も年齢ターゲティングをもとにした媒体選択が大切になってくる広告商材は「学校関連」になるかと思います。

例えば、大学・専門学校などの媒体の場合、基本的に入学する可能性のある、見込み生徒ユーザーの年齢は16歳~18歳の高校1年生~高校3年生になります。

この年齢層だけに配信したい、となった場合下記のようになります。

媒体名18歳以下ターゲティング可否
Google広告×
Yahoo!広告×
Facebook・Instagram広告△(条件付き)
LINE広告
TikTok広告
Pinterest広告×

よって、「18歳以下のターゲティングのみ」を限定して行うことを希望する場合は「Facebook・Instagram広告」「LINE広告」「TikTok広告」が有効という事になります。

ただし、Facebook・Instagram広告の場合は「詳細ターゲティング」は設定できなくなる、という点には注意が必要です。

おわりに

今回は主要なWEB広告媒体の年齢ターゲティングに絞り、解説しました。

想定ターゲットの年齢層へリーチできる媒体を選ぶという点で本記事が媒体選択の一助になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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