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歯科医院のSNS活用ガイド!おすすめ4選と5つの活用ポイントを解説

  • 2024.04.28
  • 2024.04.24

SNS広告

現代は、SNSが集客に欠かせないツールとなっています。それは歯科医院においても例外ではありません。

しかし、歯科医院がSNSを活用する必要があるのか、またどうやって活用していけばいいのかわからず、いまだに足踏みをしている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、歯科医院がSNSを利用するメリットや具体的な活用方法を紹介します。SNS運用の注意点や成功のポイントも解説しますので、歯科医院のSNS運用に迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

歯科医院がSNSを活用する5つのメリット

歯科医院の集客アップを狙うなら、SNSを活用しましょう。というのも、以下5つのメリットがあるからです。

  1. 無料で認知拡大が狙える
  2. ブランディングにつながる
  3. 患者さんとコミュニケーションを取れる
  4. 最新情報をリアルタイムで届けられる
  5. 採用にも活用できる

それぞれ順番に解説します。

SNS運用のメリット1.無料で認知拡大が狙える

まずは無料で認知拡大を狙える点です。

広告集客をする際は費用が発生しますが、SNSを基本的に誰でも無料で利用できます。

患者さんが知りたい情報、院内やスタッフの様子などを投稿すれば、興味を持ったユーザーがホームページへ遷移してくれるかもしれません。

費用を抑えた集客活動ができるのは、SNSを活用する大きな理由となるでしょう。

SNS運用のメリット2.ブランディングにつながる

歯科医院は、コンビニの数よりも多いと報告されているほど競合が多い業界です。

その激しい競争の中で生き残って行くためには、ブランディングによる差別化戦略が重要となりますが、実際はどのようにブランディングすべきかわからない方も多いでしょう。

そこで役に立つのがSNSです。SNSでは院内の雰囲気、スタッフの人柄、院長が大切にしている考え方などを多くの方に伝えられます。

特別なことをしなくても、継続的に投稿をしているだけで「あ、この歯医者さんに行きたいな」と患者さんは感じてくれる可能性があるのです。

ホームページを一度見ただけでは「人の温かさ」が伝わりにくいです。継続的な発信ができるSNSだからこそブランディングがしやすいので、人柄で差別化を図るならぜひご活用ください。

SNS運用のメリット3.患者さんとコミュニケーションを取れる

SNSがブランディングに役立つもうひとつの理由に「患者さんとコミュニケーションを取れる」があります。

自らの投稿に対して付いたコメントに返信したり、こちらからフォロワーの投稿に反応したりすることで、患者さんに「特別な歯医者」だと認識してもらえる可能性が高くなるでしょう。

正直、今の時代はサービスや設備の質だけで差別化を図るのは頭打ち状態にあります。

その中で差別化を生み出せるのは「居心地の良さ」です。患者さんと気軽にコミュニケーションが取れるSNSは、ブランディング施策として重要なツールといえます。

SNS運用のメリット4.最新情報をリアルタイムで届けられる

診療時間の変更や急な休診日をホームページでお知らせしても、それに気が付く患者さんは少ないでしょう。またメールを使用するのも気が引ける行為です。

しかし、SNSに最新情報を投稿すれば気軽にお知らせができます。SNSの拡散力を利用してフォロワーさんが情報を広めてくれることもあるでしょう。

こういったリアルタイムに情報をシェアしやすいのもSNSの魅力です。

SNS運用のメリット5.採用にも活用できる

SNSは、患者さんを集めるためだけのツールではありません。スタッフの採用活動にも役立ちます。

SNSは、ブランディングするのに役立つとお伝えしました。そのブランディングに共感した方は患者としてではなく、求職者として興味を持つ可能性もあるのです。

また、自院のブランディングに共感したスタッフは愛着心から一生懸命に貢献しようとしてくれるでしょう。そのスタッフの姿が患者さんにとって、さらなる居心地の良さにつながる可能性が高いため、SNSによる採用活動は積極的に取り入れるべき施策といえます。

歯科医院向けSNSのおすすめ4選

SNSはさまざまな種類があり、どれを利用すべきかわからない方も多いでしょう。

そこで、歯科医院におすすめなSNS4選とその活用方法を解説します。

  1. LINE公式アカウント
  2. Instagram
  3. X(旧Twitter)
  4. Facebook

順番に解説します。

1.LINE公式アカウント

LINEは、連絡ツールとして活用するユーザーが多いSNSです。公式アカウントサービスを利用することで企業向けにアカウントを作成できます。

LINE公式アカウントの活用方法は、以下の通りです。

  • 歯の健康に関するコラム配信をする
  • 定期検診を促すメッセージの配信をする
  • チャット自動返信機能で質問対応をする
  • 予約システムとの連動をする

LINEは、日頃から使い慣れているユーザーが多いことから、メッセージの開封率が高い傾向にあります。

定期検診を促す際は、ハガキを送るケースが多いです。そこで、LINEを利用すれば送りたいユーザーにダイレクトで配布でき、コスト削減も期待できるでしょう。

また、予約システムと連動できることから、手軽さに魅力を感じて友達追加をしてくれる患者さんも多いです。ホームページやチラシ、他のSNSアカウントにQRコードを掲載しておくといいでしょう。

2.Instagram

Instagramは、画像や動画が中心コンテンツであるSNSです。20代〜30代前半の利用者が多い傾向にあります。

Instagramの活用方法は、以下の通りです。

  • 院内の雰囲気やスタッフの様子を伝える
  • 歯に関するお役立ち情報を投稿する
  • 最新設備の導入を視覚的にアピールする
  • リアルタイム情報をストーリーズに投稿する
  • 採用に関する情報をリールにまとめておく

Instagramは、ユーザーの画像や動画でユーザーの視覚にアプローチできるのが魅力です。また、投稿したコンテンツはアカウント内に整理して並べられるため、統一感がブランディングにつながりやすくなっています。

投稿はハッシュタグ機能を利用することで、ターゲットに狙いを定めることも可能です。24時間以内に投稿が消えるストーリーズ、最大90秒の動画をまとめておけるリールなども便利な機能です。

ブランディングを意識するのであれば、Instagramを利用するといいでしょう。

3.X(旧Twitter)

Xは、テキストをベースとしたSNSです。誰でも気軽に発信できることから幅広い年齢層の方が利用しています。

Xの活用方法は、以下の通りです。

  • 歯に関する豆知識を発信する
  • 診療時間の変更や休診日をお知らせする
  • 院内で起こった小ネタを発信する
  • 患者さんが投稿した感想に返信する

Xは手軽さを活かすのがポイントです。豆知識や小ネタなどを文章で投稿できるため、継続して発信しやすいと言えます。

特に企業のXアカウントでは「中の人」のゆるい発信にファンがつくことも珍しくありません。またユーザーと手軽にコミュニケーションも取れるので、患者さんとつながりを持ちやすいSNSです。

4.Facebook

Facebookは、利用者が40〜50代が中心であるSNSです。また実名登録制を採用しています。

Facebookの活用方法は、以下の通りです。

  • 院内やスタッフの様子を伝える
  • 歯に関するお役立ち情報や治療事例を投稿する
  • イベントページでセミナーの告知をする

Facebookには匿名アカウントが存在しないため、他のSNSよりも炎上リスクが低くなっています。年齢層も高い患者さんに向けた発信に適しているSNSです。

歯科医院がSNS運用をする5つのポイント

歯科医院がSNS運用をする際のポイントは、以下の5つです。

  1. 運用目的とコンセプトを明確にする
  2. 患者さんが知りたい情報を投稿する
  3. 各SNSの特徴に合わせた運用をする
  4. 投稿の更新頻度を維持する
  5. 院内でSNS運用のルールや仕組みを作る

順番に解説します。

SNS運用のポイント1.運用の目的とコンセプトを明確にする

まずは、運用の目的とコンセプトを明確にしましょう。

SNSはブランディングに役立つツールですが、そのブランディングには「一貫性」が重要なキーワードです。

運用の目的やコンセプトが明確に定まっていないと、発信内容の軸がブレてしまい、患者さんにとってわかりにくい情報になってしまいます。

どんなに発信を続けても、一貫性がないわかりにくい情報に対して反応をするユーザーは少ないでしょう。

「どんなメッセージを伝えたいのか」「どんな年齢層に発信を見てほしいのか」を明確にすることが大切です。

SNS運用のポイント2.患者さんが知りたい情報を投稿する

「バズらせたい」という思考になると、歯科医院とまったく関係のない投稿をしようと考えてしまうでしょう。

ただし、歯科医院のアカウントをフォローするユーザーは「歯科に関する情報を知りたい」と思っていることを忘れてはいけません。興味のない情報の投稿ばかりが続くとフォロー解除をされるリスクがあります。

院長やスタッフの人柄がわかる投稿をするのは、SNS運用において重要です。

しかし、あまりにも歯科医院からかけ離れた情報を投稿するのは控えましょう。

SNS運用のポイント3.各SNSの特徴に合わせた運用をする

各SNSには、それぞれ以下のような特徴があります。

  • LINE:個人間でのやり取りに優れている
  • X:短文で情報を得るのに優れている
  • Instagram:画像や動画を使ったアピールに優れている
  • Facebook:40〜50代へのアピールに優れている

各SNSでは、それぞれメインの利用者層や特徴は異なります。そのため、その特徴から逸脱した発信をすると、どんなに投稿を頑張ってもフォロワー獲得にはつながりません。

SNS運用のポイント4.投稿の更新頻度を維持する

SNSでフォロワーを増やすには、投稿の更新頻度が重要な要素となっています。というのも、SNSのアカウントも無数に存在するため、更新頻度が少ないとユーザーの印象に残らないからです。

「投稿がバズれば問題ない」と考えるかもしれませんが、エンタメ要素の少ない歯科医院の情報でバズるのは至難の業でしょう。

しかし、人間には「何度も接触する相手に好意を抱く」という性質があります。バズを狙うよりも、単純にユーザーの目に触れる回数を増やす方がフォロワーは獲得しやすいのです。

もちろん、患者さんの知りたい情報を発信することが大前提ではありますが、フォロワーを増やしたいなら更新頻度に力を入れましょう。

SNS運用のポイント5.院内でSNS運用のルールや仕組みを作る

SNS運用をする際は、院内でルールや仕組み作りをしましょう。

SNS投稿には「一貫性」が大事であるとお伝えしましたが、ルールや仕組みがないとブレてしまいがちです。

SNS運用担当者に任せる形もありますが、その担当者が休職や退職をしてしまうと、次の担当者への再教育に手間がかかります。

そのため、誰でもすぐにSNS運用を担当できるように、院内でルールやマニュアルを作成しておくといいでしょう。

また、運用をルール化しておくと、炎上するような投稿や不手際の発生防止にもつながります。

歯科医院におけるSNS運用の注意点

歯科医院にもSNS運用はおすすめですが、運用にあたって注意点があります。

医療広告ガイドラインの抵触を避ける

歯科医院がSNS運用をする際は「医療広告ガイドライン」にご注意ください。

医療広告ガイドラインとは、医療機関における広告規制のルールが記されたものです。法律に基づいて作成されているため、違反してしまうと罰金業務停止命令などの法的措置を受ける場合があります。

SNSでも「誘導目的」と判別された投稿は広告扱いになるため注意が必要です。そのため、歯科医院の広告出稿やSNS運用は、専門家のコンサルティングを受ける、もしくは運用代行業者にお任せするといいでしょう。

歯科医院が注意すべき医療広告ガイドラインについては、以下の記事で詳しく解説していますので、興味のある方は合わせてご覧ください。

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炎上リスクに注意する

SNSを運用する際は、炎上リスクも考慮しなければなりません。

SNSの拡散力は、認知拡大において強力な武器となりますが、炎上してしまうとその拡散力が悪い方向に働いてしまいます。

例えば、不適切な投稿をしたり、コメントでユーザーを怒らせてしまったりすると、マイナスなイメージが広がってしまう可能性があります。場合によってはフォロワーさんが離れてしまうこともあるでしょう。

一度でも炎上してしまうと、信頼を回復するのは難しいため、慎重に投稿をしていく必要があります。SNS運用代行にお任せする際も、歯科医院に対して理解のある人材を選択しないと炎上する可能性はありますのでご注意ください。

歯科医院はSNS広告運用がおすすめ

歯科医院がSNS運用を実施する場合は、アカウント運用だけでなく「SNS広告」の運用もおすすめです。

SNS広告とは、各SNSのタイムライン上に表示できる広告を指します。なぜSNS広告がおすすめなのか、それはすぐに成果が表れやすいからです。

SNSのアカウント運用では、地道な投稿を繰り返してフォロワーを獲得していく必要があります。すぐにフォロワーが増えればいいのですが、SNSはそう甘い世界ではなく、数ヶ月間まったく伸びない場合も珍しくありません。

SNSは現代において最大の集客ツールといえますが、そのメリットをすぐ得られるかは定かではありません。そこでSNS広告が役に立ちます。

数万円〜数十万円の費用はかかりますが、クリックされないと費用が発生しない、フォロワーを獲得してはじめて費用発生といったプランもあります。

また、不特定多数ではなく、ターゲットの年齢や地域などを詳細に絞って配信することも可能です。SNSの圧倒的な利用者数を考えると、費用対効果は優れているといえるでしょう。

自院のアカウントが育つまでのつなぎにも適していますので、ぜひ広告運用も合わせてご検討ください。

歯科医院のSNS広告運用やWeb集客ならサイバーホルン

歯科医院のWeb集客を成功させたいなら、SNS広告運用がおすすめです。

しかし、SNS広告運用には知識や経験が求められます。多くの歯科医院が実施している施策であるため、中途半端に設定しただけで太刀打ちするのは厳しいでしょう。

そこでSNS広告運用やWeb集客にお悩みの方は、ぜひ私たちサイバーホルンにご相談ください。

サイバーホルン株式会社では、SNS広告やリスティング広告など、さまざまなWeb広告の運用代行を承っております。

初期費用や最低広告費は一切かからず、契約期間に縛りもありません。運用代行手数料のみでご利用いただけます。

歯科医院のコンセプトや目的に適したクリエイティブ制作も行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ:歯科医院こそSNSを活用して来院数を増やそう

歯科医院が来院数を増やすには、SNS施策が欠かせません。

SNSは現代における最も強力な集客ツールであるため、利用の有無で競合と大きな差が生まれてしまいます。

もしまだSNSに力を入れていないのであれば、ぜひこの機会にSNSアカウント運用・広告運用を検討してみてください。

  • 2024.04.28
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