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Instagram広告に新掲載面!リール広告とは?

  • 2022.10.04
  • 2021.10.04

SNS広告

今回は、2021年6月16日に改めて全世界でリリースされたInstagram広告の新掲載面「リール広告」について掲載面から出稿方法まで解説していきます。

Instagram広告で新たな施策を検討されている方、リール広告って何だろう、と思っている方に本記事が助けになれば幸いです。

そもそもInstagramのリールってなんですか?

いきなり、『Instagramのリール広告という機能ができまして、Instagramのリールに表示される広告なんですけど』と言われても『まず、Instagramのリールってなんだ?』と思われる方もいらっしゃるかと思います。

(まさに、本記事を書いている当人がそれでした、逆にInstagramに詳しい方はこのセクションは読み飛ばしてください!)

Instagramのリールとは?

リール機能はFacebook社が2020年8月5日(米国時間)にローンチした、Instagramでは新しい部類に入る機能になります。以下はFacebook社が実際に発表したリール機能に関する抜粋です。

Instagramは2020年8月5日(米国時間)、Instagram上で短尺動画を作成したり発見できる新機能「リール(Reels)」を発表しました。

リールでは、音源やARカメラエフェクト、その他の新しいクリエイティブツールを使って動画を撮影・編集し、最長60秒の短尺動画を作成可能です。

引用元:Facebook社公式ページ(https://about.fb.com/ja/news/2020/08/reels/)

つまり、最長60秒の動画をInstagram上で撮影、編集、アップロードまで一括できる機能になります。そして、アップロードされた動画はリールから視聴することができるようになります。

リールってどこから見れるの?

リールを見るためには、下記の青枠で囲われた箇所になります。

リールは下記のような2か所から閲覧することが可能です。

投稿画面からリールを見る場合
発見タブからリール投稿へ

リール投稿はフィード、発見タブから閲覧することが可能です。

発見タブの場合は投稿の右上に「再生マーク」がついている投稿がリールになります。

リール広告とは?

ここまでで、Instagramの「リール」機能についてはご理解いただけたかと存じます。

ここからは、そのリール機能へ広告を出稿する「リール広告」、つまり本題に入っていきます。

そもそも、リール広告とはどのようなモノなのか、まずは媒体の公式ページより内容を確認しましょう。

リール広告を利用すれば、ビジネスはより多くのオーディエンスにリーチし、利用者はブランドやクリエイターの新しい刺激的なコンテンツを発見できるようになります。

引用元:FACEBOOK for Businessより引用(https://business.instagram.com/blog/introducing-instagram-reels-ads?locale=ja_JP)

媒体の公式のページによると、リールというクリエイティブ性に富んだコンテンツ内に広告が表示されることで、よりブランドイメージの浸透が可能となり、またリールに合わせた広告クリエイティブを出稿することでユーザーを刺激することが可能となる掲載面、と捉えているようです。

リール広告の出稿面について

リール機能が分かった、リール広告で何ができるのかもなんとなく分かったところで、では最も広告出稿に大切な「どうやったら表示されるのか」について解説します。

こちらは、非常にシンプルかつ、Instagramのストーリーズと類似した広告掲載方式になります。

リール広告はリール機能を閲覧中にコンテンツとコンテンツの間に差し込まれます。

ユーザーがスワイプすることで表示される形式となります。

実際の表示される広告は下記の図になります。

実際のリール広告の掲載面
(引用元:https://business.instagram.com/blog/introducing-instagram-reels-ads?locale=ja_JP)

リール広告の特徴について

リール広告の最大の特徴は『全画面表示』であるという点です。

スマートフォンで基本的に操作することを想定しているInstagramにおいて、その媒体全ての画面を自社の広告で埋める事ができる点が最大の特徴であり、かつ視認性という意味では最も効果的であると言えます。

では、ここでInstagram広告を出稿したことがある方は「ストーリーズ広告」と何が違うのか?ストーリーズ広告も全画面表示できるじゃないか、という疑問が生じるかと思います。

リール広告とストーリーズ広告はここが違う

ストーリーズ広告よりもリール広告が優れている点は『勝手に次のコンテンツへ行かない』という点です。

ストーリーズ広告はある程度の時間(広告クリエイティブによる)が経過するとユーザーがまだ文字コンテンツ等を読んでる途中であっても、自動的に流れてしまいます。

しかし、リール広告はユーザーが意図的にスワイプしないと広告が画面から無くならない、という特性があります。

一方で、ストーリーズ広告では下からスワイプすることで、広告の詳細(広告文)を表示することができますが、リール広告はこの機能がありません。なので、全画面に表示された広告でユーザーへ訴求する必要があります。

リール広告の出稿の仕方について

リール広告は通常通り、Instagramの自動配置にした場合、そのままでは出稿されない場合が多いです。

※9:16の要件を満たす広告が入稿されていて、自動配置になっている場合、出稿される場合もあります。

また、上記した通り9:16で表示されるストーリーズ広告とリール広告は、広告で操作できる動きが異なります。

よって、ストーリーズ広告と全く同一の広告クリエイティブでは広告成果が出ないケースが多いです。

では、どのようにリール広告を出稿するのか、と言いますと、『手動配置』です。

結論としては、リール広告を出稿する場合は「広告セット」をリール広告のために新設し、手動配置⇒Instagram⇒リール、を選択して広告を展開することが望ましいです。

リール広告の入稿規定について

リール広告の入稿規定は現状、ストーリーズ広告と同じになります。

  • 推奨アスペクト比について 9:16
  • 最大ファイルサイズ 250MB(動画)、30MB(画像)
  • 推奨解像度 1,080px×1,920px
  • 音声 無音可

ただし、リール広告は自動的に音声も再生される機能となりますので、広告出稿で動画を入稿する際には音声も付けた方が成果が出やすく、また広告への嫌悪感を低減することが可能になります。

追記(2022年10月):リール広告には動画のみなのか?

リール広告には一般的には『動画広告』が推奨されており、動画広告クリエイティブが掲載される、と考えていただければと思います。

一方で、入稿規定では『画像』も入ることになっております。

まず、公式のヘルプリンクの回答としては下記になります。

画像の入稿は可能。掲載面は「Facebookのオーバーレイ」のみ

https://business.instagram.com/blog

しかし、弊社のアカウントを確認すると画像で「Instagram」のみ配信面に指定しても、画像広告がリール面に出稿されていることが確認できましたので、Meta社に問合せしたところ、下記回答を得ました。

”Instagram、Facebook 両方のリール配置面にて、静止画も入稿可能なようでございます。
ヘルプリンクには説明がございませんが、実際には入稿可能ということになるかと存じます。”

つまり、画像広告であっても、リール面に掲載されます。

しかし、リール面の特徴として、音が出る(デフォルトで)、周りのオーガニック投稿が動画である、という点から『動画クリエイティブが最適』という点は揺るがないです。

おわりに

今回は、Instagram広告の新機能、リール広告について解説いたしました。

リール広告の出稿方法より、出稿の際に気を付ける事、出稿のメリット、ストーリーズ広告との違いに焦点を置いて記載しました。

弊社では、Instagram広告の運用代行、本記事のリール広告も取り扱っております。

出稿したい、代理店をお探しの方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

  • 2022.10.04
  • 2021.10.04

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