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【必見】不動産業界のリスティング広告の推奨設定を公開!注意点も解説

  • 2024.08.07
  • 2024.06.28

リスティング広告

不動産業界の企業が経営を成功させるには「宣伝」が欠かせません。

今回は、さまざまな宣伝方法がある中「不動産業界」×「リスティング広告」の

管理画面での推奨設定方法と手順を公開しますので、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告とは

リスティング広告とは、みなさんの手元のPCやスマホから、検索エンジン (Google または Yahoo!など) で「○○ とは」と検索したときに、「スポンサー」や「広告」とついたものが、検索ページの上部や下部に表示されると思います。

このように、検索した語句に関連した商品や会社に関する広告が掲載されるのが、リスティング広告です。ユーザーが求めていること、知りたい情報が検索語句(検索クエリ)に表れるため、興味や関心に応じて配信対象を限定できるという点が、テレビCMや街頭広告と大きく異なります。

リスティング広告のことをより詳細に知りたい方は、

以下の記事でご紹介しておりますので、ぜひご活用ください。

配信エリア

配信エリア設定では、広告主が指定したエリアにのみ広告を配信することができます。

※所在地以外に配信されてしまう設定も注意点として記載してます。

出張系のサービスを提供している企業様だと、

「出張できない地域への広告配信は行わない。」という設定になるかと思います。

設定箇所を実際の管理画面のキャプチャ付きで、解説していきます。

都道府県

キャンペーン設定画面にて操作を行います。

キャンペーンを選択した状態で、上部バーの設定をクリックします。

もしくは、キャンペーンにカーソルを合わせたら右側に歯車マークが表示されますのでそちらをクリックしてキャンペーン設定画面へ移動します。

キャンペーン設定画面までの移動方法

「地域」というタブをクリックします。

①:「別の地域を入力する」を選択。

②:「検索窓」にターゲットにしたい地域名を入力。

③:「目標」を選択。

以上で、配信エリアの『都道府県』の設定は完了です。

市区町村

こちらは都道府県と同様に地域タブまで移動し、

①:「検索窓」に対象の地域を入力。

②:「目標」を選択。

以上で、配信エリアの『市区町村』の設定は完了です。

特定地域(半径〇〇km)

都道府県、市区町村と同様に地域タブまで移動し、

「検索窓」の隣の検索オプションを選択。

①:「範囲」を選択。

②:「〇〇km」を指定。(半径です。)

③:「ピンモード」を選択。

④:マップ上でカーソルを合わせてクリック。

⑤:「保存」選択。

以上で、配信エリアの『特定地域』の設定は完了です。

配信エリア設定の注意点

所在地のみに配信したつもりが、指定した地域以外にも広告が配信されてしまう可能性があります。

キャンペーン設定画面の地域の設定のタブをクリックし、「所在地やインタレスト」にチェックが入っていると、指定した地域以外にも広告が配信されてしまします。

確実に指定した地域に広告を配信したい場合は、下部の所在地にチェックを入れる必要があります。

広告文

広告文はユーザーの目にとまる箇所ですので、どのようなサービスを提供しているのか、何を訴求するのかをよく考えて作成する必要があります。

その際にユーザーの検索語句を意識した広告文を作成することによって、目にとまりやすく興味を持ってもらうための広告文作成の方法をご紹介いたします。

広告カスタマイザ(アドカスタマイザ)

広告カスタマイザは、ユーザーが検索した語句に連動し、動的に広告文を変更できる機能です。

例えば、ユーザーが都内で賃貸を探している場合、

「○○区 賃貸」と検索した際に、「○○区の賃貸ご紹介/礼金不要」というように○○の箇所が動的に変更され、ユーザーにとって魅力的な広告文を自由度高く作成することができます。

カスタマイザを設定する手順をご紹介いたします。

管理画面から登録する方法と、Excelを用いてアップロードする2パターンございますが、今回は管理画面から登録する方法をご説明いたします。

値を登録する

管理画面の左タブから、

①:「ツール」を選択。

②:「ビジネスデータ」を選択。

③:「広告カスタマイザ属性」を選択。

④:「プラスマーク」を選択

①:「属性」を入力。

※任意の文字列で問題ですが、担当する方がわかりやすいように入力することを推奨しております。

②:データの種類は「テキスト」を選択。

③:「作成」をクリック。

以上で、値の登録は完了です。

属性はわかりやすい名称に設定しましょう。

カスタム値を入力する

まずは、カスタム値を入力するための枠を表示させる必要があります。

左タブから、

①:「検索キーワード」を選択。

②:「表示項目」を選択。

③:「表示項目を変更」を選択。

広告カスタマイザ属性のタブから、エリア(テキスト)のチェックボックスを入れて項目を表示させます。

項目が表示されたら、鉛筆マークをクリックします。

①:「カスタム値を使用する」にチェックを入れる。

②:広告文の値の箇所に表示したい「テキスト」を入力。

③:「保存」をクリック。

以上で、広告カスタマイザの設定は完了です。

ロケーション関数

こちらの機能では、ユーザーの所在地やよく訪問する地域、関心を示した地域名を広告文に動的に反映してくれる機能です。

広告文の作成箇所で「{」を入力すると、プルダウンが出てきますので、「地域の挿入」を選択します。

エリアの粒度を選択し、デフォルトのテキストを入力します。

デフォルトのテキストは地域名が文字数制限で表示できない場合などに、表示されるテキストなので、広告として表示されても問題ないテキストを設定をします。

適用を押して、ロケーション関数の設定は完了です。

キーワード

こちらでは、広告文に連動するキーワード設定の具体例をご紹介していきます。

指名キーワード×エリア

不動産を経営している会社が「サイバーホルン」だとすると以下のようなキーワード設定を行います。

「サイバーホルン 賃貸」
「サイバーホルン マンション」
「サイバーホルン 戸建て」

「サイバーホルン」という1フレーズのキーワードを設定しても問題はないですが、
「サイバーホルン」という会社のことを調べているのか、不動産を探しているのか、ユーザーの検索モチベーションを明確化できません。そのため「サイバーホルン 賃貸」のように2フレーズのキーワードを設定することによって、広告を表示させたいユーザー(顕在層)を絞り込むことができます。

不動産キーワード×エリア

例えば、以下のようなキーワードを設定行います。

「賃貸 新宿」
「マンション 渋谷」
「戸建て 八王子」

実際にユーザーが検索しそうな語句を設定することがポイントです。
エリアを掛け合わせて設定することによって、ユーザーはそのエリアで探している可能性は高く、網羅的にエリア名を入れることで、広告が表示されないといったような、機会損失を防ぐ意味でもこちらのキーワード設定はおすすめです。

ビッグワード単体

こちらでは、以下のようなキーワード設定を行います。

「賃貸」
「マンション」
「戸建て」

リスティング広告経験者や、知見がある方でしたらご存じかもしれないですが、このままだとかなり危険な運用方法です。
なぜなら、キーワードを検索する想定ユーザーの母数が多すぎるため、広告露出が頻繁に起こり、広告ご予算を使いすぎてしまう可能性がかなり高いです。
「賃貸」であれば、入居できる賃貸を探しているのか、賃貸の貸したいのか、言葉の意味を調べているのか、書き順を調べたいのか、読み方を調べているのか、など1フレーズのキーワードはただの文字列であり、意味は含まれないため、1フレーズのキーワードを設定していないか配信開始前に注意しましょう。

ただ、この1フレーズキーワードの活用方法もあります。
前述した、「配信エリア」との掛け合わせての活用事例がございます。
例えば、特定のエリアの半径1kmでの「賃貸」キーワードの設定でしたら、エリアを設定することによって、検索者も絞ることができるので、1フレーズのキーワードでリーチを広げつつ広告を露出することが可能です。

※不動産会社が多数あるエリアだとクリック単価が高騰する可能性があるため、配信エリアの競合調査を念入りにしてからの配信を推奨いたします。

まとめ

ここまでで、「不動産業界」×「リスティング広告」のGoogle検索広告の出稿方法をご紹介させていただきました。

リスティング広告は、設定だけをして終了ではなく、文字通り、運用をしながら随時設定も変更していくことが大切かつ、そこの見極めが肝となります。

「自社で広告運用することが難しい」「設定からまるっとお任せしたい」とお困りのお客様は、設定から運用まで一括でサポートいたしますので、ぜひ弊社へお問い合わせ下さい。

  • 2024.08.07
  • 2024.06.28

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