GDN運用の代理店5選!依頼のメリットから選び方まで解説
「GDNを運用したいけどノウハウがない…」
「代理店が多すぎて、どうやって選んだら良いか分からない」
このような悩みのある方のために、この記事では、GDN運用を依頼する際におすすめの代理店をご紹介します。
依頼する際のメリット・デメリットや料金相場、選び方のポイントまで解説するので、代理店を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
GDNとは
GDNは「Google Display Network」の略称で、Googleが提供しているディスプレイ広告を指します。ディスプレイ広告は画像や動画とテキストを使って表示できる広告のこと。視覚効果が高く、ユーザーの印象に残りやすいという特徴があります。
中でもGDNはGoogleと提携している200万以上のサイト上で配信可能で、個人のサイトから企業のオウンドメディアまで、配信先が非常に広いのが魅力の一つです。またGDNには、ターゲティング機能があるため、配信先を絞って特定のユーザーに届けるといった活用も効果的にできるでしょう。
GDNの運用を代理店に依頼する4つのメリット
GDNの運用を代理店に依頼するメリットをご紹介します。ここでは、以下の4点について解説します。
- 最小限のリソースで成果を目指せる
- 人件費の削減につながる
- クリエイティブ制作を依頼できる
- 最新情報と専門知識を活かした運用が見込める
最小限のリソースで成果を目指せる
代理店に依頼する最大のメリットは、最小限のリソースで成果を目指せること。GDNには、広告の制作や出稿だけでなく、成果の分析や改善など、様々なタスクがあります。代理店に依頼すれば、そうした運用にかかる負担を解消できるでしょう。自社内のリソースを節約し、打ち合わせなどにかかる最低限のリソースで優れた成果を目指せるというメリットがあります。
人件費の削減につながる
代理店に依頼することで、広告運用者にかかる人件費の削減にもつながります。人材採用にかかるコストダウンも図れるでしょう。また、制作も巻き取れる業者なら、自社でクリエイティブ制作ができるデザイナーやライターを雇用する必要もありません。
全て代理店に依頼すれば、結果として大きなコストカットが見込めます。
クリエイティブ制作を依頼できる
クリエイティブ制作を依頼できる代理店なら、得られるメリットがより大きくなります。GDNでは限られた枠内に表示される広告でユーザーにアピールしなければならないため、高品質なクリエイティブ制作が求められます。
成果を出している代理店は、優秀な人材を確保できているため、ハイレベルなクリエイターに安心して依頼できるでしょう。
最新情報と専門知識を活かした運用が見込める
最新情報と専門知識を活かした運用が見込めるのも、代理店に依頼するメリットです。広告運用にはトレンドがあり、その時々で有効な運用手法が異なります。また、効果的な運用には専門的な知識が求められるため、ノウハウのない担当者が運用を行っても成果には結びつきません。
代理店であれば、広告にGDNに関する最新情報をキャッチしやすく、専門知識を活かした運用を行ってくれるため、高い広告効果が期待できます。
GDNの運用を代理店に依頼する2つのデメリット
GDNの運用を代理店に依頼する場合、注意すべきデメリットもあります。ここでは、以下の2つのデメリットについて解説します。
- 必ず成果が出るとは限らない
- 対応のスピード感に不安がある
必ず成果が出るとは限らない
代理店にGDNの運用を依頼しても、必ず成果が出るとは限りません。「代理店であれば、とりあえず依頼さえすれば成果を出してくれるだろう」といった発想で代理店を選んでも、成果が出ないこともあります。
よって、代理店選びは慎重に行い、十分なスキルや実績を持った担当者がいるか、自社の広告運用に時間を割いてくれそうか、といった点を見極めておかなければなりません。どのような代理店でも成果が出る訳ではなく、自社に最適な代理店選びが大切です。
スピード感のある対応が難しい
代理店への依頼は、自社で運用するよりも対応スピードが遅くなる恐れがあります。広告のバナーデザインや配信先の変更などは、要望を受けて擦り合わせができたうえで対応するため、反映までに少し時間がかかるでしょう。
そのため、スケジュールに余裕を持った連絡や共有をするとスムーズに進行できます。
中には、24時間体制の広告運用体制を確立している代理店や、運用担当者が窓口の営業担当を兼任している代理店もあります。こうした依頼先なら、スピード感に対する不安は軽減されるでしょう。
GDN運用を代理店に依頼する場合の費用相場
ここでは、GDNの運用を代理店に依頼する場合の費用相場を解説します。GDNの運用代行には、広告提供元であるGoogleに支払う「広告運用費」と、代理店に支払う「諸費用」があります。
GDNの料金体系
はじめに、Googleに支払う「広告運用費」について解説します。GDNの掲載費用は、「CPC」と「CPM」という2種類の課金方式に加え、一定の条件を満たしたアカウントだけが利用できる「コンバージョン課金」から選択する形で決定されます。
課金方式 | 料金発生条件 | 費用相場 |
---|---|---|
CPC | クリック | 50~200円/1クリック |
CPM | 表示 | 数十円~数百円/1,000回表示 |
コンバージョン課金 | コンバージョン | 目標CPAの1.5倍程度 |
「CPC」はユーザーが1回クリックする毎に費用が発生する「クリック型」の課金方式です。クリック単価は入札によって決定され、入札額や広告の品質、LPの品質などが総合的に評価されてランクが付けられます。ランクが高い広告から掲載される、という仕組みになっており、入札額が高ければ必ず掲載できる、という訳ではありません。GDNのクリック単価の相場はおよそ50~200円ほどです。
「CPM」はユーザーに1000回表示される毎に費用が発生する「インプレッション型」の課金方式です。単価は同じく入札制で決定され、相場は1000回あたりおよそ数十円~数百円程度とされています。
「コンバージョン課金制」は、コンバージョン1件に対して金額を設定できる課金方式です。GDNでコンバージョン課金を利用するには、広告運用アカウントで以下の条件を満たす必要があります。
- 過去30日間のコンバージョン数が100件以上
- コンバージョンの9割がクリックしてから7日以内に発生している
運用開始後すぐに利用可能な課金方式ではないため、代理店と相談しながら検討すると良いでしょう。
GDN運用代行の費用相場
GDNの運用を代理店に依頼する場合、一般に代理店に支払う必要があるのは「手数料」と「初期費用」です。
代理店の多くが手数料を広告運用費の額によって決定しており、相場は「広告運用費の20%」とされています。中には、広告運用費が一定額以上になると手数料が「10%」に下がる代理店や、「広告運用費50万円までは手数料5万円」のように定額制を採用している代理店もあります。
初期費用の相場は3~10万円程度ですが、中には初期費用がいっさいかからない代理店もあります。代理店の料金体系は正確に把握しておくことをおすすめします。
GDN運用を代理店に依頼する際の4つのチェックポイント
GDN運用を代理店に依頼する際のチェックポイントをご紹介します。GDNの運用を依頼しようと思っても、代理店の数は多く、選び方が分からない方も多いでしょう。ここでは、以下の4つのポイントについて解説します。代理店選びの参考にしてみてください。
- Google正規代理店か否か
- 運用実績
- 契約条件の有無
- クリエイティブ制作の対応可否
Google正規代理店か否か
まず見るべきポイントは、Google正規代理店か否か、という点です。Googleは広告事業において、審査をクリアした代理店を認定する制度を採用しています。正規代理店は、実績や運用スキルを認められているだけでなく、Googleから公式に各種サポートを受けています。Googleによって認められた正規代理店に依頼することで、より確実に成果を期待できるでしょう。
運用実績
代理店の実績を確認することも大切です。実績の豊富さだけでなく、実績のある業界や業種も確認しておきたいところです。例えば、自社が医療系の企業であれば、医療系の広告実績が豊富な代理店を、不動産業であれば不動産系の広告実績が豊富な代理店を選ぶことをおすすめします。
医療系や不動産をはじめ、広告運用に法的な縛りがある業界もあります。運用実績を確認し、自社に近い業種での実績があるかどうか、確認しておきましょう。
契約条件の有無
そして契約条件の有無も見るべきポイントです。GDNをはじめ、Web広告の運用代行を請け負っている代理店の中には、最低出稿金額や最低契約期間などの契約条件があることも少なくありません。契約条件に異存がなければ構いませんが、可能であれば契約条件がない代理店を選ぶと良いでしょう。いずれにしても、契約前に条件や対応範囲などを確認しておくことが大切です。
クリエイティブ制作の対応可否
GDNはディスプレイ広告のため、クリエイティブの品質が鍵を握ります。自社でクリエイティブ制作を担当するには大きなコストがかかるため、社内に担当者がいない場合は、クリエイティブ制作まで対応してくれる代理店を選ぶことをおすすめします。
代理店の過去のクリエイティブ実績を確認するほか、契約後も自社のイメージとの間にズレが生まれないよう、クリエイティブ制作の進捗チェックなどを小まめに依頼すると良いでしょう。
GDN運用の代理店5選
GDN運用を依頼する際におすすめの代理店を5社ご紹介します。
- サイバーホルン株式会社
- アナグラム株式会社
- 株式会社エス・ピー・シー
- 株式会社MOAT
- 株式会社 アイエヌジーアットマーク
サイバーホルン株式会社
サイバーホルン株式会社の魅力
- 少額からでも効果的な運用
- リアルタイムのレポート共有
- 高い継続率
はじめに、弊社の紹介をさせてください。弊社サイバーホルン株式会社はGoogle正規代理店として認定されており、少額からでも効果的な運用を提供する代理店です。最低出稿金額や最低契約期間といった契約条件や初期費用が一切ないため、少額からのご依頼にも対応いたします。
運用状況はリアルタイムにレポートし、運用担当者とのコミュニケーションもとりやすい体制を確立しているため、スピード感のある対応が可能です。これらのポイントが評価され、95%以上のお客様に半年以上の継続ご依頼をいただいている実績もあります。
アナグラム株式会社
アナグラム株式会社の魅力
- 運用型広告のプロフェッショナル
- スピード感のある対応
アナグラム株式会社は、運用型広告全般に定評のある代理店です。GDN以外にも、様々なWeb広告媒体で実績が評価されているため、マーケティング全般を依頼できるのも強みです。また、契約から運用まで1人の担当者が対応しているため、スピード感と安心感のある対応をしてもらえるのも魅力の1つです。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目4-4 フィールド北参道 1・2F |
設立 | 2010年 |
従業員数 | 95名 |
公式HP | https://anagrams.jp/ |
株式会社エス・ピー・シー
株式会社エス・ピー・シーの魅力
- クリエイティブに強み
- 最先端のWebソリューション
株式会社エス・ピー・シーは、クリエイティブに強みのある広告代理店です。クリエイティブ専門の事業部で幅広い制作物に携わっており、高品質なクリエイティブ制作を担当してもらえます。また愛媛県の代理店として、地域に密着したマーケティング戦略を多数提供しています。
Webサイト制作や解析など、より効果的なWeb戦略のためのソリューションを多数提供しており、テクノロジーを活かしたGDN運用が期待できるのもポイントです。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 〒790-8586 愛媛県松山市湊町7丁目 3番地5 |
設立 | 1975年 |
従業員数 | 100名 |
公式HP | https://www.kk-spc.co.jp/ |
株式会社MOAT
株式会社MOATの魅力
- ニーズに合わせたトータルサポート
- Google正規代理店としての実績
株式会社MOATは、Web広告のトータルサポートが魅力の代理店です。GDNにおいて重要なユーザーターゲティングやクリエイティブ制作だけでなく、効果測定から広告の改善まで、幅広くサポートしてもらえます。Google正規代理店として認められており、プレミアム広告に対応しているのもポイントです。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 〒939-8211 富山県富山市二口町5丁目4-1 |
設立 | 2013年 |
従業員数 | ー |
公式HP | https://www.moat.co.jp/ |
株式会社アイエヌジーアットマーク沖縄
株式会社アイエヌジーアットマーク沖縄の魅力
- 小規模から運用可能
- マーケティングにトータルに対応
株式会社アイエヌジーアットマーク沖縄は、小規模からの広告運用が可能な、沖縄の代理店です。初期費用0円、広告運用月額費用33,000円から対応できるため、少額予算で手軽に運用したい、という場合にもおすすめです。GDN以外に、マーケティング全般に広く対応しているのもポイントです。
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | 〒904-0322 沖縄県中頭郡読谷村波平434 |
設立 | 2000年 |
従業員数 | 6名 |
公式HP | https://www.ing-host.jp/ |
まとめ
この記事では、GDNの運用を依頼する際におすすめの代理店をご紹介しました。GDNはGoogleが提供しているディスプレイ広告で、クリエイティブを上手に活用することで高い広告効果が期待できます。
GDNの運用は代理店への依頼がおすすめで、専門知識に基づいた運用やリソースの節約といったメリットが見込めます。代理店を選ぶ際は、運用実績や契約条件の有無といったポイントに注目することが大切です。
代理店によって、得意分野や魅力は異なります。自社の業種や課題を把握したうえで、複数の代理店に相談して検討しましょう。