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SNS広告は全6種類!各広告の特徴や費用を分かりやすく徹底解説

  • 2023.07.03
  • 2023.06.30

SNS広告

SNS広告で成果を出すためには、主要SNS広告の種類とそれぞれの特徴を把握することが重要です。

Facebook、Instagram、Twitter、LINE、YouTube、TikTokなど、各SNSの特徴や広告形式を理解し、自社の商材やターゲットにマッチした広告選定を行いましょう。

本記事では主要SNS6種類の特徴から費用まで解説しています。

H2SNS広告の6種類を徹底比較

SNS広告は、大きく6種類あります。

  1. Twitter
  2. Facebook
  3. Instagram
  4. YouTube
  5. LINE
  6. TikTok

SNS広告6種類の特徴は下記になります。

媒体ユーザー数特徴広告フォーマット課金形態
Twitter4500万人・拡散力が高い
・リアルタイムに情報が更新される
プロモーションツイート、プロモーションカードインプレッション課金など
Facebook2600万人・実名登録者数が多い
・メインは40代以上のユーザー
画像広告、動画広告、リード広告インプレッション課金など
Instagram3300万人・写真がメインのSNS
・おしゃれさやデザインの意識の高いユーザーが多い
画像広告、動画広告、ストーリーズ広告インプレッション課金など
YouTube6500万人・世界最大の動画共有サイト
・利用ユーザーが多い
スキップ可能広告、非スキップ広告インプレッション課金など
LINE8600万人・メッセージングアプリ
・公式アカウントでの情報発信
LINE公式広告インプレッション課金など
TikTok950万人・音楽と動画を組み合わせたコンテンツがメイン
・若年層ユーザーが多い
広告形式多様(インフィード広告など)インプレッション課金など

Twitter広告の種類と費用

Twitterは全世界に多くのユーザーがいて、特に若年層の利用率は80%近くに達し、ユーザー層の幅広さが魅力の一つです。Twitter広告は特に若年層へのアプローチに強みを持つ一方で、ターゲティング設定の柔軟さも利点です。
Twitter広告の主なメリットは、高い拡散力によるリーチ拡大、若年層への効果的なリーチ、そして顕在層への的確なアプローチが可能なこと。若年層へのアピールはもちろん、特定の地域や年齢層に絞ったターゲティングもでき、費用対効果の高い広告運用が期待できます。

Twitter広告の種類

Twitter広告は7種類あります。

・プロモ広告: ツイートやアカウントのプロモーションに使用される広告形式。ユーザーのタイムラインに表示され、クリックやエンゲージメントに応じて課金されます。

・フォロワー獲得広告: アカウントのフォロワー数を増やすために使用される広告。ターゲットユーザーにアカウントのフォローを促すプロモーションが表示されます。

・Twitterテイクオーバー: 特定の期間にわたってTwitterのトレンドやホームタイムラインを広告で占拠することができる広告形式。ブランドのプロモーションやイベント告知に効果的です。

・Twitterライブ: ブランドやイベントのライブストリーミングを活用した広告形式。リアルタイムのコンテンツでユーザーとの対話やエンゲージメントを促進します。

・Twitter Amplify: ブランドやメディア企業が自社コンテンツと連動して広告を配信する広告形式。ビデオ広告やスポンサーシップを通じてユーザーに対して関心を引きます。

・ダイナミック商品広告: ユーザーの興味や行動に基づいて自動的に生成される広告。リアルタイムな商品情報や価格を表示し、パーソナライズされた広告体験を提供します。

・コレクション広告: 複数の商品やコンテンツをひとつの広告にまとめて表示する広告形式。ユーザーは広告内で商品を閲覧し、タップすることで詳細ページに移動できます。

Instagram広告の種類と費用

Instagram広告は、モバイルの全画面で表示されインパクトが強く、ユーザーの記憶に残りやすいです。特にストーリーズ広告は数秒間の全画面動画広告として表示されるため、ユーザーの注目を集めやすく、クリックされやすいです。

InstagramはFacebookと同じMeta社によって運営され、Facebookに蓄積されたデータを活用し、精度の高い広告配信が可能です。
Instagram広告は「広告っぽさ」を感じさせずに商品やサービスを宣伝できます。ユーザーは自然な形で広告を見るため、より効果的なPRが行えます。近年、男性ユーザーも増え、男女の利用者比に大きな差はなく、幅広いターゲット層に対して広告を展開できます。

Instagram広告は商材のジャンルによって相性の良し悪しの振れ幅が大きいため、広告の効果を最大限に引き出すには、適切な戦略とターゲティングが必要です。

Instagram広告の種類

Instagramの広告は写真広告、動画広告、ストーリーズ広告、カルーセル広告、コレクション広告、発見タブ広告の6種類です。

Instagram広告の費用・課金形態

Instagramの課金形態は、以下の4つとなります。

  1. インプレッション課金
  2. クリック課金
  3. アプリインストール課金
  4. 動画再生課金
課金形態費用(目安)
インプレッション課金100円~500円
クリック課金100~200円
アプリインストール課金100~200円
動画再生課金100~200円

Facebook広告の種類と費用

Facebookは実名制のソーシャルネットワーキングサービスであり、ユーザーの氏名、年齢、学歴、キャリアなどの個人情報が明確になっているプラットフォームです。

Facebook広告では信憑性のあるターゲティングが可能です。ユーザーが自身のプロフィールに正確な情報を入力しているため、広告主はターゲットとするユーザーを詳細な条件で絞り込むことができます。

ビジネス目的で利用されているユーザーが多いため、ビジネスパーソン向けの商品やサービス、BtoB向けの高額な商材、高級感や落ち着きのあるものやサービスに対して効果的です。


Facebook広告の種類

Facebook広告は10種類あります。

  1. 画像広告:メジャーで扱いやすいフォーマット。1枚の画像とテキストで構成され、初心者でも手軽に利用できます。
  2. 動画広告:豊富な情報を伝えやすく、自動再生されることでユーザーの注目を引きやすい。ブランド認知向上や情報提供に効果的です。
  3. スライドショー広告:2〜15枚の画像と音楽を組み合わせた動画形式。ファイルサイズが小さく、ストーリー性を持たせて詳細な情報を伝えられます。
  4. カルーセル広告:最大10個のコンテンツを1つの広告内に掲載可能。複数商品の紹介や多角的な特徴紹介ができ、コンバージョン向上が期待できます。
  5. インスタントエクスペリエンス広告:ブランドや商品、サービスを一枚のランディングページで効果的に伝える広告。フルスクリーン表示で視覚的なインパクトを与えます。
  6. リード獲得広告:フォームに直接誘導し、ユーザー情報を獲得するフォーマット。効果的なリード収集やイベント集客に活用できます。
  7. ダイナミック広告:ユーザーの関心や行動に基づいて最適化された広告を自動配信。関連性の高い情報でユーザーの関心を引き付けます。
  8. イベント参加広告:Facebook内のイベントページを宣伝するフォーマット。参加者募集やチケット購入などを効果的に行えます。
  9. クーポン広告:実店舗やECサイトで利用できるクーポン配布を目的とした広告。お得感をアピールし購買意欲を高めます。
  10. コレクション広告:メインビジュアルと複数の画像から構成される広告。ECサイトの感覚で商品を掲載し、ユーザーの発見と購入率向上を促します。



Facebook広告の費用・課金方式

Facebook広告は最低100円から出稿可能です。一般的な目安は、月間の出稿額予算は5万円から20万円程度が一般的です。企業によっては予算が少ない場合もありますが、予算が少ないとオークションで競り負けたり、掲載順位が低くなってクリック数が減少する可能性があるため、予算を確保することが大切です。

Facebook広告の費用は広告主が上限予算を設定でき、広告の配信量や掲載頻度を調整できます。

Facebookの課金形式は下記の3点です。

インプレッション課金: 1,000回の広告表示回数に基づいて課金されます。広告が表示される回数に応じて料金が発生します。

クリック課金: ユーザーが広告をクリックした場合に課金されます。広告へのクリック数に応じて料金が発生します。

コンバージョン課金: 特定の目標達成(例:ウェブサイトの購入やリードの獲得)が行われた場合に課金されます。広告による目標達成数に応じて料金が発生します。

LINE広告の種類と費用

LINEは国内最大のコミュニケーションツールであり、幅広い年齢層に広告を届けられます。アクティブユーザー数も非常に多く、日常的に利用されているため、広告は利用者の目に頻繁に触れることが期待できます。

LINE広告は、LINEを日常的に利用している層にリーチできるため、他のSNS広告ではカバーできない層にも広告を届けられます。

また、LINE広告は地域性の強い商材に向いています。地域密着型の美容室や飲食店などのサービス、個人事業主がLINE広告を活用することで、地域のユーザーに対して効果的に広告を展開することができます。LINE広告は手軽に利用でき、少額の予算でも個人でも申し込みが容易です。

LINE広告の種類

LINE広告は下記の16種類あります。

  1. LINEVOOM
  2. LINEウォレット
  3. LINEマンガ
  4. LINEニュース
  5. LINEトークリスト
  6. LINEポイント
  7. LINEショッピング
  8. LINEチラシ
  9. LINEクーポン
  10. LINEマイカード
  11. LINE広告ネットワーク
  12. ホーム
  13. LINEレシート
  14. LINE Monary
  15. LINEオープンチャット

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LINE広告の費用・課金方式

LINE広告の費用は、広告主が設定した予算に応じて課金されます。具体的な費用は、広告の種類や配信形式、ターゲット設定などによって異なります。

LINE広告では、以下の主な課金方式があります。

  1. インプレッション課金:表示回数に応じて課金される方式。広告が表示された回数に応じて料金が発生します。
  2. クリック課金制:広告がクリックされた回数に応じて課金される方式。広告へのクリック数に応じて料金が発生します。
  3. コンバージョン課金:コンバージョンが達成された場合に課金される方式。例えば、特定のアクションが行われた場合に料金が発生します。

LINE広告の費用や課金方式は、広告主が設定した予算や広告の目的に応じて調整できます。予算や目標に合わせて適切な課金方式を選ぶことが重要です。

YouTube広告の種類と費用

YouTubeは幅広い世代に利用されている動画プラットフォームであり、若年層から高齢層まで、男女問わず多くの視聴者が存在し、あらゆる企業にとって効果的な広告手段となります。

YouTube広告は、広告の配信面が増え、視聴者に広告が露出するシーンも多くなっています。この広告露出の増加により、広範なユーザー層へのリーチが見込め、企業は認知獲得だけでなく、コンバージョン獲得などの目標を達成することができます。

YouTube広告は、企業が検討すべき動画広告の一つです。動画は視覚的で情報を豊富に伝えることができ、視聴者に強いインパクトを与えます。

YouTube広告の種類


YouTube広告は以下の6種類です。

  1. バンパー広告:スキップ不可、最長6秒再生
  2. TrueViewインストリーム広告1(スキッパブル広告):再生開始5秒後にスキップ可能、最長15秒
  3. TrueViewインストリーム広告2(ノンスキッパブル広告):再生開始15秒以下でスキップ不可、最長15秒
  4. TrueViewディスカバリー広告(ディスプレイ広告):検索画面や関連動画で表示
  5. マストヘッド広告:YouTubeのホーム画面最上部に表示
  6. アウトストリーム広告:提携チャネルへの配信、モバイル専用の広告

YouTube広告の費用・課金方式

YouTube広告の費用は、広告主が設定した予算に応じて課金されます。具体的な費用は、広告の種類、広告の長さや再生回数、ターゲット設定などによって異なります。

YouTube広告では、主な課金方式として以下があります:

インプレッション課金:表示回数に応じて課金される方式。広告が表示された回数に応じて料金が発生します。

ビュー課金:広告が再生された回数に応じて課金される方式。広告が一定時間以上再生された場合やユーザーが広告をスキップせずに視聴した場合に料金が発生します。

リーチ課金:広告が一定のユーザーに到達した回数に応じて課金される方式。特定のターゲット層への到達数に基づいて料金が発生します。

YouTube広告の費用や課金方式は、広告主が設定した予算や広告の目的に応じて調整できます。予算の確保や目標に応じて適切な課金方式を選ぶことが重要です。

TikTok広告の種類と費用

TikTok広告の特徴は、アプリの起動時に全画面で表示されるインパクトのある動画広告です。訴求力が非常に強く、広告が拡散されやすいです。

さらに、TikTokの利用者は消費行動が早い若者層であり、特に24歳以下の若者が多く利用しています。他のSNSに比べて1日の利用時間が長いため、広告が利用者に浸透し、広告の効果が得られやすい環境です。

TikTok広告は主に若年層に向けた商材に適しています。特に10代や20代前半のユーザーに訴求する商材においては、TikTok広告は有効ですが、TikTok広告の広告費は他のSNS広告に比べて高い傾向にありますので、ご注意ください。

TikTok広告の種類

TikTok広告の種類は以下の4種類です。
起動画面広告:起動時に表示される高額広告

チャレンジ広告:参加型広告でユーザーがテーマに合わせた動画を投稿

インフィード広告:投稿欄の「おすすめ」に表示される動画広告

運用型広告:TikTok以外のアプリにも配信可能な広告

TikTok広告の費用・課金方式

TikTok広告の費用は、広告主が設定した予算に応じて課金されます。具体的な費用は、広告の種類、広告の表示回数や再生回数、広告のターゲット設定などによって異なります。

TikTok広告では、主な課金方式として以下があります

CPM課金:表示回数に応じて課金される方式。広告が1,000回表示された回数に応じて料金が発生します。

CPV課金:広告が再生された回数に応じて課金される方式。広告が一定時間以上再生された場合やユーザーが広告をスキップせずに視聴した場合に料金が発生します。

CPE課金:ユーザーが広告に対して特定のアクションを行った場合に課金される方式。

TikTok広告の費用や課金方式は、広告主が設定した予算や広告の目的に応じて調整できます。予算の確保や目標に応じて適切な課金方式を選ぶことが重要です。

SNS広告を運用する5つのメリット

SNS広告を運用するメリットは5つあります。
それぞれ解説していきます。

ファンづくりに活用できる

SNS広告は、自社のブランドや商品に対するファンを増やすための有効な手段です。コンテンツを魅力的に訴求し、ユーザーの共感を得ることで、ブランドの応援者やロイヤルな顧客を育成できます。

的確なターゲティングができる

SNS広告は、ユーザーのプロフィール情報や行動履歴を活用し、精度の高いターゲティングが可能です。居住地域や年齢別などの細かなターゲット設定を行い、目的のユーザーセグメントに効果的にアプローチすることができます。

潜在顧客へのアプローチが期待できる

SNS広告は、自社の商品やサービスをまだ認知していない潜在顧客にも情報を届けられます。関連する興味関心を持つユーザーや競合商品利用者に対して、自社の優位性や魅力をアピールし、新たな顧客の獲得につなげることができます。

ユーザーから受け入れられやすい

SNS広告は、インフィード広告が主流であり、タイムライン上に自然に組み込まれる形で表示されます。ユーザーに広告がプッシュされているという感じを与えず、広告がタイムラインに馴染んでいるため、ユーザーから受け入れられやすいです。

小さな予算から取り組める

SNS広告は他のWeb広告に比べて費用が比較的低く、小規模な予算でも取り組めます。低コストで広告を展開しながら、効果的なターゲティングやコンテンツ戦略を活用し、費用対効果の高い広告運用が可能です。

SNS広告でチェックしたい費用対効果は4種類

費用対効果をチェックするポイントは4種類です。

費用内容
KGI最終的なゴールを数値で設定する。
KPIKGIを達成するための指標や中間地点を数値で設定する。
CPA顧客獲得単価。広告費用をコンバージョン数で割った値で、効果的な広告投資を評価する。
ROAS投資した広告費で得た売上を広告費で割った値に100をかけ、広告の効果をパーセンテージで表す。

まとめ:SNS広告を種類ごとに理解して事業に活かそう

各SNSごとに、種類があり特徴は異なります。幅広い選択肢の中からご自身のビジネスにマッチしたものを選び、集客に繋げていきましょう。

  • 2023.07.03
  • 2023.06.30

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