LINE広告の代理店5選!メリット・デメリットから選び方まで解説
「幅広いユーザーにLINE広告を配信したい」
「LINE広告を運用したいけど、自社にそのノウハウがない」
このような悩みのある方に向けて、本記事ではLINE広告のおすすめ代理店をご紹介します。代理店に依頼するメリットや費用相場、選び方のポイントまで解説します。
この記事の目次
LINE広告とは?
LINE広告は、コミュニケーションアプリ「LINE」で配信される広告です。日本人の8割が利用していると言われているLINEで配信できるため、年齢性別問わず幅広いユーザーに広告を届けられます。上手に活用できれば高い広告効果が期待できるでしょう。
LINEは様々なサービスを展開しているため、広告配信先や種類も豊富です。目的や自社の業種・商材に合わせて柔軟な広告運用ができるという強みがあります。
LINE広告には、主に以下のような配信先があります。
- トークリスト
- LINE NEWS
- LINE VOOM
- LINE BLOG
- LINEポイント倶楽部
- LINEショッピング
- LINE広告ネットワーク
LINE広告の運用を代理店に依頼する3つのメリット
ここでは、LINE広告の運用を代理店に依頼する際のメリットを3つご紹介します。
- LINEの専門知識やノウハウを活かした運用が見込める
- 自社のリソースを確保できる
- 高品質なクリエイティブ制作が期待できる
LINEの専門知識やノウハウを活かした運用が見込める
代理店に依頼することで、LINEの専門知識やノウハウを活かした運用が見込めます。LINE広告は配信先も豊富で柔軟な広告運用ができるのが魅力ですが、ノウハウがなければどこから手を付けたら良いか分からず、効果的な運用は難しいでしょう。
代理店にはLINE広告についての専門知識や運用ノウハウがあります。ゼロから試行錯誤してLINE広告を運用するより、代理店に依頼した方が高い費用対効果を期待できます。
自社のリソースを確保できる
自社のリソースを確保できるのも、代理店に依頼するメリットの1つです。広告運用に関わる一連のタスクを自社でこなすには、それなりのリソースを消費します。広告運用の専任者やクリエイターを雇用しなければならない場合もあるでしょう。
代理店に運用を依頼すれば、広告運用に関する様々なタスクを一貫して任せられます。自社のリソースを確保し、その分本業に注力できるという点も、代理店に運用を依頼する大きなメリットの1つです。
高品質なクリエイティブ制作が期待できる
LINE広告で成果をあげるには、静止画や動画などのクリエイティブを上手に活用しなければいけません。代理店に運用を依頼することで、クリエイティブ制作まで任せられる場合があります。自社でクリエイティブ制作に悩むよりも、専門のクリエイターを抱えた代理店に依頼する方が、高品質な画像や動画を期待できるでしょう。
LINE広告の運用を代理店に依頼する2つのデメリット
一方、LINE広告の運用を代理店に依頼する場合、注意すべきデメリットもあります。
- 依頼先によっては成果につながるとは限らない
- 対応のスピード感に不安がある
依頼先によっては成果につながるとは限らない
「代理店に依頼さえすれば、どこに任せても成果が出るだろう」といった考えで依頼するのは避けた方が良いでしょう。代理店によって、実績やノウハウ、得意分野は異なります。代理店によっては、思うような成果を得られない可能性もあります。慎重に検討し、安心して運用を任せられる代理店に依頼しましょう。
対応のスピード感に不安がある
代理店に依頼する際、対応へのスピード感に不安が残る場合もあります。代理店に運用を依頼する場合、自社の決定を広告に反映するまでにどうしても時間がかかります。自社で運用するよりもスピーディな対応が難しい、というデメリットが気になる方もいるでしょう。
中には、運用担当者が窓口となって直接やりとりできる代理店や、24時間の運用体制を確立している代理店もあります。こうした代理店に依頼すれば、対応へのスピード感を確保できるでしょう。
LINE広告の運用を代理店に依頼する場合の費用相場
ここでは、LINE広告の運用を代理店に依頼する場合の費用相場について解説します。代理店に依頼する場合は、LINE側に支払う「広告運用費」に加え、代理店側に支払う「諸費用」がかかるのが一般的です。
LINE広告の料金体系
LINE広告の課金形態と費用相場は、以下の通りです。
課金形態 | 大まかな費用 |
---|---|
CPC | 24~200円/1クリック |
CPM | 400~650円/1,000回表示 |
CPF(友だち追加) | 150~200円/1人追加 |
CPCは「クリック単価型」の課金形態で、1クリック毎に費用が発生します。CPMは「インプレッション単価型」で、ユーザーに1000回表示される毎に費用が発生する形態です。
LINEに特徴的な課金形態として、「CPF」(友だち追加型)があります。LINEの企業公式アカウントの友だち数を増やしたい場合におすすめの課金形態で、1人追加する毎に費用が発生します。
なお、LINE広告開始時の広告費用相場は月30万円程度とされています。
LINE広告運用代行の費用相場
LINE広告の運用を代理店に依頼する場合、手数料と初期費用がかかるのが一般的です。
手数料はLINE側に支払う広告運用費の額によって決定される場合が多く、相場は「広告運用費の20%」とされています。初期費用の相場はおよそ「3~5万円程度」です。
中には初期費用が発生しない代理店や、一定額以上の運用で手数料が下がる代理店もあります。代理店によって料金体系は異なるため、各代理店のプランを正確に把握することをおすすめします。
LINE広告の運用を代理店に依頼する際の5つのチェックポイント
LINE広告の運用を依頼する際のチェックポイントを解説します。以下の5つのポイントについて解説するので、代理店選びの参考にしてみてください。
- 予算感が適切か
- 契約に条件がないか
- 認定パートナーか
- 運用実績は豊富か
- クリエイティブ制作の実績
予算感が適切か
予算感は重要なポイントの1つです。広告運用の代行でよくあるトラブルの1つが、料金に関するものです。契約後にトラブルに発展しないよう、あらかじめ料金プランについて正確に把握しておきましょう。特に少額からの運用を依頼したい場合は、最低出稿金額などを設定していない代理店を選ぶのがおすすめです。
契約に条件がないか
契約に際して、最低契約期間や最低出稿金額などの条件を設定している代理店も中にはあります。条件に異存がなければ構いませんが、不満がある場合は慎重に検討するのがおすすめです。
例えば最低契約期間が設定されている場合、長い目で成果を出せるように検討してもらえる、というメリットもありますが、成果が出ていないのに費用がかかる恐れもあります。事前に契約時の条件は確認しておきましょう。
認定パートナーか
LINE広告は「LINE Biz Partner Program」という認定パートナー制度を提供しています。LINE公式から広告運用の実績を認められた代理店は、認定代理店として特別サポートを受けられるため、高い広告効果が期待できます。
もちろん、認定パートナー以外に依頼すべきではない、という訳ではありません。1つのポイントとして注目してみると良いでしょう。
運用実績は豊富か
運用実績も、代理店選びの重要なポイントの1つです。実績が豊富な代理店の方がノウハウも多く、より信頼性の高い運用が見込めます。実績の数だけでなく、業種や商材にも注目してみると良いでしょう。自社に近い業種や、自社が売り込みたい商材に似た商材での運用実績がある代理店に依頼することをおすすめします。
クリエイティブ制作の実績
LINE広告で成果をあげるには、高品質なクリエイティブ制作が欠かせません。代理店にクリエイティブ制作を依頼する場合は、どのような制作実績があるか確認しておきましょう。自社の商材イメージに合わない、といった契約後のトラブルに発展しないよう、過去の制作実績や例をチェックしておくことをおすすめします。
LINE広告代理店のおすすめ5選
LINE広告の運用を依頼する際におすすめの代理店5社ご紹介します。
- サイバーホルン株式会社
- 株式会社電通デジタル
- 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
- 株式会社オプト
- 株式会社DYM
サイバーホルン株式会社
サイバーホルン株式会社の魅力
- 小まめなレポート提供と柔軟な運用
- LINE広告専門担当者による運用
はじめに、弊社の紹介をさせてください。弊社サイバーホルン株式会社は、日次でのレポート提供や各種条件のない契約など、柔軟な運用が魅力の代理店です。手軽に運用してみたい、という場合でも、LINE広告専門の担当者による運用で対応しています。もちろん、100万円を超える中~大規模の運用代行にも低価格で対応しています。
株式会社電通デジタル
株式会社電通デジタルの魅力
- 認定パートナーとしての表彰実績
- 最新技術を活かした運用
株式会社電通デジタルは、「LINE Planning Contest 2022」で「Gold」に認定されており、認定パートナーとして豊富な実績がある代理店です。AIを活かしたクリエイティブ制作や、独自のデータ・ツールを活かした運用が魅力で、高い広告効果が期待できます。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 〒105-7077 東京都港区東新橋1-8-1 |
設立 | 2016年 |
従業員数 | 1919名 |
公式HP | https://www.dentsudigital.co.jp/ |
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
株式会社博報堂メディアパートナーズの魅力
- 大手ならではの豊富な実績
- オリジナル販促ソリューション
株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、大手ならではの豊富な運用実績が魅力の代理店で、LINE広告の認定パートナーとして表彰実績もあります。多くの販促ソリューションを提供しており、LINE広告に限らずマーケティング全般を強化したい方にもおすすめの代理店です。
項目 | 内容 |
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所在地 | 〒107-6321 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー |
設立 | 2003年 |
従業員数 | 870名 |
公式HP | https://www.hakuhodody-media.co.jp/ |
株式会社オプト
株式会社オプトの魅力
- 動画制作に強み
- API配信ツールなどで「LINE Biz Partner Program」表彰
株式会社オプトは、動画制作に強みのある代理店です。動画領域に特化した専門部署があるため、LINE広告で動画を配信したい方におすすめです。また、各種販促ツールでLINE広告の「LINE Biz Partner Program」の「Sales Partner」として表彰されています。
項目 | 内容 |
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所在地 | 〒102-0081 東京都千代田区四番町6 東急番町ビル |
設立 | 2015年 |
従業員数 | 750名 |
公式HP | https://www.opt.ne.jp/ |
株式会社DYM
株式会社DYMの魅力
- Webマーケティング全般に対応
- 豊富な広告運用ノウハウ
株式会社DYMは、Webマーケティング全般に広く対応している広告代理店です。LINE広告以外にも、Webマーケティング全般を見直したい方にお勧めです。LINE広告の運用代行も2017年から実施しており、豊富なノウハウが期待できます。
項目 | 内容 |
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所在地 | 〒141-0032 東京都品川区大崎 1-11-2 ゲートシティ大崎 イーストタワー10階 |
設立 | 2003年 |
従業員数 | 453名 |
公式HP | https://dym.asia/ |
まとめ
本記事では、LINE広告の運用を依頼する際におすすめの代理店をご紹介しました。LINE広告は、ユーザー数の多さと配信先の多様さが魅力の広告媒体で、上手に活用すれば高い広告効果が期待できます。運用代行を代理店に依頼する際は予算感や過去の実績などに注目し、自社に最適な代理店選びを慎重に検討しましょう。