【2024年最新版】LINE広告とは?LINEの特徴から広告の種類・ターゲティング機能まで解説!
LINE広告は月間利用者数9,600万人(日本国内で85%)が使用しているコミュニケーションアプリの「LINE」へ広告配信する広告です。
LINE広告の広告配信をご検討されている方のために、今回の記事ではLINE広告にはどんな広告を出稿することができるのか、LINE広告の特徴について解説します。
LINE広告入稿規定についてまとめた記事はこちらです。
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この記事の目次
LINEの特徴
LINE広告の土台となるLINEはどのようなユーザーの特徴があるか把握するために以下の情報を集めました。
- 日本国内ユーザー数・割合
- アクティブユーザー数
- LINEユーザーの属性(性別・年齢・職業)
- LINEの属性 (居住地)
- LINEユーザーの属性(性年代別の利用頻度)
- アクティブなネット利用者の実態
- 他サービスとの比較
日本国内ユーザー数・割合
国内のユーザー数は9600万人を超えており、日本の人口の80%が利用している計算になります。
アクティブユーザー数
毎日使うユーザーは85%に達しており、アクティブ率が高いのが特徴です。
LINEユーザーの属性(性別・年齢・職業)
性別
- 男性 46.7%
- 女性 53.3%
年齢別
- 15~19歳:7.9%
- 20~24歳:7.5%
- 25~29歳:7.5%
- 30~34歳:8.4%
- 35~39歳:8.9%
- 40~44歳:10.5%
- 45~49歳:12.1%
- 50~54歳:10.1%
- 55~59歳:9.4%
- 60~64歳:8.7%
- 65歳以上:9.0%
職業
- 会社員:48.6%
- 主婦・パート・アルバイト:30.6%
- 学生:10.8%
- その他:9.9%
男女比は女性の方が多く、年齢別を見てみると、そこまで偏りはないような結果になっています。
LINEの属性 (居住地)
居住地
- 関東:34.6%
- 近畿:19.0%
- 中部:18.9%
- 九州沖縄:9.7%
- 中国地方:5.6%
- 東北:4.8%
- 北海道:4.6%
- 四国:2.8%
関東が3割を占めており、次いで近畿地方、中部地方、九州沖縄と続きます。
居住地は全国の人口分布率におおむね近しい数値になっています。
LINEユーザーの属性(性年代別の利用頻度)
男性
- 男性65~69歳:64.1%
- 男性60~64歳:70.9%
- 男性55~59歳:66.0%
- 男性50~54歳:71.8%
- 男性45~49歳 :76.7%
- 男性40~44歳:69.9%
- 男性35~39歳:79.6%
- 男性30~34歳:77.7%
- 男性25~29歳:74.8%
- 男性20~24歳:79.6%
- 男性15~19歳:87.4%
女性
- 女性65~69歳:70.9%
- 女性60~64歳:73.8%
- 女性55~59歳:78.6%
- 女性50~54歳:76.7%
- 女性45~49歳:75.7%
- 女性40~44歳:80.6%
- 女性35~39歳:90.3%
- 女性30~34歳:82.5%
- 女性25~29歳:90.3%
- 女性20~24歳:95.1%
- 女性15~19歳:87.4%
アクティブなネット利用者の実態
- スマホのみ:59%
- スマホ+PC:37%
- PCのみ:1%
- タブレットのみ:0.1%
- ガラケーのみ:0.1%
- いずれも利用していない:1.6%
他サービスとの比較
SNS
- LINEのみ:41.2%
- Twitterのみ:2.6%
- Facebookのみ:0.0%
- LINE+Twitter:22.9%
- LINE+Facebook:6.1%
- LINE+Twitter+Facebook :12.6%
- LINE:82.8%
- Twitter:38.4%
- Facebook:19.6%
サービス
- LINEのみ:18.5%
- YouTubeのみ:3.5%
- Yahoo!ジャパンのみ:2.9%
- LINE+YouTube:23.4%
- LINE+Yahoo!:9.9%
- LINE+YouTube+Yahoo!:30.9%
- LINE:82.8%
- Yahoo!Japan:46.1%
- YouTube:60.2%
LINE広告とは?
LINE広告とは、LINE利用者に向けて広告を配信することができる国内最大級の「運用型広告プラットフォーム」です。幅広いターゲット層にアプローチできるため、集客だけではなく販売促進にも効果的な広告として知られています。
LINE広告の特徴
比較的新しいサービスということもあり、運用の効果を出すには「LINE広告」の特徴や配信の仕方を詳しく理解しておくことが大切になります。
ブランド力の向上・集客・販売促進などに最適な「LINE広告」ですが、他のSNS広告と比較すると、どのような特徴を持っているのでしょうか。ここではLINE広告の特徴を3つの視点でご紹介します。
圧倒的に利用者数が多い
LINEの国内利用者数は9,500万人以上を超えています(2023年3月末時点)。
日本の人口の70%以上が利用している計算になり、他のSNSではアプローチできない利用者に対しても、LINE広告ではアプローチすることができます。
このようにLINE広告は幅広いターゲット層にアプローチできる広告プラットフォームであるため、新規顧客の獲得を目指している方にとっては、取り入れたい広告と言えるでしょう。
消費行動が活発なユーザーが多い
LINEニュースを利用するユーザーは消費行動に積極的なユーザーが多い傾向にあります。
一般的な消費者に比べて、広告配信の効果が上がりやすく、広告費用も抑えられる傾向にあることは、特徴の一つと言えるでしょう。
様々なターゲティングが可能
様々なターゲティングができることもLINE広告の大きな魅力です。
LINE広告では、利用者の年齢や性別・地域や興味関心など、属性を絞ってターゲティングをすることができます。そのため、費用対効果の高い広告を配信することができるでしょう。商品やサービスターゲットに合わせて紹介できるのはLINE広告の特徴の一つです。
また、Zホールディングスとなったことで、Yahoo!のターゲティングも活用した新しいターゲティング手法が今後生まれてくるのではないか?と推測されております。
配信面が豊富
LINE広告には配信面が数多く用意されています。認知度の向上や集客・友だち増加など、目的に応じてマーケティングをすることが可能です。
他のSNSの広告とは違って配信スタイルも多岐に渡るため、利用者から広告を嫌がられることもほとんどありません。長期的な目線で利用者にアプローチすることができるでしょう。
詳しい「配信面」については次の章をご覧ください。
LINE広告には豊富な配信面がある
以下のリストのようにLINE広告には様々な配信方法があります。
LINE広告には目的に応じてマーケティングができるよう、配信面が豊富に用意されています。
弊社おすすめの配信方法の特徴を簡単に解説していきます。
トークリスト
広告はLINEのトークリスト最上部の枠に表示されます。LINEを開く理由の大多数がトーク画面へのアクションであるため、多くのユーザーに広告を視認させることが可能です。
大規模な認知拡大のプロモーションなどで良く活用される一方で、広告の専有面積が小さいため獲得のための広告では、他広告に分があります。
ブランディングや認知向上への施策の際に最大の効果を持つ配信面です。
LINE VOOM
LINE VOOMは、月間アクティブユーザー6,800万人以上の大規模なプラットフォームです。
LINEVOOMでは、外部からの送客や直接のレスポンス獲得、アプリのダウンロード促進などの目的で広告を掲載できます。
また、LINEの公式サイトで、LINE VOOMにおける訪問ユーザーの約4,900万人以上が月に1回以上LINE VOOM上の広告と接触していると公表しました。
よって、広告が多くのユーザーに確実に届くと期待できるでしょう。
LINE NEWS
LINEアプリのニュース欄に表示される広告を指します。
ニュースを収集しているユーザーへ配信することができるため、新しい情報を届けるような広告と相性が良い配信面になります。
つまり、LINE NEWSという配信面を活かした広告商材で最も訴求力が高く、広告成果が高いものは「新商品」「新発売」の広告となります。
タイムライン
タイムライン上に大きく表示されるため、強いインパクトを与えることができます。アカウントのブロック状況に関わらず配信できるため、一度友達追加したが、今はブロックしている、というユーザーへも情報を届けることができます。
さらに、媒体の発表によるとLINEユーザーの75%以上が月に1度以上タイムラインを利用していることが分かっていることから、LINEユーザーへの広告接触機会も非常に多いといえる配信面で、他のSNSの最大の弱点である利用者以外へは訴求できない、という点を国内の大多数の人をユーザーとして抱えるLINEならではの手法で、広告を届けることができる、という点が最大の特徴になる配信面です。
LINE系アプリ
LINE広告はLINE系のアプリへも表示されます。
10代~30代をターゲットとする場合、有力な出稿先アプリはそのユーザーが多い、LINEマンガとなります。
また、女性の利用者が多いとされるLINE BLOGや、LINEポイント、LINEショッピングへも広告商材のターゲットが女性である場合、有力な配信先になります。
LINE広告ネットワーク
LINE広告ネットワークとは、外部のアプリやメディアに出稿できるサービスを指します。
外部のアプリやメディアの詳細は明かされておりませんが、LINEでのターゲティング(趣味嗜好や年齢など)をもとに配信することができるため。LINE内で成果が良ければ広告接触機会を増加させることができるため、広告成果もより向上します。
LINE広告の配信機能5選
続いて「LINE広告」の配信機能を5つご紹介します。ターゲットに合わせて効率よく広告を運用していきましょう。
デモグラフィックデータ配信
利用者の年齢や性別・地域や興味関心など、属性を絞って配信する方法です。アクションに繋がりやすい利用者に絞って広告が表示されるため、費用対効果の高い配信をおこなうことができます。
オーディエンス配信
利用者の情報や行動履歴を元に広告を配信する方法です。狙った利用者に広告を配信できるため、コンバージョン率を上げることができます。
LINE広告で作成できる「オーディエンスタイプ」は下記の通りです。
- クリックリターゲティング
- インプレッションリターゲティング
- ユーザーIDアップロード
- チャットタグオーディエンス
- 追加経路オーディエンス
- WEBトラフィックオーディエンス
ウェブトラフィックオーディエンスでは、任意のサイトに「LINE Tag」を設置することで、特定のサイトに訪れた利用者に対してターゲティングを行うことができます。いわゆる「リターゲティング配信」が可能です。限られた予算内で効率よく広告を配信したい場合には、とても有効な方法と言えるでしょう。
友だち追加広告
友だち追加広告とは、LINE公式アカウント友だちを追加するタイミングで課金が発生する広告を指します。広告をクリックすると、アカウント情報や友だち追加ボタンが表示されるという「友だち獲得」に特化した広告になっています。
LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信
アカウントの友だちやブロック中の友だちを元にオーディエンスを作成し、広告を配信する方法です。新規顧客を獲得するのに効果的な方法だと言われています。
類似配信
LINE公式アカウントの友だちや顧客情報に類似した利用者をLINEアプリ内で新たに探し、対象者を広げて広告を配信する方法です。類似度が高いほどオーディエンスのサイズは小さくなり、アプローチできる人数は限られます。その分、獲得見込みの高い利用者に広告を配信することが可能です。
おわりに
今回はLINE広告の種類や、掲載面などLINE広告の根幹の、いったいどこに表示されるのか、について説明しました。
LINE広告は今後伸びてくる可能性のある媒体の1つであり、またユーザー数が圧倒的という利点や、女性ユーザーが多いという媒体として非常にしっかりとした特徴を持っています。
LINE広告を出稿する際には、広告商材との相性を踏まえ、広告成果が最大になるように配信することをお勧めします。
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